第55回午前第69問の類似問題

第40回午前:第65問

上腕切断者の作業療法で誤っているのはどれか。  

1: 健側の筋力強化を行う。

2: 弾性包帯は末梢側ほどきつく巻くように指導する。

3: 義手を健側の母指までの長さと同じにする。

4: 操作効率が悪い場合はハウジングを長くする。

5: 鏡を見て姿勢をチェックするように指導する。

第56回午後:第74問

腕神経叢後神経束の障害で筋力低下が生じるのはどれか。2つ選べ。  

1: 上腕二頭筋

2: 上腕三頭筋

3: 大胸筋

4: 前鋸筋

5: 三角筋

  • 答え:2 ・5
  • 解説:腕神経叢後神経束に関与する筋は、腋窩神経(三角筋, 小円筋)、肩甲下神経(大円筋, 肩甲下筋)、胸背神経(広背筋)、橈骨神経(上腕三頭筋, 肘筋, 腕橈骨筋, 長橈側手根伸筋, 短橈側手根伸筋, 総指伸筋, 小指伸筋, 尺側手根伸筋, 回外筋, 長母指外転筋, 短母指伸筋, 長母指伸筋, 示指伸筋)である。
  • 上腕二頭筋は、外側神経束の筋皮神経が支配しているため、腕神経叢後神経束の障害では筋力低下は生じない。
  • 上腕三頭筋は、後神経束の橈骨神経が支配しているため、腕神経叢後神経束の障害で筋力低下が生じる。
  • 大胸筋は、外側神経束の外側胸筋神経が支配しているため、腕神経叢後神経束の障害では筋力低下は生じない。
  • 前鋸筋は、神経叢根の長胸神経が支配しているため、腕神経叢後神経束の障害では筋力低下は生じない。
  • 三角筋は、後神経束の腋窩神経が支配しているため、腕神経叢後神経束の障害で筋力低下が生じる。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午前:第93問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて段階1(Trace)の筋と触診位置との組合せで正しいのはどれか。  

1: 腸腰筋-上前腸骨棘直下

2: 前鋸筋-鎖骨外側

3: 棘下筋-肩甲骨内側縁

4: 肩甲下筋-腋窩中心

5: ヒラメ筋-腓腹部近位

第42回午前:第61問

脊髄損傷の機能残存レベルと生じやすい拘縮との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 第4頸髄節-肩甲骨下制

2: 第5頸髄節-肩関節内転

3: 第6頸髄節-肘関節屈曲

4: 第6頸髄節-手関節背屈

5: 第7頸髄節-手指MP関節屈曲

第41回午前:第64問

脊髄損傷の機能残存レベルと可能な運動との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 第1腰髄節 - 股関節外転

2: 第2腰髄節 - 股関節伸展

3: 第3腰髄節 - 膝関節伸展

4: 第4腰髄節 - 足関節背屈

5: 第5腰髄節 - 足関節底屈

第40回午前:第58問

腕神経叢麻痺で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.引き抜き損傷によって起こる。イ.上位型ではホルネル徴候を伴う。ウ.下位型では肩の外転ができない。エ.全型では肩甲骨挙上ができない。オ.肋間神経移行による機能再建が行われる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第37回午前:第5問

A・B動作における第2相の表面筋電図である。検索筋はどれか。 

37_0_5

1: 上腕三頭筋

2: 前鋸筋

3: 腰部背筋

4: 股関節屈筋

5: 大胸筋

第46回午前:第25問

健常者における関節運動とend feel(最終域感)との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肘関節伸展 — 軟部組織が伸張されて動かなくなる感じ

2: 前腕回外 — 骨と骨がぶつかって止まった感じ

3: 中手指節関節伸展 — 骨と骨がぶつかって止まった感じ

4: 股関節屈曲(膝関節伸展位) — 軟部組織が伸張されて動かなくなる感じ

5: 膝関節屈曲 — 軟部組織同士がぶつかって動かなくなる感じ

第55回午後:第26問

関節可動域測定の運動方向と参考可動域角度(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩水平伸展―― 30°

