第57回午後第36問の類似問題

第44回午前:第63問

糖尿病患者に対する運動で正しいのはどれか。  

1: 代謝改善を目的とした運動は1日2回行うのが望ましい。

2: 脂質代謝の改善は糖代謝改善よりも短い運動時間で達成できる。

3: 運動習慣のない高齢者に対する運動強度は80%VO2maxが望ましい。

4: 運動によるエネルギー消費は1日の摂取エネルギーの40%を目標とする。

5: 効率的にエネルギーを消費させるために運動強度を強くして短時間で行う。

第50回午後:第30問

筋力増強訓練で正しいのはどれか。  

1: 遠心性収縮は筋が短縮する。

2: 等尺性収縮は関節の動きを伴う。

3: 等張性収縮は心疾患に禁忌である。

4: 求心性収縮は抵抗が筋張力より大きいときに生じる。

5: 等運動性収縮は可動域全体で筋力強化が可能である。

第40回午前:第61問

糖尿病の運動療法で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.肥満例ではやや多めの総摂取エネルギーとする。イ.運動強度は最大酸素摂取量の70%程度が適切である。ウ.血糖値が高いほど効果的である。エ.運動強度は漸増運動負荷試験で決定する。オ.運動によってインスリン抵抗性が改善する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第55回午後:第41問

筋力増強運動について正しいのはどれか。  

1: 等尺性筋力増強運動では1回あたり20~30秒間以上の収縮が必要である。

2: 筋力を維持するためには最大筋力の70~80%以上の抵抗が必要である。

3: 目的としていない筋に代償運動が起こる方がよい。

4: 等速性筋力増強運動では重錘ベルトを使用する。

5: 等尺性筋収縮では血圧上昇に留意する。

第44回午前:第10問

25歳の男性。身長170cm、体重 60kg。ランプ運動負荷試験における運動中の呼気ガス分析データを図に示す。正しいのはどれか。 

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1: 回帰直線の傾きは呼吸商を意味する。

2: 対象者の最大運動能力は約10 METsである。

3: 酸素摂取量が1,500 ml/min付近に無酸素性代謝閾値(AT)がある。

4: 二酸化炭素排出量が2,500 ml/minの運動では脂肪が燃焼されやすい。

5: 最高酸素摂取量は約3,500 ml/minである。

第49回午後:第63問

運動負荷による臓器への血流配分について正しいのはどれか。  

1: 冠血流は減少する。

2: 肝血流は減少する。

3: 腎血流は増加する。

4: 脳血流は増加する。

5: 皮膚血流は減少する。

第39回午前:第78問

心筋梗塞に対するリハビリテーションの効果として認められないのはどれか。  

1: 運動耐容能の向上

2: HDLコレステロールの減少

3: 下肢筋力の増大

4: 安静時心拍数の低下

5: 生活の質の向上

第37回午前:第77問

慢性期虚血性心疾患の運動療法で誤っているのはどれか。  

1: 最大心拍数の60~70%を指標にする。

2: 1回の運動時間は30~60分とする。

3: 準備運動と整理運動を行う。

4: 週1回の指導と自主訓練とを組み合わせる。

5: 自覚的運動強度はボルグ指数16~18で行う。

第37回午前:第80問

糖尿病患者における運動療法の効果で適切でないのはどれか。  

1: インスリン感受性の増大

2: 体脂肪率の減少

3: 中性脂肪の減少

4: HDLコレステロールの減少

5: 最大酸素摂取量の増大

第45回午後:第95問

加齢によって増加するのはどれか。  

1: 夜間尿量

2: 腰椎骨密度

3: 左室駆出率

4: 動脈血酸素分圧

5: 最大酸素摂取量

第37回午前:第7問

40歳の男性。身長160 cm、体重75 kg。減量トレーニングのため自転車エルゴメーターによる運動負荷テストを行った。結果は150 kg・m/分の運動負荷で心拍数が100/分、300 kg・m/分で120/分、450 kg・m/分で140/分であった。図と以下の式とを使用して求めた最大酸素摂取量はどれか。*最大酸素摂取量=3.5+2×(運動負荷量/体重)*予測最大心拍数=220-年齢 

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1: 21.5 ml/分・kg

2: 23.5 ml/分・kg

3: 25.5 ml/分・kg

4: 27.5 ml/分・kg

5: 29.5 ml/分・kg

第53回午前:第69問

等張性運動について正しいのはどれか。  

1: 角速度は一定である。

2: 等尺性運動に比べ血圧が上昇しやすい。

3: 等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい。

4: 等尺性運動に比べ心拍数が増加しやすい。

5: 負荷に抗して姿勢を維持するときに起こる。

  • 答え:3
  • 解説:等張性運動は筋肉の長さが変化し、関節の動きが伴う運動であり、等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい特徴がある。
  • 角速度が一定であるのは等速性運動であり、等張性運動ではない。
  • 等尺性運動の方が等張性運動よりも血圧が上昇しやすい。等尺性運動は筋収縮を行う際に筋血流が減少し、末梢血管抵抗の増加をきたすため、血圧が上昇する。
  • 等張性運動は等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい。等尺性運動は末梢血管を圧迫し血流抵抗が高くなるため、筋血流が減少する。
  • 等尺性運動は等張性運動よりも心拍数が増加しやすい。そのため、心疾患患者への等尺性運動は好ましくない。
  • 負荷に抗して姿勢を維持するときに起こるのは等尺性運動であり、等張性運動ではない。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午後:第39問

口すぼめ呼吸で正しいのはどれか。  

1: 気道の虚脱を抑える。

2: 全肺気量を増加させる。

3: 吸気時間を延長させる。

4: 呼吸仕事量を増加させる。

5: 機能的残気量を増加させる。