第53回午前第3問の類似問題

第42回午前:第10問

22歳の男性。外傷性頸髄損傷後6か月経過。ダニエルスらの徒手筋テストは、肘関節屈曲5、肘関節伸展2、手関節屈曲1、手関節伸展4、手内筋0、下肢0。ベッドへの移乗が自立したので、図の車椅子に患者を座らせて、屋内で使用する車椅子を検討した。適切なのはどれか。2つ選べ。 

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1: 背もたれを肘台と同じ高さまで低くした。

2: 駆動輪の車軸を20 cm後方に移した。

3: 駆動輪を14インチに変更した。

4: 足台をスウィングアウト式に変更した。

5: ブレーキをトグル式に変更した。

第43回午前:第3問

Danielsらの徒手筋力テスト(筋力3)の検査肢位で誤っているのはどれか。ただし、矢印は被検者の運動方向を示す。  

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第45回午前:第26問

肩関節周囲炎で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 早期から筋萎縮がみられる。

2: 肩甲上腕リズムは正常に保たれる。

3: 滑車訓練は三角筋の筋力強化を目的とする。

4: 結髪に比べて結帯動作の方が制限されやすい。

5: Codman体操は慣性モーメントを利用して行う。

第48回午後:第8問

義足装着側の立脚期に図のようなアライメント異常がみられた。異常の改善のために義足装着者に行う必要があるのはどれか。 

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1: 脊柱起立筋群の強化

2: 右股関節屈曲可動域の増大

3: 右股関節伸筋群の強化

4: 左股関節外転筋群の強化

5: 左膝伸筋群の強化

第53回午後:第72問

下腿中央の横断面を図に示す。矢印の筋の作用で正しいのはどれか。2つ選べ。 

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1: 膝関節の屈曲

2: 足の底屈

3: 足の内がえし

4: 母指の屈曲

5: 第2~5指の屈曲

第50回午後:第72問

基本肢位からの股関節の運動について正しいのはどれか。  

1: 屈曲時に腸脛靱帯は緊張する。

2: 伸展時に坐骨大腿靱帯は緊張する。

3: 外転時に大腿骨頭靱帯は緊張する。

4: 内旋時に恥骨大腿靱帯は緊張する。

5: 屈曲時に腸骨大腿靱帯は緊張する。

第48回午後:第14問

15歳の男子、6歳時に転倒して左上腕骨外顆骨折の診断で骨接合術を受けた。最近左手のしびれを訴えるようになり受診した。両肘の伸展を行わせたところ、両側とも完全伸展が可能であったが左肘に図の様な変形を認めた。この患者で最も考えられるのはどれか。 

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1: 腋窩神経障害

2: 筋皮神経障害

3: 正中神経障害

4: 尺骨神経障害

5: 橈骨神経障害

第55回午前:第70問

手の内在筋プラス肢位の組合せで正しいのはどれか。  

1: MP関節屈曲 ― PIP関節伸展 ― DIP関節屈曲

2: MP関節伸展 ― PIP関節屈曲 ― DIP関節屈曲

3: MP関節屈曲 ― PIP関節伸展 ― DIP関節伸展

4: MP関節伸展 ― PIP関節屈曲 ― DIP関節伸展

5: MP関節屈曲 ― PIP関節屈曲 ― DIP関節伸展

  • 答え:3
  • 解説:手の内在筋プラス肢位は、骨間筋と虫様筋の緊張が相対的に高い状態で、MP関節屈曲、PIP関節伸展、DIP関節伸展位となります。これは指伸筋の損傷や麻痺、関節リウマチ、テタニーなどの症状で見られます。
  • この選択肢は、MP関節屈曲、PIP関節伸展、DIP関節屈曲となっており、DIP関節が屈曲しているため、正しい内在筋プラス肢位ではありません。
  • この選択肢は、MP関節伸展、PIP関節屈曲、DIP関節屈曲となっており、内在筋劣位の手(intrinsic minus hand)の状態を示しています。これは正しい内在筋プラス肢位ではありません。
  • この選択肢は、MP関節屈曲、PIP関節伸展、DIP関節伸展となっており、正しい内在筋プラス肢位を示しています。これは指伸筋の損傷や麻痺、関節リウマチ、テタニーなどの症状で見られる状態です。
  • この選択肢は、MP関節伸展、PIP関節屈曲、DIP関節伸展となっており、MP関節が伸展しているため、正しい内在筋プラス肢位ではありません。
  • この選択肢は、MP関節屈曲、PIP関節屈曲、DIP関節伸展となっており、PIP関節が屈曲しているため、正しい内在筋プラス肢位ではありません。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第49回午前:第34問

