第54回午前第72問の類似問題

第57回午前:第31問

右大腿骨頭すべり症によりDrehmann〈ドレーマン〉徴候陽性の場合、背臥位で右下肢を他動的に屈曲したときに生ずる関節運動で正しいのはどれか。  

1: 左股関節が屈曲・外旋する。

2: 左股関節が内転・外旋する。

3: 右股関節が外転・外旋する。

4: 右股関節が外転・内旋する。

5: 右股関節が内転・内旋する。

第34回午前:第94問

関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で誤っているのはどれか。  

1: 肩関節屈曲では前腕を中間位とする。

2: 肘関節屈曲では前腕を中間位とする。

3: 前腕回内では肘を90゜屈曲とする。

4: 手関節橈屈では前腕を回内位とする。

5: 手関節屈曲(掌屈)では前腕を中間位とする。

第37回午後:第97問

正しいのはどれか。  

1: 脊柱管狭窄症の間欠跛行は体幹前屈位で軽快する。

2: 椎間板ヘルニアでは深部腱反射は正常である。

3: 第4・5腰椎椎間板ヘルニアでは第4腰神経根が圧迫される。

4: 無分離すべり症は若年層に好発する。

5: ラセーグ徴候は大腿神経障害が反映される。

第46回午後:第31問

スポーツ外傷と筋力訓練の目標とすべき筋との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩鎖関節脱臼 — 上腕二頭筋

2: 肩関節前方脱臼 — 肩甲下筋

3: 肘関節尺側側副靱帯損傷 — 尺側手根伸筋

4: 膝関節内側膝蓋大腿靱帯損傷 — 大腿四頭筋

5: 足関節前距腓靱帯損傷 — 後脛骨筋

第47回午後:第6問

右下肢筋の伸張運動を行う際に、運動方法と伸張される筋の組合せで正しいのはどれか。  

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第57回午後:第1問

プラットホームが後方へ動いたときの姿勢の変化と筋活動を図に示す。外乱に対して最も早く筋活動が観察された筋①に相当するのはどれか。 

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1: 脊柱起立筋

2: 前脛骨筋

3: ハムストリングス

4: 腓腹筋

5: 腹直筋

第54回午後:第72問

右膝の内側面を図に示す。矢印の筋の作用で正しいのはどれか。2つ選べ。 

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1: 股伸展

2: 股内転

3: 股外旋

4: 膝伸展

5: 膝屈曲

第36回午前:第33問

図は座位での股関節の複合運動である。触診している筋はどれか。 

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1: 腸腰筋

2: 大腿筋膜張筋

3: 大腿直筋

4: 長内転筋

5: 縫工筋

第56回午後:第71問

右下腿の外側面を図に示す。矢印の筋の作用で正しいのはどれか。2つ選べ。 

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1: 足の底屈

2: 足の背屈

3: 足の内がえし

4: 足の外がえし

5: 第2~5指の伸展

第37回午前:第67問

変形性膝関節症の理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 関節痛の軽減のため温熱療法を行う。

2: 膝内側痛の軽減のため靴に内側ウェッジを作製する。

3: 大腿四頭筋の筋力増強訓練を行う。

4: 屈曲拘縮軽減のためハムストリングスの伸張を行う。

5: 関節の荷重軽減のため杖を使用する。

第55回午後:第43問

腰椎変性すべり症で歩行中に殿部から下肢にかけて疼痛が出現したときの対応で正しいのはどれか。  

1: しゃがみこむ。

2: 速度を速めて歩き続ける。

3: 速度を遅くして歩き続ける。

4: 立ち止まって体幹を伸展する。

5: 立ち止まって体幹を左右に回旋する。

第35回午後:第67問

変形性膝関節症で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.中年期以降の肥満女性に好発する。イ.エックス線写真で関節腔の狭小化がみられる。ウ.圧痛は膝関節の外側に多い。エ.起立動作時よりも歩行時に痛みが強い。オ.内側楔状足底板が用いられる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第48回午後:第21問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動と基本軸の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩外旋 − 肩峰を通る床への水平線

