第57回午前第50問の類似問題

第47回午後:第36問

大腿義足の膝継手の選択で適切でないのはどれか。  

1: 短断端では立脚相での安定性を優先する。

2: 長断端では遊脚相でのコントロールを優先する。

3: 高齢の切断者では多軸インテリジェント膝を用いる。

4: 不整地歩行を行う場合にはイールディング機構を用いる。

5: 活動性の低い切断者ではアライメントによる安定化を図る。

第38回午前:第68問

二分脊椎の理学療法の目的として適切でないのはどれか。  

1: 移動能力の獲得

2: 残存機能の向上

3: 麻痺の回復

4: 拘縮の予防

5: 補装具の使用

第49回午前:第33問

疾患と診断に有用な整形外科的検査法の組合せで正しいのはどれか。  

1: アキレス腱断裂 ― Thompsonテスト

2: 三角靱帯断裂 ― 足関節内反ストレステスト

3: 前十字靱帯断裂 ― 膝後方引き出しテスト

4: 半月板断裂 ― 膝外反ストレステスト

5: 腓腹筋断裂 ― 下肢伸展挙上テスト

第55回午後:第30問

下肢の異常と金属支柱付き短下肢装具の足継手の設定との組合せで正しいのはどれか。  

1: 尖足――――――――――前方制動

2: 反張膝―――――――――遊動

3: 立脚時の膝折れ―――――前方制動

4: 下腿三頭筋の痙縮――――遊動

5: 前脛骨筋の弛緩性麻痺――遊動

第37回午前:第69問

骨関節疾患と治療との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 頸椎症-頸部筋の等尺性運動

2: 化膿性脊椎炎-超音波療法

3: 肩関節周囲炎-コッドマン体操

4: 変形性股関節症-部分免荷歩行

5: 先天性股関節脱臼-牽引療法

第42回午前:第62問

脊髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)患者の四肢麻痺治療として適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩関節周囲筋に対する最大等尺性運動

2: 手指伸筋に対する自動介助運動

3: 大腿四頭筋筋力改善目的の電気治療

4: ハムストリングスへの持続的伸張運動

5: 上腕二頭筋の痙性への温熱療法

第54回午前:第8問

55歳の男性。倒れてきた本棚により右肘上部を圧迫され正中神経麻痺を生じた。約1か月経過したが、右上肢の運動障害と感覚障害を認めていることから装具療法を行うことになった。使用する装具で正しいのはどれか。  

1: 長対立装具

2: IP伸展補助装具

3: ナックルベンダー

4: Thomas型懸垂装具

5: コックアップ・スプリント

  • 答え:1
  • 解説:この患者は高位型の正中神経麻痺を持っており、長対立装具が適切な装具療法となります。他の選択肢は、それぞれ異なる神経麻痺や状況に対応する装具です。
  • 長対立装具は、高位型の正中神経麻痺による祈祷肢位変形に対して適応となる。この患者の症状に適切な装具であるため、正しい選択肢です。
  • IP伸展補助装具は、マレットフィンガーなどIP関節の屈曲拘縮に対して適応となる。この患者の症状とは関係がないため、間違った選択肢です。
  • ナックルベンダーは、MP関節を屈曲位にさせることで機能的肢位を保ち、把持を行いやすくする装具である。尺骨神経麻痺による鷲手に対して適応となる。この患者の症状とは関係がないため、間違った選択肢です。
  • Thomas型懸垂装具は、高位型の橈骨神経麻痺による下垂手に対して適応となる。この患者の症状とは関係がないため、間違った選択肢です。
  • コックアップ・スプリントは、手関節背屈位保持のために用いられる。高位型の橈骨神経麻痺や橈骨遠位端骨折などに対して適応となる。この患者の症状とは関係がないため、間違った選択肢です。
  • 科目:整形外科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午前:第6問

39歳の男性。頸髄完全損傷(第7頸髄節まで機能残存)で発症後3か月経過。脊髄損傷以外の合併損傷はなく、受傷後の合併症にも著しいものはない。理学療法で適切でないのはどれか。  

