第57回午前第23問の類似問題

第47回午前:第54問

外側皮質脊髄路について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 後索を通る。

2: 延髄で交叉する。

3: 運動前野からの投射線維を含まない。

4: 脊髄で前角細胞にシナプス結合する。

5: 上肢に対応する線維は下肢に対応する線維よりも外側にある。

第44回午後:第26問

正しいのはどれか。  

1: 瞳孔散大は副交感神経の作用である。

2: 視細胞の錐状体は明暗感覚に関与する。

3: 視神経乳頭部は視力の最も良い部分である。

4: 内側膝状体は視覚伝導路に含まれる。

5: 左視野の視覚情報は右後頭葉に入力する。

第44回午後:第22問

神経伝導で正しいのはどれか。  

1: 体温の低い方が速い。

2: 髄鞘のない方が速い。

3: 線維直径の太い方が速い。

4: 線維が長いと活動電位は減衰する。

5: 線維の途中を刺激すると刺激部位から片側性に伝導する。

第51回午後:第63問

神経線維について正しいのはどれか。  

1: Aα線維は錘外筋線維を支配する。

2: Aβ線維は錘内筋線維を支配する。

3: Aγ線維は皮膚の痛覚を伝える。

4: Aδ線維は自律神経の節前線維である。

5: C線維は圧覚を伝える。

第41回午後:第24問

運動単位に含まれないのはどれか。  

1: ベッツ細胞

2: 前角細胞

3: 軸索

4: 神経終板

5: 筋線維

第41回午後:第27問

視覚系で正しいのはどれか。  

1: 右視野の物体は網膜の右半分に像を結ぶ。

2: 錐体細胞は周辺視野の受容器である。

3: 杆体細胞は暗順応に関与しない。

4: 視覚信号は外側膝状体でニューロンを乗り換える。

5: 大脳一次視覚野は側頭葉にある。

第51回午後:第92問

中枢神経発生に伴う先天奇形とその特徴の組合せで正しいのはどれか。  

1: 滑脳症―――――――――脳溝増加

2: 全前脳胞症―――――――顔面外側の欠損

3: 二分脊椎――――――――水頭症合併

4: Arnold-Chiari奇形―――脊髄の頭蓋内嵌入

5: Dandy-Walker症候群―――後頭蓋縮小

第34回午後:第38問

運動単位について正しいのはどれか。  

1: 運動単位には求心性線維が含まれる。

2: 同じ筋肉内では小さな運動単位は持久性に優れる。

3: 随意運動時には大きな運動単位ほど先に活動を始める。

4: 同じ筋肉内では筋線維のタイプは同じである。

5: 発射頻度は200~500回/秒である。

第49回午後:第54問

舌の運動を支配する神経の神経核があるのはどれか。  

1: 間脳

2: 中脳

3: 橋

4: 延髄

5: 脊髄

第38回午後:第23問

末梢神経伝導速度で正しいのはどれか。  

1: 長い神経線維ほど速い。

2: 軸索直径が小さいほど速い。

3: 温度が低いと速い。

4: 電気刺激に対する閾値が低いと速い。

5: 運動神経は感覚神経より速い。

第47回午後:第62問

自原抑制について正しいのはどれか。  

1: 受容器は筋紡錘である。

2: 単シナプス反射である。

3: 効果器は同名筋である。

4: 反射の中枢は中脳にある。

5: 求心性神経はⅠa群である。

第47回午後:第59問

視覚器で正しいのはどれか。  

1: 虹彩には瞳孔括約筋がある。

2: 眼動脈は外頸動脈の分枝である。

3: 視神経乳頭は眼球軸の外側にある。

4: 角膜には血管が多数分布している。

5: 網膜中心窩には錐体よりも杆体の方が多い。

第40回午後:第20問

誤っているのはどれか。  

1: 前脊髄小脳路は前索を通る。

2: 網様体脊髄路は脳幹と脊髄とを結ぶ。

3: 皮質脊髄路は大脳皮質と脊髄前角細胞とを結ぶ。

4: 脊髄視床路は外側と腹側とに分かれる。

5: 内側毛帯は延髄下部で交差する。

第36回午後:第20問

誤っているのはどれか。  

1: 前脊髄小脳路は前索を通る。

2: 網様体脊髄路は脳幹と脊髄とを結ぶ。

