第50回午後第54問の類似問題

第57回午前:第70問

右下肢の運動の様子を図に示す。関与する主な筋はどれか。 

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1: 膝窩筋

2: 大腿二頭筋

3: 薄 筋

4: 半腱様筋

5: 縫工筋

第45回午後:第67問

正しいのはどれか。  

1: 排便反射の中枢は腰髄にある。

2: 内肛門括約筋は陰部神経支配である。

3: 外肛門括約筋は骨盤神経支配である。

4: 排便時には直腸平滑筋が弛緩する。

5: 排便時には内肛門括約筋が弛緩する。

第44回午後:第44問

筋と呼吸運動との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 胸鎖乳突筋 − 安静吸気

2: 前斜角筋 − 安静呼気

3: 内肋間筋横部 − 努力吸気

4: 腹直筋 − 努力呼気

5: 腹横筋 − 努力呼気

第44回午後:第24問

神経線維について正しいのはどれか。  

1: Aα線維は圧覚を伝える。

2: Aβ線維は皮膚の痛覚を伝える。

3: Aγ線維は筋紡錘の錘内筋線維を支配する。

4: Aδ線維は自律神経の節前線維である。

5: C線維は運動神経線維である。

第55回午後:第67問

排尿に関与する神経で正しいのはどれか。  

1: 脳における排尿中枢は延髄にある。

2: 外尿道括約筋は下腹神経支配である。

3: 内尿道括約筋は陰部神経支配である。

4: 交感神経路の興奮は膀胱を弛緩させる。

5: 副交感神経路は第11胸髄~第2腰髄レベルから生じる。

  • 答え:4
  • 解説:排尿に関与する神経は、交感神経、副交感神経、体性神経の3つが関与しており、それぞれの神経が膀胱や尿道括約筋に作用して排尿の調節を行っています。
  • 選択肢1は間違いです。排尿の高位中枢は前頭葉や橋にあります。
  • 選択肢2は間違いです。外尿道括約筋は陰部神経(体性神経)の作用により収縮します。
  • 選択肢3は間違いです。内尿道括約筋は下腹神経(交感神経)の作用により収縮します。
  • 選択肢4は正しいです。交感神経優位になると、交感神経の興奮によって遊離されたノルアドレナリンにより膀胱壁が弛緩し、尿の貯留を容易にする。
  • 選択肢5は間違いです。排尿に関与する副交感神経路は、第2~4仙髄レベルから生じます。
  • 科目:生理学(消化・吸収・排泄系)
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第57回午前:第53問

深部反射と反射中枢の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 上腕二頭筋反射 ── C5・6

2: 上腕三頭筋反射 ── C7・8

3: 腕橈骨筋反射 ── C8・Thl

4: 膝蓋腱反射 ── L2~4

5: アキレス腱反射 ── Sl・2

  • 答え:3
  • 解説:深部反射は、筋肉の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす神経反射であり、それぞれの反射には特定の脊髄神経節が関与している。この問題では、深部反射とその反射中枢の組み合わせに関して正しいものを選ぶ。
  • 上腕二頭筋反射は、上腕二頭筋の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす反射であり、その反射中枢はC5・6であるため、正しい組み合わせである。
  • 上腕三頭筋反射は、上腕三頭筋の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす反射であり、その反射中枢はC7・8(主にC7)であるため、正しい組み合わせである。
  • 腕橈骨筋反射の反射中枢は、C5,C6(主にC6)であり、誤りのため正解である。C8・Thlは、回内筋反射である。
  • 膝蓋腱反射は、膝蓋腱の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす反射であり、その反射中枢はL2~4であるため、正しい組み合わせである。
  • アキレス腱反射は、アキレス腱の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす反射であり、その反射中枢はL5、Sl・2であるため、正しい組み合わせである。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第51回午後:第69問

肩関節外転方向で上肢を挙上するとき最も関与が少ない筋はどれか。  

1: 棘上筋

2: 三角筋

3: 前鋸筋

4: 僧帽筋

5: 肩甲挙筋

第44回午後:第31問

外尿道括約筋を随意的に収縮させる神経はどれか。  

1: 腸骨下腹神経

2: 陰部大腿神経

3: 陰部神経

4: 下腹神経

5: 骨盤神経

第55回午後:第64問

筋紡錘の感覚神経線維で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: Ⅰa

2: Ⅰb

3: Ⅱ

4: α

5: γ

  • 答え:1 ・3
  • 解説:筋紡錘の感覚神経線維は、筋紡錘の一次終末(環らせん終末)から出るⅠa群線維と、筋紡錘の二次終末(散形終末)から出るⅡ群線維が正しいです。
  • Ⅰa群線維は筋紡錘の一次終末(環らせん終末)から出る線維で、筋紡錘の求心性神経線維(感覚神経線維)であるため、正しい選択肢です。
  • Ⅰb群線維は腱紡錘から出る求心性神経線維であり、筋紡錘の感覚神経線維ではないため、間違いです。
  • Ⅱ群線維は筋紡錘の二次終末(散形終末)から出る線維で、筋紡錘の求心性神経線維(感覚神経線維)であるため、正しい選択肢です。
  • α線維は骨格筋への運動ニューロンであり、筋紡錘の感覚神経線維ではないため、間違いです。
  • γ線維は筋紡錘への運動線維であり、筋紡錘の感覚神経線維ではないため、間違いです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
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第38回午後:第44問