1: プッシュアップによる除圧

2: 浴槽への出入り動作

3: ベッドから車椅子への側方移乗

4: 車椅子から便器への移乗

5: キャスターを上げての段差の下降

第51回午前:第34問

関節リウマチに合併しやすいのはどれか。  

1: 内反足

2: 脊椎分離症

3: Heberden結節

4: Dupuytren拘縮

5: 指伸筋腱皮下断裂

第39回午前:第71問

膝周囲のスポーツ外傷と理学療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 前十字靱帯再建術後-膝伸展可動域の制限

2: 関節鏡視下半月板切除術後-早期部分荷重訓練

3: ジャンパー膝-膝窩部への超音波療法

4: 腸脛靱帯炎-ランニングの禁止

5: 離断性骨軟骨炎-膝関節固定装具の適用

第35回午前:第58問

股関節亜脱臼を伴う痙直型両麻痺児の運動療法で適切でないのはどれか。  

1: 股関節装具を装着して歩行

2: トランポリンを使用して跳躍

3: 起立台を使用して持続ストレッチ

4: クローラーを利用して四つ這い

5: テーブルを利用して膝立ち

第38回午前:第74問

合併症のない脊髄損傷(第8頸髄節まで機能残存)患者の住宅改修指導で適切でないのはどれか。  

1: 便座の高さは車椅子使用時の座面高に合わせる。

2: 玄関にスロープを設置する。

3: 寝室に天井走行式リフターを設置する。

4: フローリング化し段差をなくす。

5: 廊下幅を拡げる。

第43回午前:第19問

脊髄小脳変性症患者に適切な自助具はどれか。2つ選べ。  

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第42回午前:第64問

第3腰髄節レベルまで機能残存の完全対麻痺患者における合併症で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 褥 瘡

2: 体温調節障害

3: 神経因性膀胱

4: 起立性低血圧

5: 自律神経過反射

第48回午後:第34問

頸髄損傷(第5頸髄まで機能残存)患者が獲得できる機能で正しいのはどれか。  

1: 自己導尿ができる。

2: ズボンの着脱ができる。

3: 自助具なしで食事摂取ができる。

4: ノブ付ハンドリムの車椅子を操作できる。

5: トランスファーボードを使ってベッドから車椅子へ移乗できる。

第43回午前:第90問

脳卒中片麻痺患者に対する短下肢装具において、靴べら型装具に比べ背屈遊動・底屈制限の継手付装具が有利な点はどれか。2つ選べ。  

1: 装着しやすい。

2: 坂道を下りやすい。

3: しゃがみ込みがしやすい。

4: 麻痺側遊脚期に振り出しやすい。

5: 麻痺側立脚期の重心の前方移動を妨げない。

第44回午前:第86問

膝装具の種類と適応との組合せで正しいのはどれか。  

1: HRC膝装具 − 膝折れを防ぐ。

2: 膝蓋骨制動装具 − 外反動揺を防ぐ。

3: 支柱付膝サポーター − 下腿回旋を制限する。

4: スウェーデン式膝装具 − 反張膝を防ぐ。

5: デローテーション装具 − 外側スラストを防ぐ。

第37回午前:第15問

脊髄損傷(第8頸髄節まで機能残存)患者のプッシュアップ運動の介助手技で適切なのはどれか。(矢印は介助者の力の方向を示す)  

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第39回午前:第65問

脳血管障害の症状と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 関節拘縮-モビライゼーション

2: 下肢共同運動-ブリッジ運動

3: 肩手症候群-ホットパック

4: 肩関節亜脱臼-肩関節周囲筋の同時収縮

5: 非対称性座位姿勢-体幹装具の作製

第36回午前:第58問

痙直型片麻痺児の促通すべき要素で誤っているのはどれか。  

1: 患側肩甲帯の前方突出

2: 正中位での上肢活動

3: 体幹の支持性

4: 立位で下肢の陽性支持反射

5: 座位での平衡反応