第54回午前第25問の類似問題

第55回午前:第3問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)における右下肢関節の測定肢位で正しいのはどれか。

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第38回午前:第3問

ダニエルスらの徒手筋力テストでヒラメ筋の筋力3のテスト法はどれか。  

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第45回午前:第27問

関節運動とそれを制限する靱帯との組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩鎖関節回旋 − 烏口肩峰靱帯

2: 脊椎の伸展 − 後縦靱帯

3: 股関節伸展 − 大腿骨頭靱帯

4: 膝関節伸展 − 膝前十字靱帯

5: 足関節内がえし − 三角靱帯

第44回午前:第27問

25歳の男性。登山で滑落し頸髄完全損傷。Danielsらの徒手筋力テストで左右とも三角筋5、上腕二頭筋5、長橈側手根伸筋4、上腕三頭筋1、手指屈筋0、体幹筋0、下肢筋0である。この患者の生活動作で誤っているのはどれか。  

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第38回午前:第1問

関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の基本軸で誤っているのはどれか。基本軸は実線で示す。  

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第54回午前:第7問

20歳の男性。頸髄完全損傷。受傷3週後のDanielsらの徒手筋力テストにおける上肢の評価結果を示す。この患者が獲得する可能性の最も高いADLはどれか。 

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1: 床から車椅子へ移乗する。

2: 10 cmの段差をキャスター上げをして昇る。

3: ベッド上背臥位からベッド柵を使用せずに寝返る。

4: ベッド端座位のプッシュアップで20 cm殿部を持ち上げる。

5: 車椅子上、体幹前屈位からアームサポートに手をついて上半身を起こす。

第40回午前:第1問

腕立てふせの開始肢位と下方への運動の図である。下方運動時の運動学的分析で誤っているのはどれか。 

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1: 頸部伸筋群の活動は等尺性収縮である。

2: 肩甲骨は内転運動を行う。

3: 肩関節は伸展運動を行う。

4: 肘関節で主に活動している筋は屈筋群である。

5: 股関節で主に活動している筋は屈筋群である。

第39回午前:第61問

上腕骨頸部(近位部)骨折後、早期の肩関節可動域訓練で最も慎重に行うべき運動方向はどれか。  

1: 屈曲

2: 伸展

3: 外転

4: 外旋

5: 内旋

第42回午前:第79問

肩関節周囲炎で正しいのはどれか。  

1: 早期から筋萎縮が見られる。

2: 拘縮の強い例でも肩甲上腕リズムは保たれている。

3: 結髪に比べ結帯動作は制限されにくい。

4: 滑車訓練は三角筋の筋力強化を目的とする。

5: Codman体操は慣性モーメントを利用して行う。

第56回午前:第72問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)における胸腰部回旋の基本軸で正しいのはどれか。  

1: 仙骨後面

2: 肩峰を通る床への垂直線

3: 両側の上後腸骨棘を結ぶ線

4: ヤコビー〈Jacoby〉線の中心に立てた垂直線

5: 第7頸椎棘突起と第1仙椎の棘突起を結ぶ線

  • 答え:3
  • 解説:関節可動域測定法における胸腰部回旋の基本軸は、両側の上後腸骨棘を結ぶ線である。
  • 仙骨後面は、胸腰部屈曲・伸展の基本軸であり、胸腰部回旋の基本軸ではない。
  • 肩峰を通る床への垂直線は、肩関節屈曲・伸展、外転・内転の基本軸であり、胸腰部回旋の基本軸ではない。
  • 両側の上後腸骨棘を結ぶ線は、胸腰部回旋の基本軸であり、正しい選択肢である。
  • ヤコビー〈Jacoby〉線の中心に立てた垂直線は、胸腰部側屈の基本軸であり、胸腰部回旋の基本軸ではない。
  • 第7頸椎棘突起と第1仙椎の棘突起を結ぶ線は、頸部側屈の基本軸であり、胸腰部回旋の基本軸ではない。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午前:第49問

