一側のみにある動脈はどれか。
1: 腋窩動脈
2: 鎖骨下動脈
3: 総頸動脈
4: 内頸動脈
5: 腕頭動脈
大脳で正しいのはどれか。
1: 中心溝によって左右半球に分けられる。
2: 外側溝によって側頭葉と後頭葉とに分けられる。
3: 鳥距溝によって頭頂葉と後頭葉とに分けられる。
4: 脳梁によって左右半球は連結している。
5: 脳弓によって下垂体は視床下部と連結している。
正しいのはどれか。2つ選べ。
1: リンパ節には皮質と髄質とがある。
2: リンパ管には弁がほとんどない。
3: 胸管は乳び槽から起こる。
4: 胸管は右鎖骨下静脈に入る。
5: 右腰リンパ本幹は右リンパ本幹に入る。
動脈と脈拍の触知部位との組合せで正しいのはどれか。
1: 総頸動脈 ── 胸鎖乳突筋の前縁
2: 上腕動脈 ── 上腕二頭筋腱の外側縁
3: 橈骨動脈 ── 前腕掌側面の内側近位部
4: 大腿動脈 ── 鼠径部の腸腰筋の外側
5: 足背動脈 ── 外果の後方
動脈圧の圧受容器が存在するのはどれか。2つ選べ。
1: 頸動脈洞
2: 大動脈弓
3: 椎骨動脈起始部
4: 脳底動脈
5: 冠動脈起始部
誤っているのはどれか。
1: 左右の前大脳動脈は前交通動脈を介して吻合する。
2: 左右の椎骨動脈は合流して脳底動脈となる。
3: 内頸動脈は中大脳動脈と前大脳動脈とに分かれる。
4: 左右の後大脳動脈は後交通動脈を介して吻合する。
5: 脳底動脈は左右の後大脳動脈に分かれる。
正しいのはどれか。
1: 耳管は外耳と上咽頭とをつなぐ。
2: キヌタ骨は鼓膜に接する。
3: 蝸牛は内耳にある。
4: 音は半規管で感知される。
5: 第8脳神経核は中脳にある。
平衡聴覚器の解剖について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 耳管は咽頭に開口している。
2: 鼓膜はキヌタ骨に接している。
3: 内耳は側頭骨の錐体部内にある。
4: 前庭は蝸牛と三半規管からなる。
5: 中耳には聴覚と平衡覚をつかさどる感覚器がある。
大動脈弓から分枝するのはどれか。
1: 右総頸動脈
2: 右椎骨動脈
3: 右鎖骨下動脈
4: 左総頸動脈
5: 左椎骨動脈
動脈と脈拍の触知部位との組合せで正しいのはどれか。
1: 浅側頭動脈―――――外耳孔の後方
2: 総頸動脈――――――胸鎖乳突筋の外縁
3: 上腕動脈――――――上腕遠位部の上腕二頭筋腱の外側
4: 大腿動脈――――――鼠径部の腸腰筋の外側
5: 足背動脈――――――足背の長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間
呼吸器の構造について正しいのはどれか。
1: 肺は左右とも3葉からなる。
2: 肺胸膜は胸壁の内表面を覆う。
3: 気管は第1胸椎の高さで左右の主気管支に分かれる。
4: 気管・気管支には多数のリンパ節が存在する。
5: 主気管支からの分枝は左右対称である。
頸動脈洞反射で正しいのはどれか。
1: 頻脈になる。
2: 血圧が上昇する。
3: 化学的刺激によって生じる。
4: 求心路は舌下神経を介する。
5: 遠心路は迷走神経を介する。
急性心筋梗塞で左冠動脈閉塞に比べて右冠動脈閉塞に特徴的なのはどれか。
1: 房室伝導ブロック
2: 心原性ショック
3: 心室中隔穿孔
4: 心室性頻拍
5: 肺うっ血
正しいのはどれか。
1: 耳小骨は内耳にある。
2: コルチ器は三半規管にある。
3: 平衡斑は卵形嚢と球形嚢とにある。
4: 蝸牛は頭部の回転加速度を検出する。
5: 前庭神経核から動眼神経核への連絡はない。
視覚器で正しいのはどれか。
1: 虹彩には瞳孔括約筋がある。
2: 眼動脈は外頸動脈の分枝である。
3: 視神経乳頭は眼球軸の外側にある。
4: 角膜には血管が多数分布している。
5: 網膜中心窩には錐体よりも杆体の方が多い。
心電図を示す。この心電図の所見で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 頻脈
2: 心房粗動
3: PR間隔延長
4: 上室性期外収縮
5: 心室性期外収縮
正しいのはどれか。
1: 食道は上行大動脈の腹側にある。
2: 胃底部は横隔膜と接する。
3: 胆嚢は肝臓の頭側に接する。
4: 総肝管は十二指腸に開口する。
5: 膵頭部は脾臓に接する。
心電図を示す。この心電図の所見で正しいのはどれか。
1: 心房細動
2: 洞性徐脈
3: 心室性期外収縮
4: 心房性期外収縮
5: Ⅰ度房室ブロック
気管について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 気管は食道の背側にある。
2: 気管分岐角は約70°である。
3: 右主気管支は左主気管支よりも太い。
4: 気管は第2胸椎の高さで左右に分岐する。
5: 左主気管支は胸大動脈の背側から肺に入る。
気管支について正しいのはどれか。
1: 気管支には平滑筋がある。
2: 左主気管支は右主気管支より短い。
3: 気管支の内表面は扁平上皮で覆われる。
4: 気管分岐部は食道の第1狭窄部にある。
5: 気管の延長線に対する気管支の分岐角度は左より右の方が大きい。