2: 肘屈曲――――120°

3: 手背屈―――― 50°

4: 股内転―――― 30°

5: 足底屈―――― 45°

  • 答え:1 ・5
  • 解説:この問題では、関節可動域測定の運動方向と参考可動域角度(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)が正しい組み合わせを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは肩水平伸展―― 30°と足底屈―――― 45°です。
  • 肩水平伸展(水平外転)の基本軸は肩峰を通る矢状面への垂直線、移動軸は上腕骨であり、肩関節は90°外転位とします。参考可動域は30°で正しいです。
  • 肘屈曲の基本軸は上腕骨、移動軸は橈骨であり、前腕は回外位にて実施します。しかし、参考可動域は145°であるため、この選択肢は正しくありません。
  • 手背屈の基本軸は橈骨、移動軸は第2中手骨であり、前腕は中間位とします。しかし、参考可動域は70°であるため、この選択肢は正しくありません。
  • 股内転の基本軸は両側の上前腸骨棘を結ぶ線への垂直線、移動軸は大腿中央線(上前腸骨棘より膝蓋骨中心を結ぶ線)であり、背臥位で骨盤を固定し、下肢は外旋しないようにします。また、反対側の下肢を屈曲挙上し、その下を通して内転させます。しかし、参考可動域は20°であるため、この選択肢は正しくありません。
  • 足底屈の基本軸は腓骨への垂直線、移動軸は第5中足骨であり、膝関節屈曲位で行います。参考可動域は45°で正しいです。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午後:第46問

安静立位で正しいのはどれか。  

1: 頭部の重心線は環椎後頭関節の前方を通る。

2: 人体の重心は第5腰椎後方にある。

3: 人体の重心線は膝蓋骨前面を通る。

4: 股関節の腸骨大腿靱帯は弛緩する。

5: 大腿直筋は持続的に活動する。

第49回午後:第73問

正常歩行の全歩行周期に渡って筋活動がみられるのはどれか。  

1: 下腿三頭筋

2: 大腿四頭筋

3: ハムストリングス

4: 中殿筋

5: 脊柱起立筋

第47回午前:第60問

スカルパ三角で誤っているのはどれか。  

1: 坐骨神経が通る。

2: 大腿動脈が通る。

3: 底面に恥骨筋がある。

4: 外側は縫工筋で形成される。

5: 内側は長内転筋で形成される。

第53回午前:第26問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で前額面上の角度を測定するのはどれか。  

1: 肩甲帯拳上

2: 肩内旋

3: 膝伸展

4: 頸部屈曲

5: 胸腰部回旋

第41回午後:第5問

単一の神経で支配されているのはどれか。  

1: 短母指屈筋

2: 深指屈筋

3: 上腕二頭筋

4: 大内転筋

5: 大腿二頭筋

第52回午前:第32問

鵞足をつくるのはどれか。  

1: 大腿二頭筋

2: 内側広筋

3: 半腱様筋

4: 腓腹筋

5: ヒラメ筋

第49回午前:第54問

足関節の背屈を起こす筋はどれか。2つ選べ。  

1: 前脛骨筋

2: 長腓骨筋

3: 後脛骨筋

4: 長趾屈筋

5: 第三腓骨筋

第44回午後:第23問

深部腱反射と反射中枢との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: C3、4 − 下顎反射

2: C5、6 − 上腕三頭筋反射

3: C6−T1 − 回内筋反射

4: L1、2 − 膝蓋腱反射

5: L5−S2 − アキレス腱反射

第40回午前:第10問

図に示す頸髄損傷者の動作で上腕三頭筋筋力がMMT 3以上必要なのはどれか。  

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第48回午後:第70問

母指CM関節の屈曲に作用しない筋はどれか。  

1: 短母指外転筋

2: 短母指屈筋

3: 母指内転筋

4: 母指対立筋

5: 掌側骨間筋

第39回午前:第42問

ダニエルスらの徒手筋力テストの筋力4(Good)を検査する体位で誤っている組合せはどれか。  

1: 頸部回旋-背臥位

2: 肩甲骨挙上-腰掛け座位

3: 肩甲骨内転-腰掛け座位

4: 肩関節内旋-腹臥位

5: 肩関節伸展-腹臥位