第40回午前第58問の類似問題

第43回午前:第8問

脳卒中による右片麻痺患者に対する上肢の随意性向上を目的としたアプローチで、易しい順に並んでいるのはどれか。 

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1: ①-②-③

2: ①-③-②

3: ②-①-③

4: ②-③-①

5: ③-②-①

第46回午後:第27問

脳卒中後の肩手症候群について正しいのはどれか。  

1: 体温上昇を伴う。

2: 脳卒中発症直後から生じる。

3: 重度の片麻痺で多くみられる。

4: 患側手背に限局した疼痛を認める。

5: 早期には上肢全体に高度な浮腫を認める。

第52回午後:第35問

末梢神経損傷で予後が最も良いのはどれか。  

1: ニューロトメーシス〈neurotmesis〉

2: アクソノトメーシス〈axonotmesis〉

3: ニューラプラキシア〈neurapraxia〉

4: 神経根引き抜き損傷

5: Waller変性

第47回午前:第54問

外側皮質脊髄路について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 後索を通る。

2: 延髄で交叉する。

3: 運動前野からの投射線維を含まない。

4: 脊髄で前角細胞にシナプス結合する。

5: 上肢に対応する線維は下肢に対応する線維よりも外側にある。

第35回午前:第99問

異常歩行と疾患との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 中殿筋歩行-先天性股関節脱臼

2: 大殿筋歩行-デュシェンヌ型筋ジストロフィー

3: 鶏 歩-前脛骨筋麻痺

4: 分回し歩行-脳卒中片麻痺

5: はさみ足歩行-失調症

第57回午前:第38問

装具と疾患の組合せで正しいのはどれか。  

1: Jewett型装具 ——————————————橈骨神経麻痺

2: Milwaukee装具——————————————先天性股関節脱臼

3: Oppenheimer型装具————————————胸椎圧迫骨折

4: Riemenbügel(リーメンビューゲル)装具——側弯症

5: SOMI装具 ————————————————頸椎環軸骨折

第42回午前:第5問

59歳の女性。脳梗塞発症2週目。左片麻痺のブルンストローム法ステージ上肢III・手指IV・下肢III。重度の感覚障害と左半側空間無視を認める。上肢の分離運動がわずかに出現してきたが、左上肢の疼痛と手部の腫脹および熱感を訴えた。理学療法では、立位と歩行訓練が開始された。この時期の作業療法で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 左上肢の疼痛に対してホットパック

2: 左上肢の随意性向上のためのサンディング

3: 歩行訓練時のアームスリング装着指導

4: プーリーを用いた左上肢の自動介助運動

5: 左手で机上の用紙を押さえての右手書字訓練

第38回午前:第61問

脳卒中片麻痺による痙性歩行の患肢の特徴で誤っているのはどれか。  

1: 立脚相の短縮

2: 遊脚相の股関節内旋

3: 尖足

4: 足部の内反

5: 反張膝

第56回午前:第5問

正中神経麻痺による猿手変形に対する上肢装具はどれか。 

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第55回午前:第14問

65歳の男性。変形性頸椎症。2年前から肩こりがあり、2か月前から頸部伸展時に右手の母指にしびれが出現し、右上肢のだるさと脱力感を自覚するようになった。下肢の症状やバランス不良はみられない。右上肢において筋力低下が最も生じやすいのはどれか。  

1: 三角筋

2: 上腕三頭筋

3: 上腕二頭筋

4: 尺側手根屈筋

5: 長橈側手根伸筋

第42回午後:第79問

末梢神経損傷で誤っているのはどれか。  

1: 筋萎縮

2: 異常感覚

3: 発汗異常

4: 腱反射亢進

5: 筋線維束攣縮

第40回午前:第59問

脊髄損傷のフランケル分類で誤っているのはどれか。  

1: A:運動・知覚の完全麻痺

2: B:運動の完全麻痺、知覚残存

3: C:運動機能は残存しているが実用性なし

4: D:運動機能は正常、知覚障害あり

5: E:運動・知覚機能は正常

第38回午後:第37問

第2のてこの組合せで正しいのはどれか。  

1: 腕橈骨筋-肘関節

2: 上腕二頭筋-肘関節

3: 上腕三頭筋-肘関節

4: 大腿二頭筋-膝関節

5: 大腿四頭筋-膝関節

第43回午前:第70問

脊髄損傷の機能残存レベルと運動の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: L1 - 膝関節伸展

2: L2 - 膝関節屈曲

3: L3 - 股関節外旋

4: L4 - 足関節背屈

5: S1 - 足関節底屈

第35回午後:第15問

筋と支配神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 長橈側手根伸筋-橈骨神経

2: 長母指外転筋-橈骨神経

3: 小指対立筋-正中神経

4: 浅指屈筋-正中神経

5: 母指内転筋-尺骨神経

第38回午前:第68問

二分脊椎の理学療法の目的として適切でないのはどれか。  

1: 移動能力の獲得

2: 残存機能の向上

3: 麻痺の回復

4: 拘縮の予防

5: 補装具の使用

第45回午前:第26問

肩関節周囲炎で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 早期から筋萎縮がみられる。

2: 肩甲上腕リズムは正常に保たれる。

3: 滑車訓練は三角筋の筋力強化を目的とする。

4: 結髪に比べて結帯動作の方が制限されやすい。

5: Codman体操は慣性モーメントを利用して行う。

第56回午前:第83問

第7頸髄後根の障害で生じるのはどれか。  

1: 下垂手

2: Horner徴候

3: 腕橈骨筋の萎縮

4: 上腕三頭筋腱反射の低下

5: 上腕二頭筋の線維束性収縮

  • 答え:4
  • 解説:第7頸髄後根の障害は、上腕三頭筋腱反射の低下を引き起こします。第7頸髄後根は上腕三頭筋に関与しており、その障害により腱反射が低下するためです。
  • 下垂手は橈骨神経の障害により生じます。手関節背屈および全指のMP関節伸展が障害されるため、下垂手が生じるのです。
  • Horner徴候は、第8頸髄レベル~第2胸椎レベルまでの交感神経の障害により生じます。第7頸髄後根の障害とは関係がありません。
  • 腕橈骨筋の萎縮は、第5,6頸椎レベルの障害により生じます。第7頸髄後根の障害とは関係がありません。
  • 上腕三頭筋腱反射の低下は、第7頸髄後根の障害により生じます。第7頸髄後根は上腕三頭筋に関与しており、その障害により腱反射が低下するためです。
  • 上腕二頭筋の線維束性収縮は、第5頸椎レベルの障害により生じます。運動神経や脊髄前角細胞の障害により生じる現象であり、第7頸髄後根の障害とは関係がありません。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第40回午前:第44問

適切でない組合せはどれか。ただし、片麻痺は右で、ブルンストローム法ステージは上肢・手指の順。右利きとする。  

1: II・II-非麻痺側での箸の練習をする。

2: III・IV-麻痺側で受話器を取って耳に当てる。

3: IV・V-麻痺側を調理の補助手として使う。

4: IV・V-手さげカバンを麻痺側肘にかける。

5: V・VI-両手で洗濯物を干す。

第44回午前:第55問

スポーツ外傷と強化すべき筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肩関節前方脱臼 − 肩関節内旋筋

2: 肘関節内側側副靭帯損傷 − 手関節屈筋

3: 膝関節後十字靭帯損傷 − ハムストリングス

4: 反復性膝蓋骨脱臼 − 大腿四頭筋

5: 前距腓靭帯損傷 − 腓骨筋