第55回午後第30問の類似問題

第37回午前:第89問

カナダ式股義足の適合判定で誤っているのはどれか。  

1: 股継手は正常股関節より45°前下方に位置する。

2: 股継手から下ろした垂線はトウブレークの後方を通る。

3: 股継手と膝継手とを結ぶ線は踵の後方を通る。

4: 膝継手は荷重線から後方に位置する。

5: 膝継手は生理的膝関節裂隙に位置する。

第51回午後:第2問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。 

51_1_2

1: 股外転

2: 股外旋

3: 足背屈

4: 足部内がえし

5: 股屈曲

第49回午前:第40問

体幹装具について正しいのはどれか。  

1: ダーメンコルセットの下端は骨盤にかからないように装着する。

2: Jewett型装具は体幹後屈の制限を目的とする。

3: Knight型装具は腰椎後屈の制限を目的とする。

4: Williams型装具は体幹前屈の制限を目的とする。

5: Taylor型装具は頸椎から仙椎までの可動域を制限する。

第48回午後:第84問

下肢切断について正しいのはどれか。  

1: 大腿標準切断では股内転拘縮を生じやすい。

2: 下腿標準切断では外反膝を生じやすい。

3: Syme切断では断端末に創を生じやすい。

4: Chopart関節離断では足内反拘縮を生じやすい。

5: Lisfranc切断では足外反変形を生じやすい。

第35回午前:第3問

図は脳卒中右片麻痺の理学療法である。誤っているのはどれか。 

35_0_3

1: 患側下肢の反張膝を防止している。

2: 患側下肢の足関節背屈を促通している。

3: 患側上肢の屈筋を持続的に伸張している。

4: 患側への重心の移動を訓練している。

5: 患側股関節の伸展を促している。

第49回午前:第39問

大腿切断患者の異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。  

1: 外転歩行 ― 義足の長さが短すぎる。

2: 内側ホイップ ― トウブレークが進行方向に対して直角である。

3: 過度の腰椎前弯 ― ソケットの初期屈曲角が大きすぎる。

4: 踵接地期の足部の回旋 ― ヒールバンパーが軟らかすぎる。

5: 膝の伸展衝撃(インパクト) ― 膝継手の摩擦が不十分である。

第49回午前:第33問

疾患と診断に有用な整形外科的検査法の組合せで正しいのはどれか。  

1: アキレス腱断裂 ― Thompsonテスト

2: 三角靱帯断裂 ― 足関節内反ストレステスト

3: 前十字靱帯断裂 ― 膝後方引き出しテスト

4: 半月板断裂 ― 膝外反ストレステスト

5: 腓腹筋断裂 ― 下肢伸展挙上テスト

第34回午前:第81問

誤っている組合せはどれか。2つ選べ。 ア.リーメンビューゲル装具-先天性股関節脱臼イ.坐骨支持長下肢装具 -大腿骨骨折ウ.バネ付長下肢装具 -デュシェンヌ型筋ジストロフィーエ.ツイスター-先天性内反足オ.デニスブラウン装具-X脚  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第51回午後:第42問

大腿骨近位部骨折に対する人工骨頭置換術(後方アプローチ)後、全荷重が可能な状態での理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 背臥位における膝伸展位での股関節外転運動

2: 腹臥位における他動的な股関節伸展運動

3: 座位における重錘を用いた大腿四頭筋の筋力増強

4: 低い椅子から股関節内旋位での立ち上がり練習

5: 歩行器を用いた屋外歩行練習

第41回午後:第41問

膝関節で誤っているのはどれか。  

1: 半月板は関節の適合性をよくしている。

2: 大腿骨軸と脛骨軸は軽度外反している。

3: 後十字靱帯は脛骨の後方移動を防ぐ。

4: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。

5: 屈曲位から完全伸展すると脛骨の外旋が起こる。

第45回午前:第72問

膝関節で正しいのはどれか。  

1: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。

2: 最終伸展時に脛骨の外旋が起こる。

3: 外側半月は外側側副靱帯と結合する。

4: 大腿骨軸と脛骨軸とは軽度内反している。

5: 後十字靱帯は大腿骨の顆間窩後方に付着する。

第49回午後:第23問

Danielsらの徒手筋力テストにおける段階4の検査で、検査する運動と抵抗を加える部位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 股関節伸展 ― 下腿遠位部後面

2: 股関節屈曲 ― 大腿近位部前面

3: 股関節屈曲位からの外転 ― 下腿遠位部外側面

4: 股関節内転 ― 大腿遠位部内側面

5: 股関節外旋 ― 下腿遠位部外側面

第51回午後:第70問

基本肢位からの股関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。  

1: 外転――――薄筋

2: 外旋――――半腱様筋

3: 屈曲――――恥骨筋

4: 内旋――――大殿筋

5: 内転――――梨状筋

第43回午前:第48問

検査結果と筋緊張の亢進を疑う筋(群)との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 股関節他動外転時の抵抗 - 股関節内転筋群

2: 足関節背屈の可動域低下 - 下腿三頭筋

3: 肘関節他動伸展時の折りたたみナイフ現象 - 上腕二頭筋

4: 手関節他動背屈時の歯車現象 - 手指伸筋群

5: 頭部落下試験で落下速度低下 - 頸部屈筋群

第40回午前:第57問

麻痺と下肢装具との組合せで正しいのはどれか。  

1: 痙直型片麻痺-骨盤帯付長下肢装具

2: 強剛型両麻痺-交互歩行装具(RGO:Reciprocating Gait Orthosis)

3: 大腿神経麻痺-PTB式免荷装具

4: 脛骨神経麻痺-後方制動足継手付短下肢装具

5: 腓骨神経麻痺-靴べら型短下肢装具

第43回午前:第93問

杖歩行の動作と筋の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 三角筋前部-杖の振り出し

2: 上腕三頭筋-体重の支持

3: 烏口腕筋-肘関節の安定

4: 深指屈筋-握り手の固定

5: 長橈側手根伸筋-握り手の強化

第54回午前:第24問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で足部の内がえしを測定する。基本軸と移動軸の組合せで正しいのはどれか。  

1: 下腿軸への垂直線―足底面

2: 下腿軸への垂直線―足背面

3: 腓骨への垂直線――足底面

4: 腓骨への垂直線――足背面

5: 腓骨への垂直線――第5中足骨

第39回午前:第76問

疾患と術後理学療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 頸椎椎間板ヘルニア-頸椎モビライゼーション

2: 反復性肩関節前方脱臼-肩甲下筋ストレッチング

3: 肘部管症候群-手内筋筋力強化

4: コーレス骨折-自己他動的手関節伸展運動

5: 上腕骨頸部(近位部)骨折-コッドマン体操

第48回午前:第30問

外傷と合併しやすい神経障害の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩関節前方脱臼 − 肩甲上神経麻痺

2: 上腕骨骨幹部骨折 − 橈骨神経麻痺

3: 橈骨遠位端骨折 − 尺骨神経麻痺

4: 股関節後方脱臼 − 坐骨神経麻痺

5: 脛骨骨折 − 脛骨神経麻痺

第50回午前:第38問

小児疾患と補装具の組合せで正しいのはどれか。  

1: 二分脊椎 - Denis Browneスプリント

2: Perthes病 - 股関節外転装具

3: 大腿骨頭すべり症 - 交互歩行装具(RGO)

4: 発育性股関節形成不全 - S.W.A.S.H.装具(standing walking and sitting hip orthosis)

5: Duchenne型筋ジストロフィー - 背屈制限付短下肢装具