肩関節の内転に作用しないのはどれか。  

1: 棘上筋

2: 烏口腕筋

3: 大円筋

4: 大胸筋

5: 肩甲下筋

第49回午後:第56問

筋紡錘の求心性神経線維はどれか。2つ選べ。  

1: Ⅰa神経線維

2: Ⅰb神経線維

3: Ⅱ神経線維

4: Ⅲ神経線維

5: Ⅳ神経線維

第39回午前:第93問

末梢神経麻痺とスプリントとの組合せで正しいのはどれか。  

1: 尺骨神経麻痺-トーマス・スプリント

2: 尺骨神経麻痺-ナックルベンダー

3: 正中神経麻痺-パンケーキ・スプリント

4: 正中神経麻痺-オッペンハイマー型装具

5: 橈骨神経麻痺-短対立装具

第54回午後:第53問

外眼筋の中で動眼神経の支配でないのはどれか。  

1: 上斜筋

2: 下斜筋

3: 上直筋

4: 下直筋

5: 上眼瞼挙筋

  • 答え:1
  • 解説:外眼筋は眼球の動きを制御する筋肉で、その中で動眼神経が支配していない筋肉は上斜筋であり、滑車神経が支配しています。
  • 上斜筋は滑車神経支配であり、動眼神経の支配ではないため、正解です。
  • 下斜筋は動眼神経下枝支配であり、動眼神経の支配であるため、間違いです。
  • 上直筋は動眼神経上枝支配であり、動眼神経の支配であるため、間違いです。
  • 下直筋は動眼神経下枝支配であり、動眼神経の支配であるため、間違いです。
  • 上眼瞼挙筋は動眼神経上枝支配であり、動眼神経の支配であるため、間違いです。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第44回午後:第8問

筋の付着部で正しいのはどれか。 

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

5: ⑤

第46回午後:第72問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腸骨大腿靱帯は股関節外旋を制限する。

2: 坐骨大腿靱帯は股関節屈曲を制限する。

3: 小殿筋の収縮は股関節外旋を制限する。

4: 半膜様筋の収縮は膝関節内旋を制限する。

5: 大腿二頭筋の収縮は膝関節屈曲を制限する。

第43回午後:第8問

橈骨と尺骨の両者に付着部を持つ筋で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 方形回内筋

2: 橈側手根屈筋

3: 尺側手根屈筋

4: 浅指屈筋

5: 深指屈筋

第57回午前:第73問

遠心性収縮が生じるのはどれか。2つ選べ。  

1: 頭上に手を挙げるときの三角筋前部線維

2: 懸垂で体を下ろすときの上腕二頭筋

3: 腕立て伏せで肘を伸ばすときの上腕三頭筋

4: 椅子から立ち上がるときの大腿四頭筋

5: しゃがみ込むときのヒラメ筋

  • 答え:2 ・5
  • 解説:遠心性収縮は筋が伸張されながら収縮する現象で、重力方向の関係で身体の様々な部分で起こります。この問題では、遠心性収縮が生じる運動を2つ選ぶ必要があります。
  • 頭上に手を挙げる運動は肩関節屈曲であり、三角筋前部線維の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • 懸垂で体を下ろす運動は肘関節伸展であり、上腕二頭筋の遠心性収縮の運動であるため、正解です。
  • 腕立て伏せで肘を伸ばす運動は肘関節伸展であり、上腕三頭筋の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • 椅子から立ち上がる運動は膝関節伸展であり、大腿四頭筋の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • しゃがみ込む運動は足関節背屈であり、ヒラメ筋の遠心性収縮の運動であるため、正解です。
  • 科目:運動学
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第47回午前:第72問

筋と体幹の運動の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 最長筋 ― 伸展

2: 腹直筋 ― 屈曲

3: 腰方形筋 ― 回旋

4: 外腹斜筋 ― 回旋

5: 内腹斜筋 ― 回旋

第38回午後:第89問

外傷による骨折や脱臼と合併する神経麻痺との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肩関節前方脱臼-腋窩神経麻痺

2: 股関節後方脱臼-坐骨神経麻痺

3: モンテジア骨折-尺骨神経麻痺

4: 上腕骨骨幹部骨折-橈骨神経麻痺

5: 橈骨遠位端骨折-正中神経麻痺

第40回午前:第51問

誤っている組合せはどれか。  

1: トーマステスト-腸腰筋短縮

2: ファーレンテスト-正中神経圧迫

3: ヤーガソンテスト-肩関節拘縮

4: スパーリングテスト-神経根圧迫

5: アドソンテスト-血管圧迫