関節リウマチについて正しいのはどれか。  

1: 内反尖足が合併しやすい。

2: DIP関節に病変を生じやすい。

3: 肘関節にはムチランス変形が生じやすい。

4: 環軸椎亜脱臼を認めるときには頸部を屈曲させる。

5: 炎症が強い時期の運動療法は自動運動を中心に行う。

第46回午後:第23問

肩関節から手関節までの運動自由度はどれか。  

1: 3度

2: 4度

3: 5度

4: 7度

5: 11度

第44回午前:第3問

Danielsらの徒手筋力テストで触診部位が正しいのはどれか。  

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第56回午前:第30問

二分脊椎のSharrardの分類で股関節屈曲・内転運動が正常で外転が作用し始め、短下肢装具を用いて杖歩行が可能となるのはどれか。  

1: II群

2: III群

3: IV群

4: V群

5: VI群

  • 答え:2
  • 解説:Sharrardの分類は二分脊椎の障害レベルによって機能予後を評価するための分類法である。各群によって肢位機能が異なり、装具や歩行の方法が変わる。
  • II群はL1~L2の障害レベルで、股関節屈曲・内転が残存し、膝関節伸展が中等度残存する。車椅子移動と長下肢装具を用いた歩行が併用できるが、短下肢装具を用いた杖歩行はまだ可能ではない。
  • III群はL3~L4の障害レベルで、股関節屈曲・内転、膝関節伸展、足関節背屈が残存し、股関節外転が作用し始める。長下肢装具または短下肢装具による杖歩行が可能であるため、正しい選択肢である。
  • IV群はL5の障害レベルで、股関節伸展、足関節底屈が可能となる。短下肢装具による実用歩行が可能だが、股関節外転が作用し始める段階ではない。
  • V群はS1~S2の障害レベルで、足部の内在筋のみ麻痺が生じる。装具なしでの実用歩行が可能であるが、短下肢装具を用いた杖歩行が必要な段階ではない。
  • VI群はS3の障害レベルで、麻痺は認めない。歩行に特別な問題がなく、短下肢装具を用いた杖歩行が必要な段階ではない。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第39回午後:第38問

肩の運動の組合せで正しいのはどれか。  

1: 棘下筋-内転

2: 烏口腕筋-内旋

3: 広背筋-外旋

4: 大円筋-外転

5: 棘上筋-外転

第35回午前:第62問

変形性股関節症に対する人工関節全置換術後早期の理学療法で正しいのはどれか。  

1: 股関節を内転位に保持する。

2: 骨セメントを使用した場合は荷重開始を遅くする。

3: 術直後から車椅子移動を行う。

4: 大腿四頭筋の等尺性収縮を促す。

5: 拘縮予防のための股関節回旋の可動域訓練を行なう。

第40回午前:第65問

上腕切断者の作業療法で誤っているのはどれか。  

1: 健側の筋力強化を行う。

2: 弾性包帯は末梢側ほどきつく巻くように指導する。

3: 義手を健側の母指までの長さと同じにする。

4: 操作効率が悪い場合はハウジングを長くする。

5: 鏡を見て姿勢をチェックするように指導する。

第52回午前:第17問

右人工股関節置換術(後方侵入)後の患者の靴下の着脱動作として正しいのはどれか。2つ選べ。

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第45回午前:第71問

肘関節で正しいのはどれか。  

1: 腕橈関節は球関節である。

2: 腕尺関節には関節円板がある。

3: 肘角は小児よりも成人で大きい。

4: 腕尺関節は回内・回外運動を行う。

5: 橈骨輪状靱帯は橈骨に付着している。

第49回午後:第70問

上肢の関節について誤っているのはどれか。  

1: 腕橈関節は球関節である。

2: 上橈尺関節は車軸関節である。

3: 肘の生理的内反の角度を運搬角という。

4: 肘頭は肘屈曲位でHüter三角を構成する。

5: 腕尺関節は上橈尺関節と同一の関節包内にある。

第50回午後:第2問

Danielsらの徒手筋力テストにおける開始肢位を図に示す。段階3の検査の対象として適切でないのはどれか。 

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1: 腸腰筋

2: 縫工筋

3: 前脛骨筋

4: 大腿四頭筋

5: 股関節内旋筋群

第57回午前:第41問

スワンネック変形で過伸展となるのはどれか。  

1: 遠位指節間関節

2: 遠位橈尺関節

3: 近位指節間関節

4: 手根中手関節

5: 中手指節間関節