第54回午前第76問の類似問題

第37回午後:第23問

交感神経が優位に働いたときの反応で誤っているのはどれか。  

1: 心拍数の増加

2: 皮膚血管の収縮

3: 瞳孔の散大

4: 排尿筋の収縮

5: 収縮期血圧の上昇

第41回午後:第25問

交感神経が優位に働いたときの反応で誤っているのはどれか。  

1: 瞳孔の散大

2: 心拍数の増加

3: 収縮期血圧の上昇

4: 皮膚動脈の収縮

5: 排尿筋の収縮

第45回午前:第64問

副交感神経が優位に働いたときの反応はどれか。  

1: 散 瞳

2: 心拍数増加

3: 気管支収縮

4: 皮膚血管収縮

5: 膀胱括約筋収縮

第42回午後:第70問

ショックの初期症状として誤っているのはどれか。  

1: 動脈圧の低下

2: 心拍数の増加

3: 呼吸数の減少

4: 冷汗の出現

5: 尿量の減少

第38回午後:第24問

副交感神経が優位に働いたときの反応で正しいのはどれか。  

1: 皮膚血管収縮

2: 心拍数増加

3: 収縮期血圧上昇

4: 消化管運動亢進

5: 瞳孔散大

第50回午後:第63問

副交感神経の作用はどれか。  

1: 気管支の収縮

2: 心拍数の増加

3: 涙液の分泌抑制

4: 膵液の分泌抑制

5: 内肛門括約筋の収縮

第53回午後:第77問

ショックの発症初期に徐脈がみられるのはどれか。  

1: アナフィラキシー反応

2: 血管迷走神経反射

3: 重症熱傷

4: 大量出血

5: 敗血症

  • 答え:2
  • 解説:ショックの発症初期に徐脈がみられるのは血管迷走神経反射である。他の選択肢では、頻脈がみられる。
  • アナフィラキシー反応のショック発症初期は頻脈になる。これはアレルギー反応による血管拡張や血圧低下が原因である。
  • 血管迷走神経反射のショック発症初期は徐脈になる。これは迷走神経の興奮により心拍数が減少し、血圧低下や意識消失などの症状が現れるためである。
  • 重症熱傷のショック発症初期は頻脈になる。これは血管の透過性が亢進し、血圧低下や脈圧減少、中心静脈圧低下が生じるためである。
  • 大量出血のショック発症初期は頻脈になる。これは循環血液量の減少により、皮膚の蒼白や冷感、意識障害などが現れるためである。
  • 敗血症のショック発症初期は頻脈になる。これは感染症による炎症反応が原因で、発熱や頻呼吸、血圧低下などが現れるためである。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第48回午後:第64問

