中心性頸髄損傷で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 高齢者に多い。
2: 骨傷を伴うことが多い。
3: 灰白質の損傷は少ない。
4: 上肢よりも下肢の症状が強い。
5: 後縦靭帯骨化症があると生じやすい。
脳卒中患者の嚥下障害について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 片側性大脳病変では発生しない。
2: 延髄病変で生じやすい。
3: 改訂水飲みテストで評価する。
4: むせなければ安全な嚥下と判断する。
5: 飲み物にとろみをつけるとむせやすい。
原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 男性に多い。
2: 海綿骨の減少を伴う。
3: 喫煙は危険因子である。
4: 低カルシウム血症を伴う。
5: 骨折好発部位は尺骨である。
原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 男性に多い。
2: 海綿骨の減少を伴う。
3: 喫煙は危険因子である。
4: 低カルシウム血症を伴う。
5: 骨折好発部位は尺骨である。
高齢者の頸髄損傷で正しいのはどれか。
1: 半側横断型不全損傷が多い。
2: スポーツ障害で起こりやすい。
3: 頸椎の骨傷を伴わないことが多い。
4: 上肢に比べ下肢の障害が重い。
5: 頸部過屈曲を受傷機転とする。
正しい組合せはどれか。2つ選べ。
1: 重症筋無力症 - 筋 痛
2: Parkinson病 - 折りたたみナイフ現象陽性
3: フリードライヒ失調症 - Romberg徴候陰性
4: Guillain-Barré症候群 - 腱反射減弱
5: 脊髄空洞症 - 解離性感覚障害
疾患と作業種目の組合せで適切なのはどれか。
1: Parkinson病―――――――毛糸のかぎ針編み
2: 関節リウマチ―――――――タイルモザイク
3: 脊髄小脳変性症――――――彫刻
4: 慢性閉塞性肺疾患―――――木工
5: 筋萎縮性側索硬化症――――パソコン操作
変形性膝関節症で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.中年期以降の肥満女性に好発する。イ.エックス線写真で関節腔の狭小化がみられる。ウ.圧痛は膝関節の外側に多い。エ.起立動作時よりも歩行時に痛みが強い。オ.内側楔状足底板が用いられる。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
47歳の女性。多発性硬化症。30歳で発症し、寛解と増悪を繰り返した後、完全寛解していた。1週前に視力低下と小脳症状が出現し、入院となった。視神経と右小脳半球に脱髄を認める。過回内テストで図のような動きが観察された。この患者にみられる所見はどれか。
1: 振 戦
2: 運動分解
3: 測定異常
4: 協働収縮異常
5: 反復拮抗運動不能
正しいのはどれか。
1: 脊柱管狭窄症の間欠跛行は体幹前屈位で軽快する。
2: 椎間板ヘルニアでは深部腱反射は正常である。
3: 第4・5腰椎椎間板ヘルニアでは第4腰神経根が圧迫される。
4: 無分離すべり症は若年層に好発する。
5: ラセーグ徴候は大腿神経障害が反映される。
痙縮を生じにくい疾患はどれか。
1: 脳梗塞
2: 外傷性脳損傷
3: 中心性頸髄損傷
4: 胸椎黄色靱帯骨化症
5: 腰椎椎間板ヘルニア
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの理学療法について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 近位筋の筋力増強訓練は避ける。
2: 股関節と膝関節の屈曲拘縮の予防・改善が重要である。
3: 立位・歩行時の尖足は膝を安定させる作用がある。
4: 立位・歩行時の腰椎前弯はバランスを崩す原因となる。
5: 歩行時の上半身の左右の振れの原因は背筋の筋力低下である。
多発性硬化症に対する作業療法で正しいのはどれか。
1: MS fatigueに対して、Borg指数15に運動強度を設定する。
2: Uhthoff徴候に対して、室温を25℃以下に設定して運動を行う。
3: 筋力低下に対して、漸増抵抗運動を行う。
4: 視力障害を伴う協調性運動障害に対して、Frenkel体操を行う。
5: 有痛性強直性けいれんに対して、他動的関節可動域運動を行う。
高齢者頸髄損傷の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.スポーツ障害で起こりやすい。イ.上肢よりも下肢の障害が大きい。ウ.半側型の不全頸髄損傷である。エ.頸椎の骨傷を伴わない例が多い。オ.頸部過伸展を受傷機転とする。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
手根管症候群の症状で正しいのはどれか。
1: 母指球筋の萎縮
2: 長母指屈筋の麻痺
3: 手背尺側の感覚鈍麻
4: 鷲手
5: レイノー徴候
反射性交感神経性ジストロフィーについて適切でないのはどれか。
1: 外傷や手術が誘因になる。
2: 患肢の発赤・腫脹がある。
3: 疼痛はデルマトームに一致してみられる。
4: 進行すると骨萎縮が生じる。
5: 放置すると疼痛が遷延する。
変形性股関節症で誤っているのはどれか。
1: 日本では二次性が多い。
2: 血沈値が上昇する。
3: 歩き始めに疼痛が出現する。
4: 関節裂隙が狭小化する。
5: 股関節外転が制限される。
デュシェンヌ型筋ジストロフィーステージ7(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)の理学療法で誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.漸増抵抗運動イ.関節可動域訓練ウ.呼吸訓練エ.座位保持装置による側弯予防オ.装具を用いた歩行訓練
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
筋力増強訓練で正しいのはどれか。
1: 遠心性収縮は筋が短縮する。
2: 等尺性収縮は関節の動きを伴う。
3: 等張性収縮は心疾患に禁忌である。
4: 求心性収縮は抵抗が筋張力より大きいときに生じる。
5: 等運動性収縮は可動域全体で筋力強化が可能である。
高齢者の筋力について誤っているのはどれか。
1: 上肢よりも下肢の筋力低下が大きい。
2: 筋力強化によって筋肥大が期待できる。
3: 筋断面積は経年的に減少する。
4: タイプII線維よりもタイプI線維の萎縮が優位である。
5: 筋力強化の初期効果は運動単位動員の増加による。