第43回午前第97問の類似問題

第42回午前:第97問

てんかん患者が作業療法中に口をもぐもぐさせて、無目的な動作を10秒間繰り返した。この発作はどれか。  

1: ジャクソン型発作

2: ミオクロニー発作

3: 欠神発作

4: 複雑部分発作

5: 強直間代発作

第44回午前:第98問

てんかん患者が作業療法中に突然口をもぐもぐさせ、舌なめずりをはじめた。声かけしても返答がなかった。この発作はどれか。  

1: ミオクロニー発作

2: 複雑部分発作

3: 単純部分発作

4: 欠伸発作

5: 間代発作

第39回午前:第82問

てんかん患児が、作業中に動作が突然止まってぼんやりとしたが、数秒後には作業を再開した。考えられるのはどれか。  

1: 強直間代発作

2: ミオクロニー発作

3: 欠神発作

4: 複雑部分発作

5: 脱力発作

第40回午前:第96問

作業療法中に、瞬間的に全身がビクッとするようなけいれんが起こったが、意識は保たれていた。このてんかん発作はどれか。  

1: 脱力発作

2: 複雑部分発作

3: 欠神発作

4: ミオクロニー発作

5: 強直間代発作

第45回午前:第49問

作業療法中に瞬間的に全身がピクッとするようなけいれんが起こったが意識は保たれている。このてんかん発作はどれか。  

1: 脱力発作

2: 欠神発作

3: 複雑部分発作

4: Jackson型発作

5: ミオクロニー発作

第36回午前:第39問

30歳のてんかん患者。陶芸作業中、突然動作が止まりぼんやりして口をもぐもぐさせていた。しばらくして、再び陶芸作業を始めた。作業療法士が尋ねると「昔見た光景がありありと目に浮かんできた」と答えた。考えられる発作はどれか。  

1: 強直間代発作

2: 複雑部分発作

3: 欠神発作

4: ジャクソン発作

5: ミオクロニー発作

第34回午前:第98問

てんかん患者が絵画作業中に突然動作が止まり筆を落としたが、数秒後には作業を再開した。考えられるのはどれか。  

1: 欠神発作

2: 精神運動発作

3: 強直間代発作

4: ジャクソン発作

5: ミオクロニー発作

第57回午前:第96問

てんかん発作で意識障害を伴わないのはどれか。  

1: 間代発作

2: 強直発作

3: 欠神発作

4: Jackson発作

5: 非定型欠神発作

  • 答え:4
  • 解説:てんかん発作には様々なタイプがあり、意識障害を伴うものと伴わないものがある。この問題では、意識障害を伴わないてんかん発作を求めている。
  • 間代発作は意識障害を伴い、手足をガクガクと一定のリズムで痙攣が起きることが特徴であるため、正解ではない。
  • 強直発作は突然に意識障害が起き、呼吸が停止し、手足を強直することが特徴であるため、正解ではない。
  • 欠神発作は突然に意識障害が起きるが、痙攣などは確認できないため、正解ではない。
  • Jackson発作は単純部分発作であり、意識障害を伴わないため正解である。この発作は局所の痙攣から始まり、拡大して全身の痙攣に至ることがある。
  • 非定型欠神発作は意識障害とミオクロニー発作などの他の症状も見られるため、正解ではない。
  • 科目:精神障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午前:第28問

25歳の女性。てんかん患者。9歳ころから、突然一点を凝視したまま動きが止まり、すぐにバタンと倒れ、全身を強く硬直させ、その後1分位両側の手足の関節を屈曲・伸展させる発作がみられるようになった。現在は薬物療法によって発作は抑えられているが、自室に閉じこもりがちである。通院で作業療法を行うことになった。この患者の発作型はどれか。  