副交感神経が交感神経より優位に働いたときの反応はどれか。  

1: 瞳孔散大

2: 排尿筋弛緩

3: 気管支収縮

4: 心拍数増加

5: 筋内血管拡張

第47回午前:第62問

交感神経の興奮によって生じるのはどれか。2つ選べ。  

1: 気管支の拡張

2: 筋血管の収縮

3: 皮膚血管の収縮

4: 涙腺分泌の亢進

5: 消化腺分泌の亢進

第52回午後:第64問

交感神経の作用はどれか。  

1: 瞳孔の縮小

2: 膀胱の収縮

3: 心拍数の減少

4: 気管支の拡張

5: 膵液の分泌促進

第38回午後:第27問

脈拍数の減少を起こす要因はどれか。2つ選べ。  

1: 体温の上昇

2: 血圧の上昇

3: 迷走神経の刺激

4: 甲状腺ホルモンの増加

5: 心筋酸素消費量の増加

第56回午後:第62問

交感神経および副交感神経の両方の刺激で促進されるのはどれか。  

1: 発 汗

2: 心 拍

3: 胃の蠕動

4: 唾液腺分泌

5: 立毛筋収縮

  • 答え:4
  • 解説:交感神経と副交感神経は、自律神経系の一部であり、体の機能を調節する役割があります。交感神経は興奮状態やストレス時に働き、副交感神経はリラックスや消化時に働きます。この問題では、両方の神経によって促進される機能を求めています。
  • 発汗は、交感神経のみの刺激で促進される。交感神経は体温調節のために発汗を促進しますが、副交感神経は発汗に関与していません。
  • 心拍は、交感神経のみの刺激で促進される。交感神経は心拍数を増加させ、副交感神経は心拍数を減少させるため、両方の神経で促進されるわけではありません。
  • 胃の蠕動は、副交感神経のみの刺激で促進される。副交感神経は消化を促進するために胃の蠕動を促しますが、交感神経は胃の蠕動に関与していません。
  • 唾液腺分泌は、交感神経および副交感神経の両方の刺激で促進される。安静状態では副交感神経支配により大量の漿液性唾液が分泌されて消化に役立ちます。運動や興奮、ストレス状態下では交感神経が優位になり、舌下腺、顎下腺、耳下腺を刺激し少量の粘性のある唾液を分泌します。
  • 立毛筋収縮は、交感神経のみの刺激で促進される。立毛筋収縮は、寒さや恐怖などの刺激によって体毛を立てることで保温や警戒を図る機能であり、副交感神経は関与していません。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第54回午後:第60問

頸動脈洞反射で正しいのはどれか。  

1: 血圧が上昇する。

2: 心拍数が増加する。

3: 求心路は舌下神経を介する。

4: 遠心路は迷走神経を介する。

5: 血中酸素濃度の上昇によって生じる。

  • 答え:4
  • 解説:頸動脈洞反射は、血圧の変化を感知し、交感神経・副交感神経を介して血圧を元のレベルに戻す反射である。求心路は舌咽神経を介し、遠心路は迷走神経を介する。
  • 選択肢1は間違いです。頸動脈洞反射により血圧は低下する。呼吸抑制も生じる。
  • 選択肢2は間違いです。頸動脈洞反射により心拍数は減少する。
  • 選択肢3は間違いです。求心路は舌咽神経を介する。
  • 選択肢4は正しいです。遠心路は迷走神経を介する。頸動脈洞の感受性が亢進すると、迷走神経の過剰な反射により、頸動脈洞失神を起こす。
  • 選択肢5は間違いです。頸動脈洞反射は、頸動脈洞に存在する動脈圧受容器が血圧の変化を感知することで生じる。一方、頸動脈小体は、血液の酸素分圧の低下を感受する。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第40回午後:第23問

副交感神経の作用はどれか。  

1: 唾液分泌増加

2: 瞳孔散大

3: 脈拍数増加

4: 消化管運動低下

5: 肛門括約筋収縮

第51回午後:第65問

副交感神経の作用はどれか。  

1: 瞳孔散大

2: 発汗促進

3: 心拍数減少

4: 気管支の拡張

5: 消化液の分泌抑制

第34回午後:第35問

血圧調節のメカニズムについて誤っているのはどれか。  

1: 血圧が上がると、化学受容体の興奮性が高くなる。

2: 血圧が上がると、迷走神経の興奮によって心拍出量が減少する。

3: 血圧が下がると、脈拍の増加が起こる。

4: 血圧が下がると、交感神経の興奮によって末梢血管の収縮が起こる。

5: 圧受容体は頸動脈洞にある。

第46回午前:第36問

自律神経過反射で生ずる症状はどれか。2つ選べ。  

1: 頻脈

2: 頭痛

3: 顔面紅潮

4: 血圧低下

5: 発汗抑制

第44回午後:第25問

副交感神経の作用で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 発 汗

2: 涙液分泌

3: 立毛筋収縮

4: 筋血管拡張

5: 気管支収縮

第49回午前:第62問

頸動脈洞反射で正しいのはどれか。  

1: 頻脈になる。

2: 血圧が上昇する。

3: 化学的刺激によって生じる。

4: 求心路は舌下神経を介する。

5: 遠心路は迷走神経を介する。

第35回午前:第76問

局所の寒冷による生理的作用について誤っているのはどれか。  

1: 反応性の血管拡張

2: 筋代謝の亢進

3: 疼痛閾値の上昇

4: 神経伝導速度の低下

5: 結合組織弾性の低下