第41回午後第24問の類似問題

第36回午後:第4問

運動単位に含まれないのはどれか。  

1: 錐体路

2: 前角細胞

3: 末梢神経線維

4: 神経筋接合部

5: 筋線維

第53回午前:第63問

運動単位について正しいのはどれか。  

1: 運動単位には求心性線維が含まれる。

2: 1つの筋は単一の運動単位で構成される。

3: 神経支配比が小さいほど微細な運動ができる。

4: 随意運動時には大きな運動単位ほど先に活動を始める。

5: 伸張反射では弱い刺激で活動を開始するのは速筋である。

  • 答え:3
  • 解説:運動単位は1個の運動ニューロンとそれが支配する筋線維群のことであり、神経支配比が小さいほど微細な運動ができる。
  • 運動単位に含まれるのは運動性の遠心性線維であり、知覚性の求心性線維ではないため、選択肢1は間違いです。
  • 1つの筋は複数の運動単位で構成されるため、選択肢2は間違いです。
  • 神経支配比は、1個の運動ニューロンが支配する筋線維の数であり、指や眼筋のように神経支配比が小さいほど微細な運動ができるため、選択肢3は正しいです。
  • 随意運動時には、小さい運動単位ほど先に活動を始めるため、選択肢4は間違いです。
  • 伸張反射において弱い刺激で活動を開始するのは遅筋であり、強い刺激では速筋の活動がみられるため、選択肢5は間違いです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第46回午前:第55問

運動神経線維を含まない神経はどれか。  

1: 外側足底神経

2: 大後頭神経

3: 腓腹神経

4: 肋間神経

5: 胸背神経

第35回午後:第23問

誤っているのはどれか。  

1: 一つの運動単位は1個の脊髄前角細胞とそれに支配される筋線維群から成る。

2: 筋肉は収縮速度が増加すると張力が減少する。

3: 1本の運動神経が何個の筋線維を支配しているかを神経支配比という。

4: 一般に神経支配比は精緻な働きをする指、舌などの筋ほど大きい。

5: 運動神経のインパルスが軸索終末部に達すると、アセチルコリンが放出される。

第34回午後:第38問

運動単位について正しいのはどれか。  

1: 運動単位には求心性線維が含まれる。

2: 同じ筋肉内では小さな運動単位は持久性に優れる。

3: 随意運動時には大きな運動単位ほど先に活動を始める。

4: 同じ筋肉内では筋線維のタイプは同じである。

5: 発射頻度は200~500回/秒である。

第49回午前:第56問

大脳基底核に含まれないのはどれか。  

1: 被殻

2: 網様体

3: 淡蒼球

4: 尾状核

5: 扁桃体

第50回午後:第61問

運動単位について正しいのはどれか。  

1: 運動神経終末には髄鞘がある。

2: 運動終板は筋線維の深部に存在する。

3: 運動神経活動電位の発生によって筋弛緩が生じる。

4: 運動神経終末のシナプス間隙にドパミンが放出される。

5: 正常では1つの筋線維につき1個の神経筋接合部が存在する。

第49回午前:第64問

随意運動に関与しないのはどれか。  

1: 小脳

2: 内包

3: 大脳脚

4: 視床下部

5: 中心前回

第38回午後:第19問

誤っているのはどれか。  

1: 神経細胞の突起には樹状突起と軸索とがある。

2: ランヴィエの絞輪は電気的絶縁部分である。

3: 有髄線維に比べて無髄線維は興奮伝導の速度が遅い。

4: 星状膠細胞は神経細胞に栄養を与えている。

5: 末梢神経の髄鞘はシュワン細胞が形成する。

第49回午前:第63問

運動単位について正しいのはどれか。  

1: 運動単位には求心性線維が含まれる。

2: 活動電位の発射頻度は200回/秒を超える。

3: 精密な働きをする筋では神経支配比が大きい。

4: 同じ運動単位の筋線維は同一の筋線維タイプからなる。

5: 筋を徐々に収縮すると大きな運動単位が先に活動を始める。

第47回午後:第61問

運動単位当たりの筋線維数が最も少ないのはどれか。  

1: 側頭筋

2: 上腕二頭筋

3: 虫様筋

4: 前脛骨筋

5: 腓腹筋

第34回午後:第10問

皮質脊髄路に含まれないのはどれか。  

1: 中心前回

2: 内 包

3: 大脳脚

4: 錐体交叉

5: 脳神経核

第52回午前:第62問

運動単位について誤っているのはどれか。  

1: 1個の運動ニューロンとそれに支配される筋線維群を運動単位という。

2: 1つの筋肉は多数の運動単位で構成される。

3: 1個の運動ニューロンが何本の筋線維を支配しているかを神経支配比という。

4: 上腕二頭筋より虫様筋の方が神経支配比は大きい。

5: 最も強い筋収縮は筋のすべての運動単位が同期して活動するときに起こる。

第57回午前:第23問

運動に関する中枢神経について正しいのはどれか。  

1: 一次運動野においては他の部位と比較して手と顔面の運動領域が小さい。

2: 中脳黒質に由来するドパミン作動性ニューロンは線条体に至る。

3: 皮質脊髄路のうち約30%の線維が延髄錐体で対側に交叉する。

4: Betzの巨大錐体細胞は運動野大脳皮質の第Ⅲ層に存在する。

5: Purkinje細胞の軸索は小脳への求心性線維となる。

第47回午後:第54問

大脳辺縁系に含まれないのはどれか。  

1: 海馬

2: 内包

3: 帯状回

4: 乳頭体

5: 扁桃体

第48回午前:第55問

下行性の神経線維が通るのはどれか。  

1: 薄束

2: 錐体

3: 楔状束

4: 内側毛帯

5: 外側毛帯

第37回午後:第6問

閉鎖神経の支配を受けないのはどれか。  

1: 薄筋

2: 大内転筋

3: 短内転筋

4: 外閉鎖筋

5: 梨状筋

第34回午後:第19問

腎臓の構成要素でないのはどれか。  

1: マルピギー小体

2: 糸球体

3: ボーマン嚢

4: 集合管

5: 毛様体

第34回午後:第9問

中脳にないのはどれか。  

1: 乳頭体核

2: 黒質

3: 赤核

4: 被蓋

5: 動眼神経核