2: 前腕回外 − 上腕骨

3: 手橈屈 − 示 指

4: 股外旋 − 膝蓋骨より下ろした垂直線

5: 頸部回旋 − 両側の外耳孔を結ぶ線への垂直線

第46回午前:第25問

健常者における関節運動とend feel(最終域感)との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肘関節伸展 — 軟部組織が伸張されて動かなくなる感じ

2: 前腕回外 — 骨と骨がぶつかって止まった感じ

3: 中手指節関節伸展 — 骨と骨がぶつかって止まった感じ

4: 股関節屈曲(膝関節伸展位) — 軟部組織が伸張されて動かなくなる感じ

5: 膝関節屈曲 — 軟部組織同士がぶつかって動かなくなる感じ

第55回午後:第71問

筋と足への作用との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 足の長母指伸筋――背屈

2: 後脛骨筋―――――内がえし

3: 前脛骨筋―――――外がえし

4: 第三腓骨筋――――底屈

5: 長腓骨筋―――――背屈

  • 答え:1 ・2
  • 解説:この問題では、筋と足への作用が正しく組み合わされている選択肢を2つ選ぶ必要があります。筋肉の作用を理解することで、正しい筋肉の働きを把握することができます。
  • 足の長母指伸筋は、足部背屈と足指伸展に作用し、補助的に足関節背屈と足部内がえしにも作用します。この選択肢は正しい組み合わせです。
  • 後脛骨筋は、足部底屈と内がえしに作用し、補助的に足関節底屈にも作用します。しかし、この選択肢では内がえしと組み合わされているため、正しくありません。
  • 前脛骨筋は、足関節背屈と足部背屈に作用し、補助的に足部内がえしにも作用します。この選択肢では外がえしと組み合わされているため、正しくありません。
  • 第三腓骨筋は、足関節背屈と足部背屈に作用し、補助的に足部外がえしにも作用します。この選択肢は正しい組み合わせです。
  • 長腓骨筋は、足関節底屈、足部底屈、足部外がえしに作用します。この選択肢では背屈と組み合わされているため、正しくありません。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午前:第55問

スポーツ外傷と強化すべき筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肩関節前方脱臼 − 肩関節内旋筋

2: 肘関節内側側副靭帯損傷 − 手関節屈筋

3: 膝関節後十字靭帯損傷 − ハムストリングス

4: 反復性膝蓋骨脱臼 − 大腿四頭筋

5: 前距腓靭帯損傷 − 腓骨筋

第46回午後:第17問

頸髄損傷者がとる動作で肘伸展筋力を必要とするのはどれか。 

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1: 起き上がり

2: 弾性回内装具での駆動

3: 身体の後方移動

4: 身体の前方移動

5: ベッドへの移乗

第52回午後:第30問

骨盤帯付長下肢装具の適合判定で正しいのはどれか。  

1: 骨盤帯は側方では腸骨稜と上前腸骨棘の間に設置する。

2: 下腿半月上縁は腓骨頭下端の直下である。

3: 股継手軸は前額面で小転子より2 cm上方を通る。

4: 膝継手軸は矢状面で膝の前後径の1/2の点と後方1/3の点の中間点を通る。

5: 足継手軸は前額面で内果中央を通る。

第48回午後:第28問

大腿骨頭すべり症について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 女児より男児に多い。

2: 肥満の児童より痩せた児童に多い。

3: 片側より両側発症が多い。

4: Duchenne歩行が特徴である。

5: 股関節は外旋位拘縮を生じやすい。

第51回午後:第21問

前腕回外の関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)について、正しいのはどれか。  

1: 基本肢位は手掌面が水平面にある肢位とする。

2: 参考可動域は手関節屈曲角度と同じである。

3: 最終域で肩関節内旋運動が出現する。

4: 最終域感は骨性である。

5: 基本軸は尺骨とする。