第53回午前第3問の類似問題

第36回午後:第16問

前腕骨間膜に起始部をもたないのはどれか。  

1: 短母指外転筋

2: 長母指外転筋

3: 示指伸筋

4: 長母指伸筋

5: 短母指伸筋

第56回午前:第73問

上肢の筋と作用の組合せで正しいのはどれか。  

1: 上腕二頭筋―――肩関節外旋

2: 上腕三頭筋―――肩関節内旋

3: 腕橈骨筋――――前腕回内

4: 円回内筋――――肘関節伸展

5: 上腕筋―――――前腕回外

  • 答え:3
  • 解説:この問題では、上肢の筋とその作用の正しい組み合わせを選ぶ必要があります。筋肉の名前と作用を正確に理解することが重要です。
  • 上腕二頭筋は肘関節屈曲、前腕回外、肩関節屈曲の作用がありますが、肩関節外旋の作用はありません。従って、この選択肢は正しくありません。
  • 上腕三頭筋は肘関節伸展、肩関節伸展の作用がありますが、肩関節内旋の作用はありません。従って、この選択肢は正しくありません。
  • 腕橈骨筋は肘関節屈曲、前腕回内・回外の作用があります。この選択肢は正しい組み合わせです。
  • 円回内筋は前腕回内、肘関節屈曲の作用がありますが、肘関節伸展の作用はありません。従って、この選択肢は正しくありません。
  • 上腕筋は肘関節屈曲の作用がありますが、前腕回外の作用はありません。従って、この選択肢は正しくありません。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第48回午前:第28問

変形性股関節症に対して、前方アプローチで股関節を前外側に脱臼させて人工股関節置換術を行った。術後に股関節の脱臼を最も誘発しやすい肢位はどれか。  

1: 屈曲、内転、内旋

2: 屈曲、外転、外旋

3: 伸展、内転、外旋

4: 伸展、内転、内旋

5: 伸展、外転、内旋

第36回午前:第94問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて段階2(Poor)の運動と測定肢位との組み合わせで誤っているのはどれか。  

1: 頸部伸展-背臥位

2: 体幹回旋-背臥位

3: 体幹伸展-腹臥位

4: 体幹屈曲-側臥位

5: 骨盤挙上-背臥位

第39回午前:第71問

膝周囲のスポーツ外傷と理学療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 前十字靱帯再建術後-膝伸展可動域の制限