関節可動域測定方法で誤っているのはどれか。  

1: 中手指節関節屈曲は、中手骨に基本軸、基節骨に移動軸を置く。

2: 中手指節関節外転は、第3中手骨に基本軸、指骨に移動軸を置く。

3: 母指掌側外転は、橈骨外側面に基本軸、母指中央に移動軸を置く。

4: 母指橈側外転は、示指に基本軸、母指中央に移動軸を置く。

5: 手関節伸展は、橈骨に基本軸、第2中手骨に移動軸を置く。

第55回午後:第38問

他の筋への影響を最小限にして伸張運動を行う場合、伸張筋と運動方向の組合せで適切なのはどれか。  

1: 薄筋―――――――股関節伸展位、膝関節屈曲位で股関節外転

2: 中間広筋―――――股関節伸展位・内外旋中間位で膝関節屈曲

3: ヒラメ筋―――――膝関節伸展位、足部内外反中間位で足関節背屈

4: 三角筋前部――――肩関節内外旋中間位、肘関節伸展位で肩関節伸展

5: 長橈側手根伸筋――肘関節伸展位、前腕回内位、手関節尺屈位で掌屈

第45回午後:第70問

肩関節の運動と主動筋との組合せで正しいのはどれか。  

1: 屈曲-大円筋

2: 伸展-小円筋

3: 外転-棘上筋

4: 内旋-棘下筋

5: 外旋-肩甲下筋

第41回午前:第10問

図は筋ジストロフィー症のかぶりシャツ着衣動作である。この動作を可能にしている運動で適切でないのはどれか。 

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1: 頸部伸展

2: 体幹側屈

3: 肩関節屈曲

4: 肘関節屈曲

5: 手指屈曲

第54回午前:第72問

膝関節の運動で正しいのはどれか。  

1: 側副靱帯は屈曲時に緊張する。

2: 関節包の後面は前面に比べて伸縮性が高い。

3: 半月板の内外縁とも遊離して可動性に関与する。

4: 大腿骨の脛骨上の転がり運動は、屈曲最終域までみられる。

5: 大腿骨の脛骨上の転がり運動は外側顆部の方が内側顆部より大きい。

  • 答え:5
  • 解説:膝関節の運動に関する正しい選択肢は、大腿骨の脛骨上の転がり運動が外側顆部の方が内側顆部より大きいという選択肢5です。他の選択肢は、膝関節の構造や運動に関する誤った情報を含んでいます。
  • 選択肢1は間違いです。膝関節の外側側副靱帯は、膝関節伸展、内転、外旋、内旋時に緊張し、内側側副靱帯は、膝関節伸展、外転、外旋、内旋時に緊張します。屈曲時に緊張するという記述は誤りです。
  • 選択肢2は間違いです。膝関節包の後面は、前面に比べて伸縮性が低いです。関節包の前面は薄く、伸縮性に富むのに対し、後面は強靱で、弾力性に乏しい靱帯組織で補強されています。
  • 選択肢3は間違いです。膝関節の外側半月板は、外縁が厚く関節包、半膜様筋に付着し、内縁は薄く遊離しています。しかし、半月板の内外縁が両方とも遊離しているという記述は誤りです。
  • 選択肢4は間違いです。膝関節を完全伸展位から屈曲する際、大腿骨の脛骨上の転がり運動は、屈曲初期にみられます。屈曲の最終域では、滑り運動のみとなります。
  • 選択肢5は正しいです。大腿骨の関節面は、外側顆のほうが内側顆よりも短いため、その距離を補うために大腿骨の脛骨上の転がり運動の要素は、外側顆部の方が内側顆部より大きくなっています。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午後:第70問

肩関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。  

1: 屈曲――――棘上筋

2: 伸展――――大円筋

3: 外転――――棘下筋

4: 外旋――――肩甲下筋

5: 内旋――――小円筋

第34回午後:第45問

膝関節について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: らせん関節である。

2: 屈曲の最終期にはころがり運動となる。

3: 伸展位では側副靭帯は弛緩する。

4: 半腱様筋は下腿の外旋運動を行う。

5: 完全伸展時には下腿の内旋運動はできない。

第49回午前:第15問

右股関節の可動域を下表に示す。予想される歩行時の特徴はどれか。 

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1: 左の歩幅の減少

2: 腰椎前弯の減少

3: 左伸び上がり歩行

4: 上肢の振り幅の増加

5: 左Trendelenburg徴候

第44回午後:第42問

膝関節30°屈曲位の状態から完全に伸展するまでに生じるのはどれか。2つ選べ。  

1: 下腿の外旋

2: 膝窩筋の収縮

3: 膝蓋骨の下方移動

4: 前十字靭帯の緊張

5: 内側側副靭帯の弛緩

第49回午前:第24問

Danielsらの徒手筋力テストで顔面筋のテストの段階付けの方法で誤っているのはどれか。  

1: N ― 筋力は正常である。

2: F ― 機能している。

3: WF ― 弱いながら機能を果たしている。

4: NF ― 機能を果たしていない。

5: 0 ― 全く活動を認めない。