反射と反射中枢との組合せで正しいのはどれか。
1: 下顎反射-C1-3
2: 上腕二頭筋反射-C3、4
3: 上腕三頭筋反射-C6-8
4: 膝蓋腱反射-T12、L1
5: アキレス腱反射-L3、4
後方アプローチによる人工股関節置換術後の動作で正しいのはどれか。
1: 低めのソファーに座る。
2: 健側を下にして横になる。
3: 床の物を拾うときは患側を後方に引く。
4: 階段を降りるときは健側から先に下ろす。
5: ベッドに這い上がるときは患側の膝を先につく。
膝関節の運動で正しいのはどれか。
1: 側副靱帯は屈曲時に緊張する。
2: 関節包の後面は前面に比べて伸縮性が高い。
3: 半月板の内外縁とも遊離して可動性に関与する。
4: 大腿骨の脛骨上の転がり運動は、屈曲最終域までみられる。
5: 大腿骨の脛骨上の転がり運動は外側顆部の方が内側顆部より大きい。
正しい組合せはどれか。
1: 顎関節-球関節
2: 環軸関節-車軸関節
3: 肩鎖関節-靭帯結合
4: 仙腸関節-軟骨結合
5: 距腿関節-鞍関節
脊髄損傷の残存髄節と可能な基本動作との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.第1胸髄節-車椅子キャスター上げ操作で段差通過イ.第6胸髄節-骨盤帯付長下肢装具、手すり使用で段差昇降ウ.第8胸髄節-長下肢装具、松葉杖で実用歩行エ.第2腰髄節-短下肢装具、松葉杖で大振り歩行オ.第4腰髄節-短下肢装具で実用歩行
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
第2のてこの組合せで正しいのはどれか。
1: 腕橈骨筋-肘関節
2: 上腕二頭筋-肘関節
3: 上腕三頭筋-肘関節
4: 大腿二頭筋-膝関節
5: 大腿四頭筋-膝関節
椅子からの立ち上がり動作を観察したところ、両上肢で大腿前面を支持し、過度に体幹を前傾した状態から殿部離床し、その後体幹を前傾したまま早期に膝関節の伸展が見られた。最後に体幹を伸展し立ち上がりを終了した。この間、顕著な姿勢の動揺は認めなかった。この動作異常が生じている心身機能・身体構造の問題点として最も考えられるのはどれか。
1: 無 動
2: 片麻痺
3: 運動失調
4: 両下肢筋力低下
5: 両股関節伸展可動域制限
脊髄損傷の機能残存レベルと可能な運動との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 第1腰髄節 - 股関節外転
2: 第2腰髄節 - 股関節伸展
3: 第3腰髄節 - 膝関節伸展
4: 第4腰髄節 - 足関節背屈
5: 第5腰髄節 - 足関節底屈
人工股関節の術後理学療法で誤っているのはどれか。
1: 脱臼予防について指導する。
2: 足関節の底・背屈運動を行う。
3: プーリーを利用して股関節屈曲・内転運動を行う。
4: 中殿筋を中心に筋力強化を行う。
5: セメントを使用した場合、早期に歩行訓練を開始する。
誤っている組合せはどれか。
1: トーマステスト-股関節屈曲拘縮
2: オーベルテスト-腸脛靭帯短縮
3: パトリック徴候-股関節外転筋短縮
4: SLR(下肢伸展挙上テスト)-ハムストリングス短縮
5: 尻上がり現象-大腿四頭筋短縮
Danielsらの徒手筋力テストにおいて段階3の運動と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 足関節背屈ならびに内がえし − 腹臥位
2: 股関節伸展 − 側臥位
3: 肩甲骨内転と下方回旋 − 座 位
4: 肩関節内旋 − 腹臥位
5: 骨盤拳上 − 背臥位
関節を他動的に動かしたときの正常な最終域感と関節運動の組合せで正しいのはどれか。
1: 骨 性―――――――手指中手指節〈MP〉関節伸展
2: 靱帯の伸張―――――下肢伸展挙上〈SLR〉
3: 軟部組織の接近―――膝関節屈曲
4: 筋の伸張感―――――肘関節伸展
5: 関節包の伸張――――前腕回外
片麻痺の患側立脚相での膝関節過伸展に注意すべき項目で適切でないのはどれか。
1: 大腿四頭筋の筋力低下
2: 足関節底屈筋の筋力低下
3: 尖足拘縮
4: 固有感覚障害
5: 骨盤の後退
下肢ブルンストローム法ステージと可能な随意運動との組合せで正しいのはどれか。
1: ステージII-座位、股・膝・足関節の同時屈曲
2: ステージIII-座位、膝関節90゜屈曲位で踵が離床せずに足関節背屈
3: ステージIV-座位、膝関節90゜屈曲位で下腿外旋
4: ステージIV-立位、股関節伸展位で膝関節屈曲
5: ステージV-立位、膝関節伸展位で足関節背屈
遠心性筋収縮で誤っているのはどれか。
1: 鉄棒の懸垂で体を引き上げるときの大胸筋の活動
2: 水の入ったバケツを台の上から床へ下ろすときの上腕二頭筋の活動
3: 正常歩行の踵接地直後の前脛骨筋の活動
4: 正常歩行の遊脚後期におけるハムストリングスの活動
5: 階段下降時の支持脚における大腿四頭筋の活動
変形性膝関節症の生活指導で誤っているのはどれか。
1: 下肢伸展挙上運動
2: 足底板装着
3: 体重コントロール
4: しゃがみこみ動作
5: 膝サポーター装着
膝折れ防止機能がないのはどれか。
1: オフセット膝継手付長下肢装具
2: 背屈制限足継手付短下肢装具
3: スウェーデン式膝装具
4: リングロック膝継手付長下肢装具
5: ダイアルロック膝継手付長下肢装具
スポーツ外傷と強化すべき筋との組合せで誤っているのはどれか。
1: 肩関節前方脱臼 − 肩関節内旋筋
2: 肘関節内側側副靭帯損傷 − 手関節屈筋
3: 膝関節後十字靭帯損傷 − ハムストリングス
4: 反復性膝蓋骨脱臼 − 大腿四頭筋
5: 前距腓靭帯損傷 − 腓骨筋
右人工股関節置換術(後方侵入)後の患者の靴下の着脱動作として正しいのはどれか。2つ選べ。
図の膝継手の特徴で誤っているのはどれか。
1: 回転中心はリンクの位置によって決まる。
2: 回転中心は屈曲が増大すると上方になる。
3: リンクは4つある。
4: 大腿長断端義足に処方される。
5: 立脚相の膝の随意的コントロールがしやすい。