2: 関節鏡視下半月板切除術後-早期部分荷重訓練

3: ジャンパー膝-膝窩部への超音波療法

4: 腸脛靱帯炎-ランニングの禁止

5: 離断性骨軟骨炎-膝関節固定装具の適用

第36回午前:第64問

正しいのはどれか。  

1: 深指屈筋を伸張するためには、手関節掌屈位で指関節を伸展する。

2: 円回内筋を伸張するためには、肘屈曲位で前腕を回外する。

3: 大腿筋膜張筋を伸張するためには、股伸展位で内転・外旋する。

4: 大腿直筋を伸張するためには、股屈曲位で膝を十分に屈曲する。

5: ハムストリングスを伸張するためには、股伸展位で膝関節を伸展する。

第47回午後:第70問

股関節について正しいのはどれか。  

1: 関節窩には骨頭の1/3が入る。

2: 臼蓋角は成人の方が小児よりも大きい。

3: 運動範囲は内転の方が外転よりも大きい。

4: 大腿骨頭靱帯は内転時に緊張する。

5: 恥骨筋の収縮は外旋を制限する。

第34回午前:第42問

手指の筋力測定で誤っているのはどれか。  

1: 短母指屈筋はMP関節を屈曲させる。

2: 長母指伸筋はIP関節を伸展させる。

3: 指伸筋はPIP関節を屈曲位のままMP関節を伸展させる。

4: 掌側骨間筋は中指を中心にして内転させる。

5: 虫様筋はPIP関節屈曲位のままMP関節を屈曲させる。

第38回午後:第18問

関節形状で正しいのはどれか。  

1: 肩甲上腕関節は蝶番関節である。

2: 腕尺関節は楕円関節である。

3: 手根中手関節は平面関節である。

4: 母指のCM関節は球関節である。

5: 近位指節間関節は鞍関節である。

第57回午後:第51問

運動軸が2つの関節はどれか。  

1: 環軸関節

2: 距腿関節

3: 肩鎖関節

4: 橈骨手根関節

5: 腕尺関節

  • 答え:4
  • 解説:運動軸が2つの関節は、橈骨手根関節である。これは楕円関節で2軸性関節であり、他の選択肢は1軸性関節や多軸性関節であるため正解ではない。
  • 環軸関節は車軸関節であり、1軸性関節であるため運動軸が2つの関節ではない。
  • 距腿関節はラセン関節であり、1軸性関節であるため運動軸が2つの関節ではない。
  • 肩鎖関節は平面関節であり、多軸性関節であるため運動軸が2つの関節ではない。
  • 橈骨手根関節は楕円関節であり、2軸性関節であるため運動軸が2つの関節である。これが正解である。
  • 腕尺関節はラセン関節であり、1軸性関節であるため運動軸が2つの関節ではない。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午前:第51問

3軸性の関節はどれか。2つ選べ。  

1: 股関節

2: 距腿関節

3: 胸鎖関節

4: 上橈尺関節

5: 指節間関節

第49回午前:第23問

Danielsらの徒手筋力テストにおける段階2の検査で、検査する筋と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腸腰筋 ― 背臥位

2: 中殿筋 ― 背臥位

3: 大腿四頭筋 ― 腹臥位

4: 縫工筋 ― 背臥位

5: ヒラメ筋 ― 側臥位

第52回午後:第71問

手指の運動とそれに作用する筋の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 母指MP関節伸展――――短母指伸筋

2: 小指MP関節屈曲――――短小指屈筋

3: 環指MP関節外転――――背側骨間筋

4: 小指MP関節内転――――掌側骨間筋

5: 中指MP関節伸展――――虫様筋

第36回午前:第54問

手根管症候群の作業療法で正しいのはどれか。  

1: 手関節を背屈位に保つ。

2: 振動を伴う工具を使用する。

3: 手指伸筋の筋力強化を行う。

4: 両側性に障害のあることを想定して行う。

5: トーマススプリントを用いて把持訓練を行う。

第43回午前:第44問

Danielsらの徒手筋力テストの際に生じる代償運動とそれを起こす筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 股関節外転 - 大腿直筋

2: 膝関節屈曲 - 腓腹筋

3: 肩関節外転 - 上腕二頭筋

4: 肘関節屈曲 - 方形回内筋

5: 母指内転 - 長母指屈筋

第46回午前:第2問

図1から図2へと固定法を変えたとき、被験者の体幹の伸展角度が変化した。被験者の機能障害はどれか。 

46_0_2

1: 大腿四頭筋の筋力低下

2: 腸腰筋の筋力低下

3: 大殿筋の筋力低下

4: 股関節の可動域制限

5: 下肢の運動失調

第40回午前:第79問

肩関節周囲炎の可動域運動で適切でないのはどれか。  

1: 滑車を使った運動

2: 棒を使った運動

3: キャッチボールを利用した運動

4: 壁を利用した運動

5: 健側を利用した運動

第41回午後:第41問

膝関節で誤っているのはどれか。  

1: 半月板は関節の適合性をよくしている。

2: 大腿骨軸と脛骨軸は軽度外反している。

3: 後十字靱帯は脛骨の後方移動を防ぐ。

4: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。

5: 屈曲位から完全伸展すると脛骨の外旋が起こる。

第48回午前:第23問

脳血管障害後の片麻痺患者にBrunnstrom法ステージテストを行った。肩関節の屈曲は肘伸展位で150°可能、外転は90°可能であるが肘関節が30°屈曲していた。また円柱形のペグを把持するよう指示すると、対向つまみはできなかったが横つまみは可能であった。Brunnstrom法ステージの組合せで正しいのはどれか。  

1: 上肢Ⅲ − 手指Ⅳ

2: 上肢Ⅳ − 手指Ⅲ

3: 上肢Ⅳ − 手指Ⅳ

4: 上肢Ⅴ − 手指Ⅳ

5: 上肢Ⅴ − 手指Ⅴ

第40回午前:第1問

腕立てふせの開始肢位と下方への運動の図である。下方運動時の運動学的分析で誤っているのはどれか。 

40_0_1

1: 頸部伸筋群の活動は等尺性収縮である。

2: 肩甲骨は内転運動を行う。

3: 肩関節は伸展運動を行う。

4: 肘関節で主に活動している筋は屈筋群である。

5: 股関節で主に活動している筋は屈筋群である。