3: 皮質脊髄路は大脳皮質と脊髄前角細胞とを結ぶ。

4: 脊髄視床路は外側と腹側とに分かれる。

5: 後索は延髄下部で交叉する。

第57回午後:第54問

運動神経線維のみの脳神経はどれか。2つ選べ。  

1: 滑車神経

2: 三叉神経

3: 顔面神経

4: 舌咽神経

5: 舌下神経

  • 答え:1 ・5
  • 解説:運動神経のみの脳神経は、滑車神経、外転神経、副神経、舌下神経である。感覚機能のみの神経は、嗅神経、視神経、内耳神経である。複数の神経が関与する神経は、動眼神経、三叉神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経である。
  • 滑車神経は運動神経のみの脳神経であり、目の外側直筋を支配しています。そのため、正解です。
  • 三叉神経は運動神経と感覚神経が関与する脳神経であり、顔面の感覚や咀嚼筋の運動を支配しています。そのため、間違いです。
  • 顔面神経は運動神経、感覚神経、自律神経が関与する脳神経であり、顔面の表情筋の運動や味覚、涙腺・唾液腺の分泌を支配しています。そのため、間違いです。
  • 舌咽神経は運動神経、感覚神経、自律神経が関与する脳神経であり、咽頭の筋肉の運動や咽頭の感覚、舌の後部の味覚を支配しています。そのため、間違いです。
  • 舌下神経は運動神経のみの脳神経であり、舌の筋肉を支配しています。そのため、正解です。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午後:第24問

神経線維について正しいのはどれか。  

1: Aα線維は圧覚を伝える。

2: Aβ線維は皮膚の痛覚を伝える。

3: Aγ線維は筋紡錘の錘内筋線維を支配する。

4: Aδ線維は自律神経の節前線維である。

5: C線維は運動神経線維である。

第57回午後:第62問

深部腱反射について正しいのはどれか。  

1: 感覚入力はⅢ群求心性線維を介する。

2: 運動出力はα運動神経を介する。

3: 錘外筋線維が受容器となる。

4: 反射閾値は一定である。

5: 高齢者では亢進する。

  • 答え:2
  • 解説:深部腱反射は、筋紡錘や腱器官が受容器となり、Ⅰa群求心性線維を介して感覚入力が行われ、α運動神経を介して運動出力が行われる。反射閾値は一定ではなく、環境や筋の状態によって変化する。また、高齢者では深部腱反射は減弱する。
  • 選択肢1は誤りです。感覚入力はⅠa群求心性線維を介して行われます。
  • 選択肢2は正しいです。運動出力はα運動神経を介して行われます。
  • 選択肢3は誤りです。受容器は筋紡錘と腱器官です。
  • 選択肢4は誤りです。反射閾値は一定ではなく、環境や筋の状態によって変化します。
  • 選択肢5は誤りです。高齢者では深部腱反射は減弱する。これは加齢による末梢神経の神経変性が関係しているとされています。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第34回午後:第21問

骨格筋の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.ミオグロビン含有量により色が異なる。イ.内臓筋に比べて電気刺激閾値が高い。ウ.自律性をもつ。エ.内臓筋に比べて疲労しにくい。オ.支配神経の性質により筋線維タイプが決まる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第52回午前:第57問

脳血管とその還流域の組合せで正しいのはどれか。  

1: 前大脳動脈――――黒質

2: 中大脳動脈――――海馬

3: 後大脳動脈――――視床

4: 脳底動脈―――――Broca野

5: 椎骨動脈―――――中心前回

第37回午後:第26問

神経線維について誤っているのはどれか。  

1: 圧覚を伝える線維はAβ線維である。

2: 皮膚の痛覚を伝える線維はAδ線維とC線維である。

3: 筋錘外線維を支配する運動神経はAβ線維である。

4: 筋紡錘の錘内線維を支配するのはAγ線維である。

5: 筋紡錘の散形終末からの感覚はAβ線維によって伝えられる。