第47回午前第54問の類似問題

第46回午前:第53問

外側皮質脊髄路が交叉するのはどこか。  

1: 放線冠

2: 内包

3: 中脳

4: 延髄

5: 脊髄

第36回午後:第20問

誤っているのはどれか。  

1: 前脊髄小脳路は前索を通る。

2: 網様体脊髄路は脳幹と脊髄とを結ぶ。

3: 皮質脊髄路は大脳皮質と脊髄前角細胞とを結ぶ。

4: 脊髄視床路は外側と腹側とに分かれる。

5: 後索は延髄下部で交叉する。

第40回午後:第20問

誤っているのはどれか。  

1: 前脊髄小脳路は前索を通る。

2: 網様体脊髄路は脳幹と脊髄とを結ぶ。

3: 皮質脊髄路は大脳皮質と脊髄前角細胞とを結ぶ。

4: 脊髄視床路は外側と腹側とに分かれる。

5: 内側毛帯は延髄下部で交差する。

第43回午後:第9問

誤っているのはどれか。  

1: 内側毛帯は延髄で交叉する。

2: 脊髄視床路は脊髄で交叉する。

3: 前皮質脊髄路は延髄で交叉する。

4: 網様体脊髄路は脳幹と脊髄とを結ぶ。

5: 皮質脊髄路は大脳皮質と脊髄前角とを結ぶ。

第41回午後:第11問

脊髄の解剖で誤っている組合せはどれか。  

1: 外側脊髄視床路-温痛覚

2: 外側皮質脊髄路-随意運動

3: 前脊髄視床路-非識別性触覚

4: 後索-深部覚

5: 前庭脊髄路-二点識別覚

第51回午前:第55問

痛覚の脊髄神経路で正しいのはどれか。  

1: 薄束

2: 楔状束

3: 赤核脊髄路

4: 外側脊髄視床路

5: 外側皮質脊髄路

第38回午後:第11問

脊髄について正しいのはどれか。  

1: 脊髄には3つの膨大部がある。

2: 下端は第3、4腰椎レベルにある。

3: 後角は運動神経細胞が密集している。

4: 白質は前索と後索の2つの索に区分される。

5: 灰白質は横断面でH形の灰白柱をつくる。

第53回午前:第54問

錐体路について誤っているのはどれか。  

1: 大脳の運動皮質から始まる。

2: 大脳の基底核を経由する。

3: 大脳脚を経由する。

4: 大多数は延髄で交差する。

5: 脊髄の前角でシナプスを形成する。

  • 答え:2
  • 解説:錐体路は大脳の運動皮質から始まり、大脳脚を経由し、延髄で交差し、脊髄の前角でシナプスを形成する。しかし、大脳の基底核を経由するのは錐体外路系であり、錐体路ではない。
  • 正しい。錐体路は大脳の運動皮質から始まり、皮質運動野の大型錐体細胞から起こる。
  • 誤り。錐体路は大脳の基底核を経由しない。基底核は錐体外路系に属する。
  • 正しい。錐体路は内包を通った後、中脳の大脳脚を経由する。
  • 正しい。錐体路の大多数(約80%)は下部延髄で交差(錐体交叉)し、対側の外側皮質脊髄路を通る。交差しない線維束は、同側の外側皮質脊髄路や前皮質脊髄路を通る。
  • 正しい。錐体路のどの経路でも、脊髄の前角で次のニューロンとシナプスを形成する。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第51回午前:第53問

