第53回午前第61問の類似問題

第43回午後:第23問

主たる機能の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 大脳基底核 - 深部感覚中継核

2: 小脳 - 筋トーヌス制御

3: 海馬 - 姿勢調節

4: 網様体 - 覚醒水準

5: 角回 - 視覚中枢

第47回午後:第59問

視覚器で正しいのはどれか。  

1: 虹彩には瞳孔括約筋がある。

2: 眼動脈は外頸動脈の分枝である。

3: 視神経乳頭は眼球軸の外側にある。

4: 角膜には血管が多数分布している。

5: 網膜中心窩には錐体よりも杆体の方が多い。

第50回午後:第54問

筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 小円筋 - 腋窩神経

2: 棘上筋 - 肩甲下神経

3: 三角筋 - 肩甲上神経

4: 大円筋 - 肩甲上神経

5: 肩甲下筋 - 腋窩神経

第44回午前:第51問

反射・現象と誘発方法との組合せで正しいのはどれか。  

1: Babinski反射 − 足底踵部への刺激

2: Raimiste現象 − 股関節伸展に抵抗

3: Chaddock反射 − 脛骨内側縁への刺激

4: Strümpell現象 − 股関節屈曲に抵抗

5: Marie-Foix反射 − 足指の他動伸展

第41回午前:第68問

正常動作とその獲得に必要な反射の出現・消失との組合せで正しいのはどれか。  

1: 寝返り - 非対称性緊張性頸反射の消失

2: 定 頸 - ランドウ反射の消失

3: 座位保持 - 後方へのパラシュート反応の出現

4: つかまり立ち - 立位での傾斜反応の出現

5: つたい歩き - 陽性支持反応の出現

第39回午後:第27問

嚥下で誤っているのはどれか。  

1: 嚥下反射の中枢は延髄にある。

2: 口腔相では軟口蓋は上方移動する。

3: 咽頭相では喉頭全体が反射的に挙上する。

4: 咽頭相では輪状咽頭筋の収縮により食塊を食道に移送する。

5: 食道相では蠕動運動によって食塊を移送する。

第57回午後:第62問

深部腱反射について正しいのはどれか。  

1: 感覚入力はⅢ群求心性線維を介する。

2: 運動出力はα運動神経を介する。

3: 錘外筋線維が受容器となる。

4: 反射閾値は一定である。

5: 高齢者では亢進する。

  • 答え:2
  • 解説:深部腱反射は、筋紡錘や腱器官が受容器となり、Ⅰa群求心性線維を介して感覚入力が行われ、α運動神経を介して運動出力が行われる。反射閾値は一定ではなく、環境や筋の状態によって変化する。また、高齢者では深部腱反射は減弱する。
  • 選択肢1は誤りです。感覚入力はⅠa群求心性線維を介して行われます。
  • 選択肢2は正しいです。運動出力はα運動神経を介して行われます。
  • 選択肢3は誤りです。受容器は筋紡錘と腱器官です。
  • 選択肢4は誤りです。反射閾値は一定ではなく、環境や筋の状態によって変化します。
  • 選択肢5は誤りです。高齢者では深部腱反射は減弱する。これは加齢による末梢神経の神経変性が関係しているとされています。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第38回午前:第49問

小脳性失調の評価と症候との組合せで正しいのはどれか。  

1: 指鼻試験-正常

2: 書 字-小字症

3: 深部腱反射-亢進

4: ロンベルグ試験-陰性

5: 歩 行-逆説運動

第57回午前:第59問

光が角膜から網膜に達する経路で正しいのはどれか。  

1: 硝子体 ── 前眼房 ── 瞳 孔 ── 水晶体

2: 水晶体 ── 瞳 孔 ── 前眼房 ── 硝子体

3: 前眼房 ── 瞳 孔 ── 硝子体 ── 水晶体

4: 前眼房 ── 瞳 孔 ── 水晶体 ── 硝子体

5: 瞳 孔 ── 前眼房 ── 水晶体 ── 硝子体

  • 答え:4
  • 解説:光は角膜から入り、前眼房、瞳孔、水晶体、硝子体の順に進み、網膜に達する。網膜からは視神経乳頭、視神経、視覚中枢に伝わる。
  • 選択肢1は硝子体が最初に来ているため、正しい経路ではありません。
  • 選択肢2は水晶体が最初に来ており、前眼房と硝子体の順序が逆になっているため、正しい経路ではありません。
  • 選択肢3は前眼房が最初に来ていますが、硝子体と水晶体の順序が逆になっているため、正しい経路ではありません。
  • 選択肢4は正しい経路で、光は前眼房、瞳孔、水晶体、硝子体の順に進み、網膜に達します。
  • 選択肢5は瞳孔が最初に来ており、前眼房がその後に来ているため、正しい経路ではありません。
  • 科目:解剖学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午前:第52問

筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 腸骨筋 - 大腿神経

2: 大殿筋 - 上殿神経

3: 小殿筋 - 下殿神経

4: 前脛骨筋 - 脛骨神経

5: 内閉鎖筋 - 閉鎖神経

第48回午前:第65問

咳反射について正しいのはどれか。  

1: 肺胞の受容器刺激によって誘発される。

2: 吸気と呼気相の間に声門が閉鎖する。

3: カプサイシンの吸入で抑制される。

4: 反射の中枢は大脳皮質にある。

5: 流速はおよそ1リットル/秒である。

第54回午後:第24問

病的反射と刺激方法の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: Chaddock反射 ― 足の内果の下方を後ろから前へこする。

2: Gonda反射 ― 足の第4指をつまみ下方へ引っ張る。

3: Gordon反射 ― アキレス腱を強くつまむ。

4: Oppenheim反射 ― 脛骨内縁を上方から下方へこすりおろす。

5: Schaeffer反射 ― 足底面の外縁を踵から上へ向かってこすりあげる。

第56回午前:第24問

感覚機能について正しいのはどれか。  

1: 聴覚路は上側頭回に至る。

2: 視覚路は内側膝状体を通る。

3: 深部覚は脊髄視床路を上行する。

4: 痛覚は脊髄内で後索を上行する。

5: 味覚は副神経を経由して伝わる。

第49回午前:第62問

頸動脈洞反射で正しいのはどれか。  

1: 頻脈になる。

2: 血圧が上昇する。

3: 化学的刺激によって生じる。

4: 求心路は舌下神経を介する。

5: 遠心路は迷走神経を介する。

第56回午後:第85問

中脳が中枢となるのはどれか。  

1: Moro反射

2: Galant反射

3: Landau反応

4: 陽性支持反射

5: 非対称性緊張性頸反射

  • 答え:3
  • 解説:この問題では、中脳が中枢となる反射を選択肢の中から選ぶ必要があります。選択肢には、さまざまな反射が含まれており、それぞれ異なる発達段階や神経系レベルで現れます。
  • Moro反射は、胎児期後期から5~6か月までみられる反射で、脳幹レベルでの反射です。中脳ではないため、正解ではありません。
  • Galant反射は、胎児期後期から生後2か月までみられる反射で、脊髄レベルでの反射です。中脳ではないため、正解ではありません。
  • Landau反応は、第1相で0~6週、第2相で7週~4か月、第3相で6か月から1~2歳で統合される反射で、中脳レベルでの反射です。このため、正解は選択肢3です。
  • 陽性支持反射は、胎児期後期から生後3~8か月までみられる反射で、脊髄レベルでの反射です。中脳ではないため、正解ではありません。
  • 非対称性緊張性頸反射は、生後から生後4~6か月までみられる反射で、脳幹レベルでの反射です。中脳ではないため、正解ではありません。
  • 科目:人間発達学
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午後:第53問

大脳の領野と部位の組合せで正しいのはどれか。  

1: 一次運動野――――――前頭葉

2: 一次体性感覚野――――側頭葉

3: 聴覚野――――――――頭頂葉

4: Broca野―――――――側頭葉

5: Wernicke野―――――後頭葉

  • 答え:1
  • 解説:大脳の領野と部位の組合せで正しいのは一次運動野が前頭葉に位置するという選択肢1です。大脳の各領野は特定の機能を持ち、それぞれ異なる部位に位置しています。
  • 一次運動野は前頭葉の最も後側に位置し、運動機能を制御する役割を持っています。この組合せは正しいです。
  • 一次体性感覚野は頭頂葉の最も前側に位置し、身体の感覚を処理する役割を持っています。側頭葉ではなく、頭頂葉に位置するため、この組合せは間違いです。
  • 聴覚野は側頭葉の島に面した側にある横側頭回の中央部に位置し、聴覚情報を処理する役割を持っています。頭頂葉ではなく、側頭葉に位置するため、この組合せは間違いです。
  • Broca野は前頭葉の下前頭回の後部に位置し、言語の発話機能を制御する役割を持っています。側頭葉ではなく、前頭葉に位置するため、この組合せは間違いです。
  • Wernicke野は側頭葉の上側頭回の後上部とその付近に位置し、言語の理解機能を担っています。後頭葉ではなく、側頭葉に位置するため、この組合せは間違いです。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第34回午後:第11問

副交感神経が含まれる脳神経はどれか。2つ選べ。 ア.嗅神経イ.三叉神経ウ.顔面神経エ.迷走神経オ.舌下神経  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第44回午後:第27問

正しいのはどれか。  

1: 耳小骨は内耳にある。

2: コルチ器は三半規管にある。

3: 平衡斑は卵形嚢と球形嚢とにある。

4: 蝸牛は頭部の回転加速度を検出する。

5: 前庭神経核から動眼神経核への連絡はない。

第45回午前:第55問

神経と走行との組合せで正しいのはどれか。  

1: 正中神経-Guyon管

2: 尺骨神経-手根管

3: 橈骨神経-肘部管

4: 総腓骨神経-腓骨頭下

5: 大腿神経-足根管

第40回午後:第15問

感覚支配で正しい組合せはどれか。  

1: 母指背側-正中神経

2: 前腕尺側-筋皮神経

3: 上腕内側-橈骨神経

4: 足指背側-脛骨神経

5: 下腿内側-伏在神経