第34回午前第41問の類似問題

第40回午前:第45問

片麻痺の患側立脚相での膝関節過伸展に注意すべき項目で適切でないのはどれか。  

1: 大腿四頭筋の筋力低下

2: 足関節底屈筋の筋力低下

3: 尖足拘縮

4: 固有感覚障害

5: 骨盤の後退

第39回午後:第47問

正常歩行で誤っているのはどれか。  

1: 重心点の高さは踵接地期に最低となる。

2: 骨盤後傾は立脚相中期に最大となる。

3: 骨盤の支持脚側への側方移動は股内転によって起こる。

4: 股関節は遊脚相初期から屈曲する。

5: 膝関節は立脚相後半に伸展する。

第50回午後:第14問

70歳の男性。身長180 cm、体重90 kg。脳梗塞のため麻痺肢に内反尖足がみられる。10 mであれば独歩可能であるが、軽度の分回し歩行となる。意識してゆっくりと歩けば分回しを軽減することは可能であるが、遊脚相の股関節屈曲は増加し立脚中期に膝過伸展がみられる。2動作前型で屋外歩行の自立を目標に理学療法を進めている。この患者に適切なのはどれか。  

1: 装具は不要

2: 軟性足装具

3: プラスチック短下肢装具(ショートタイプ、継手なし)

4: プラスチック短下肢装具(つま先までの標準型、継手なし)

5: 金属支柱付短下肢装具

第37回午前:第59問

片麻痺の健側の抵抗運動と患側の連合反応との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 肩関節内転-肩関節内転

2: 肘関節屈曲-肘関節屈曲

3: 股関節内転-股関節外転

4: 膝関節屈曲-膝関節伸展

5: 足関節背屈-足関節底屈

第53回午後:第26問

異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。  

1: 鶏 歩――――――脛骨神経麻痺

2: 踵足歩行―――――脳卒中

3: 動揺歩行―――――小脳性運動失調症

4: 大殿筋歩行――――筋ジストロフィー

5: はさみ脚歩行―――正常圧水頭症

第49回午後:第7問

脳卒中片麻痺患者の麻痺側の足背屈可動域を測定した結果を表に示す。解釈で正しいのはどれか。 

49_1_7

1: ヒラメ筋の短縮がある。

2: 分離運動の障害がある。

3: 足の靭帯に疼痛がある。

4: 腓腹筋の収縮時痛がある。

5: 前脛骨筋の筋力はMMT2未満である。

第43回午前:第90問

脳卒中片麻痺患者に対する短下肢装具において、靴べら型装具に比べ背屈遊動・底屈制限の継手付装具が有利な点はどれか。2つ選べ。  

1: 装着しやすい。

2: 坂道を下りやすい。

3: しゃがみ込みがしやすい。

4: 麻痺側遊脚期に振り出しやすい。

5: 麻痺側立脚期の重心の前方移動を妨げない。

第45回午前:第49問

歩行訓練で正しいのはどれか。  

1: 脳性麻痺では四つ這いが可能となってから開始する。

2: 関節リウマチの歩行浴は免荷のため頸下浸水とする。

3: 脊髄小脳変性症の失調症では足部へ重錘を負荷する。

4: 脳卒中片麻痺では症状が固定してから下肢装具を使用する。

5: 二分脊椎で機能レベルがL5の場合はRGO(reciprocating gait orthosis)が適応となる。

第49回午前:第39問

大腿切断患者の異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。  

1: 外転歩行 ― 義足の長さが短すぎる。

2: 内側ホイップ ― トウブレークが進行方向に対して直角である。

3: 過度の腰椎前弯 ― ソケットの初期屈曲角が大きすぎる。

4: 踵接地期の足部の回旋 ― ヒールバンパーが軟らかすぎる。

5: 膝の伸展衝撃(インパクト) ― 膝継手の摩擦が不十分である。

第36回午前:第46問

脳卒中片麻痺患者の早期理学療法で正しいのはどれか。  

1: 意識障害があれば座位姿勢はとらない。

2: 意識障害がなければ健側の自動運動を行う。

3: 半側空間無視があれば座位訓練は行わない。

4: 肩関節は関節可動域訓練を行わない。

5: 股関節は外旋位に保持する。

第37回午前:第72問

脳卒中片麻痺患者にみられる症状で転倒と関連が少ないのはどれか。  

1: 痴呆

2: 深部感覚障害

3: 夜間せん妄

4: 視空間失認

5: 失語症

第50回午後:第25問

右延髄背外側部の脳梗塞による障害で認められるのはどれか。  

1: 左内反足

2: 右下垂足

3: 右の痛覚脱失

4: 左の深部感覚障害

5: 右下肢の運動失調

第40回午前:第69問

脳性麻痺の病型と運動療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 緊張性アテトーゼ-左右対称的なブリッジ運動

2: 痙直型片麻痺-連合反応を促通

3: 痙直型四肢麻痺─共同運動を抑制した分離運動

4: 失調型─膝関節軽度屈曲位での立位保持運動

5: 痙直型両麻痺─両下肢の交互運動

第41回午前:第70問

脳性麻痺の病型と症状との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 弛緩型 - スカーフ徴候

2: アテトーゼ型 - ガラント反射

3: 痙直型 - 折りたたみナイフ現象

4: 失調型 - 安静時振戦

5: 強剛型 - 鉛管現象

第50回午前:第26問

脳卒中で小脳皮質から上小脳脚に病巣がある場合にみられやすい症状はどれか。  

1: 感覚障害

2: 運動麻痺

3: ジストニア

4: 動作時振戦

5: パーキンソニズム

第38回午前:第11問

図は脳卒中右片麻痺の理学療法である。誤っているのはどれか。 

38_0_11

1: 患側下肢の反張膝を防止している。

2: 患側下肢の足関節背屈を促通している。

3: 患側上肢の屈筋を持続的に伸張している。

4: 患側への重心の移動を訓練している。

5: 患側股関節の伸展を促通している。

第34回午前:第69問

誤っている組合せはどれか。  

1: 脳卒中片麻痺-台付き爪切り

2: 慢性関節リウマチ-ソックスエイド

3: 頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)-トランスファーボード

4: アテトーゼ型脳性麻痺-ボタンエイド

5: 変形性股関節症-リーチャー

第41回午後:第41問

膝関節で誤っているのはどれか。  

1: 半月板は関節の適合性をよくしている。

2: 大腿骨軸と脛骨軸は軽度外反している。

3: 後十字靱帯は脛骨の後方移動を防ぐ。

4: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。

5: 屈曲位から完全伸展すると脛骨の外旋が起こる。

第37回午前:第61問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーで誤っているのはどれか。  

1: 動揺性歩行

2: トレンデレンブルグ歩行

3: 膝屈曲位での立位姿勢

4: 尖足位での立位姿勢

5: 膝に手をついての立ち上がり

第35回午前:第3問

図は脳卒中右片麻痺の理学療法である。誤っているのはどれか。 

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1: 患側下肢の反張膝を防止している。

2: 患側下肢の足関節背屈を促通している。

3: 患側上肢の屈筋を持続的に伸張している。

4: 患側への重心の移動を訓練している。

5: 患側股関節の伸展を促している。