脊髄について正しいのはどれか。  

1: 下端は第5腰椎までである。

2: 後根は脊髄神経節をつくる。

3: 終糸は尾骨前面に付着する。

4: 中心管の周囲に白質が存在する。

5: 脊髄円錐は脳と脊髄の移行部である。

第52回午後:第62問

四肢からの感覚伝導路について正しいのはどれか。  

1: 触覚の線維は中脳で交叉する。

2: 圧覚の線維は脊髄視床路を通る。

3: 温度覚の線維は脊髄節で交叉する。

4: 一次ニューロンの細胞体は後角にある。

5: 痛覚の伝導路は延髄で二次ニューロンになる。

第39回午後:第10問

錐体路を構成するのはどれか。  

1: 脊髄延髄路

2: 後脊髄小脳路

3: 前庭脊髄路

4: 前脊髄視床路

5: 外側皮質脊髄路

第45回午前:第72問

膝関節で正しいのはどれか。  

1: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。

2: 最終伸展時に脛骨の外旋が起こる。

3: 外側半月は外側側副靱帯と結合する。

4: 大腿骨軸と脛骨軸とは軽度内反している。

5: 後十字靱帯は大腿骨の顆間窩後方に付着する。

第34回午後:第10問

皮質脊髄路に含まれないのはどれか。  

1: 中心前回

2: 内 包

3: 大脳脚

4: 錐体交叉

5: 脳神経核

第57回午後:第55問

脊髄について正しいのはどれか。  

1: 体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体は後根神経節に存在する。

2: 白質はその大部分を神経細胞の細胞体が占める。

3: 運動神経細胞は後角にある。

4: 深部感覚は前索を上行する。

5: 温痛覚は後索を上行する。

  • 答え:1
  • 解説:この問題では、脊髄に関する知識を問うています。脊髄は中枢神経系の一部であり、神経細胞の細胞体や神経線維が集まっています。正しい選択肢は、体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体が後根神経節に存在することです。
  • 選択肢1は正しいです。体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体は後根神経節に存在します。これは、感覚情報を脊髄に伝達する役割を果たしています。
  • 選択肢2は間違いです。白質は神経線維が集まっている部分であり、その大部分を神経細胞の細胞体が占めるのは灰白質です。白質は脊髄の周囲にあり、神経線維が無数に走っています。
  • 選択肢3は間違いです。運動神経細胞は脊髄の前角に存在し、筋肉への指令を伝える役割を果たしています。後角には感覚神経細胞があり、感覚情報を受け取ります。
  • 選択肢4は間違いです。深部感覚は脊髄の後索を上行し、脳に伝達されます。前索は粗大触圧感覚が上行する部分であり、深部感覚とは異なります。
  • 選択肢5は間違いです。温痛覚は脊髄の側索を上行し、脳に伝達されます。後索は深部感覚が上行する部分であり、温痛覚とは異なります。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第47回午前:第60問

スカルパ三角で誤っているのはどれか。  

1: 坐骨神経が通る。

2: 大腿動脈が通る。

3: 底面に恥骨筋がある。

4: 外側は縫工筋で形成される。

5: 内側は長内転筋で形成される。

第40回午後:第41問

正しいのはどれか。  

1: 距腿関節は背屈位で内外転が容易になる。

2: 外がえしは回内・外転・背屈の複合運動である。

3: 横足根関節は距舟関節と距骨下関節からなる。

4: 外側縦足弓は踵骨・舟状骨・第5中足骨からなる。

5: 長腓骨筋は足関節の背屈筋として作用する。

第36回午後:第36問

大脳皮質について誤っているのはどれか。  

1: 脳梁は皮質と視床とを結合する。

2: 連合線維は半球の各皮質部を連絡する。

3: 一次運動野は中心溝の直前にある。

4: 神経細胞の形と配列とから6層に区別できる。

5: 皮質を中枢とする姿勢反射がある。

第44回午後:第43問

脊柱の屈曲に関与する筋で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腹直筋

2: 上後鋸筋

3: 外腹斜筋

4: 腰方形筋

5: 脊柱起立筋

第50回午前:第73問

足部の運動で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 第三腓骨筋は内がえしに作用する。

2: 長母指伸筋は外がえしに作用する。

3: 長腓骨筋は横アーチの維持に作用する。

4: 長指屈筋は内側縦アーチの維持に作用する。

5: 後脛骨筋は外側縦アーチの維持に作用する。

第53回午前:第51問

骨について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 長骨の骨幹には髄腔がある。

2: 骨には緻密骨と海綿骨がある。

3: 骨芽細胞は骨吸収に関与している。

4: 骨の関節面は滑膜で覆われている。

5: 骨膜は骨の長軸方向の成長に関わる。

  • 答え:1 ・2
  • 解説:この問題では、骨に関する正しい知識を選ぶことが求められています。正しい選択肢は1と2で、長骨の骨幹には髄腔があり、骨には緻密骨と海綿骨があることが正しいです。
  • 長骨の骨幹には髄腔があります。髄腔は管状の空間で、骨髄が入っています。骨髄は赤骨髄と黄骨髄があり、赤骨髄は造血機能があり、黄骨髄は脂肪細胞が多く含まれています。
  • 骨には緻密骨(皮質骨)と海綿骨があります。緻密骨は骨の表在部にあり、強度と剛性を提供します。海綿骨は骨の内部にあり、軽量化と衝撃吸収を担当しています。また、海綿骨の空間には骨髄が存在します。
  • 骨芽細胞は骨新生に関与していますが、骨吸収には関与していません。骨吸収に関与するのは破骨細胞で、骨を分解してカルシウムなどの成分を血液に放出します。
  • 骨の関節面は関節軟骨で覆われています。関節軟骨は摩擦を減らし、衝撃を吸収する役割を果たします。滑膜は関節包の最内層に位置し、関節腔の内壁を形成し、滑膜液を分泌して関節の動きをスムーズにします。
  • 骨膜は骨の横径の成長に関わっています。骨膜は骨の表面を覆い、骨の太さを増やす役割があります。長軸方向の成長には骨端成長板が関与し、成長期に骨の長さを伸ばします。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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