1: 複雑部分発作

2: ミオクロニー発作

3: 欠神発作

4: ジャクソン発作

5: 大発作

第35回午後:第73問

突然の意識障害とともに口をもぐもぐしたり、手で自分の衣類をまさぐる動作をする発作はどれか。  

1: 強直間代発作

2: 精神運動発作

3: 欠神発作

4: 点頭発作

5: 脱力発作

第41回午後:第100問

てんかんで正しいのはどれか。  

1: 部分発作は全般発作より治療によって抑制されやすい。

2: ミオクロニー発作は全般発作に分類される。

3: 単純部分発作は数秒間の意識減損を伴う。

4: 熱性けいれんの半数以上はてんかんに移行する。

5: てんかん患者の自動車運転は生涯禁止されている。

第49回午後:第49問

てんかん患者の作業療法においてみられる動作で複雑部分発作と考えられるのはどれか。  

1: 急に立ち上がって歩き回る。

2: 同じ手順の所作を繰り返す。

3: かたくなに作業を続ける。

4: 見本と作品を見比べる。

5: 首を何度も急にひねる。

第36回午後:第76問

小児期に突然数秒間、意識の消失のみがみられる発作はどれか。  

1: 欠神発作

2: 強直間代発作

3: ジャクソン発作

4: ミオクロニー発作

5: 精神運動発作

第49回午後:第97問

欠神発作について正しいのはどれか。  

1: 知的障害を伴う。

2: チアノーゼを伴う。

3: 学童期の発症が多い。

4: 部分発作に分類される。

5: けいれんは一側上肢から全身に広がる。

第37回午前:第83問

作業療法中に、急に手足が動かなくなったり、声がでなくなったりするのはどれか。  

1: 転換性障害

2: 回避性障害

3: 行為障害

4: 身体化障害

5: 心気障害

第46回午後:第46問

てんかんの複雑部分発作の特徴で正しいのはどれか。  

1: 自動症がみられる。

2: 短い意識消失が突然生じる。

3: 強直間代けいれんが起こる。

4: 自律神経症状が10秒から数分続く。

5: けいれんが手から腕、足へと移動する。

第54回午前:第47問

強直間代けいれんの発作時の対応で正しいのはどれか。  

1: 上下肢を抑える。

2: タオルを嚙ませる。

3: 発作の様子を記録する。

4: 刺激を加えて意識障害の程度を判定する。

5: 発作終了後、直ちに抗てんかん薬を服用させる。

  • 答え:3
  • 解説:強直間代けいれんの発作時の対応として、患者の安全を確保し、発作の様子や持続時間を記録することが重要です。これにより、後日医師に正確な状況を伝えることができ、適切な治療が行われることにつながります。
  • 上下肢を抑えることは、患者や援助者に怪我をさせる可能性があるため、避けるべきです。代わりに、危険な物を患者から遠ざけて安全な環境を作ることが重要です。
  • タオルを嚙ませることは、窒息の危険性があるため行ってはいけません。患者の安全を確保するために、他の対応方法を検討する必要があります。
  • 発作の様子や持続時間を記録することは正しい対応です。これにより、後日医師に正確な状況を伝えることができ、適切な治療が行われることにつながります。
  • 意識障害の状況を観察することは有益ですが、発作中に刺激を加えることは避けるべきです。刺激を加えることで、けいれん症状が悪化する危険性があります。
  • 発作終了後は患者が疲労し、睡眠やもうろう状態となることがあります。このため、抗てんかん薬の内服はできない場合があります。医師の指示に従って、適切なタイミングで薬を服用させることが重要です。
  • 科目:その他の精神障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午後:第48問

てんかん患者が作業療法中に強直間代発作の重積状態を呈したときの対応として最も優先すべきなのはどれか。  

1: 家族に連絡する。

2: 呼吸を確認する。

3: 服薬状況を確認する。

4: 四肢を押さえて固定する。

5: 心電図モニターを装着する。

第56回午後:第42問

解離性けいれん発作について正しいのはどれか。  

1: 誘因なく突然起こる。

2: 睡眠中には起こらない。

3: 発作持続時間は数分程度である。

4: 発作時に意識は完全に消失する。

5: 転倒による打撲傷が頻繁にみられる。

  • 答え:2
  • 解説:解離性けいれん発作は、外見上はてんかん発作に似ているが、発作症状や脳波検査でてんかん発作の特徴が見られない。主にストレス因子に関連して出現し、睡眠中には起こらない。
  • 選択肢1は誤り。解離性けいれん発作は、心因性の誘因があるとされており、必ずしも突然起こるわけではない。
  • 選択肢2は正しい。解離性けいれん発作は、睡眠中には起こらないとされている。
  • 選択肢3は誤り。解離性けいれん発作の持続時間は長く、1時間~数時間続くことがある。
  • 選択肢4は誤り。解離性けいれん発作では、意識障害は起こさない。
  • 選択肢5は誤り。解離性けいれん発作では、転倒が生じても意識障害がなく、受け身が取れるため、打撲傷の頻度は少ない。
  • 科目:その他の精神障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午前:第49問

作業療法中にみられるてんかん患者の発作症状でないのはどれか。  

1: 虚空を注視する。

2: 強い執着性を示す。

3: 眼球が共同偏向する。

4: 突然に会話を停止する。

5: 急に立ち上がって歩きまわる。