第55回午前第57問の類似問題

第46回午前:第58問

気管について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 気管は食道の背側にある。

2: 気管分岐角は約70°である。

3: 右主気管支は左主気管支よりも太い。

4: 気管は第2胸椎の高さで左右に分岐する。

5: 左主気管支は胸大動脈の背側から肺に入る。

第40回午後:第3問

正しいのはどれか。  

1: 気管は食道の背側に位置する。

2: 気管支は第3胸椎の高さで分岐する。

3: 気管支は左右対称である。

4: 気管支の粘膜には線毛がある。

5: 気管支は副交感神経の興奮で拡張する。

第45回午後:第58問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 気管支には線毛がある。

2: 気管支の分岐角は左よりも右が大きい。

3: 細気管支でガス交換が行われる。

4: 壁側胸膜が肺表面に接している。

5: 縦隔には食道が通っている。

第44回午後:第17問

正しいのはどれか。  

1: 気管は食道の背側に位置する。

2: 気管は第2胸椎の高さで左右に分岐する。

3: 気管支は心臓の前面で肺に入る。

4: 気管支の最末梢は区域気管支である。

5: 気管支周辺には多数のリンパ節がある。

第34回午後:第18問

気管支で誤っているのはどれか。  

1: 第5~6胸椎の高さで左右に分かれる。

2: 食道の前方にある。

3: 右気管支と気管軸のなす角は左より大きい。

4: 前・側壁に気管軟骨がある。

5: 粘膜上皮には微絨毛がある。

第53回午前:第58問

呼吸器の解剖について正しいのはどれか。  

1: 細気管支には軟骨がある。

2: 胸膜腔は吸気時に拡大する。

3: 肺の栄養血管は肺動脈である。

4: 肺尖は鎖骨と同じ高さに位置する。

5: 右主気管支は左主気管支よりも短い。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、呼吸器の解剖に関する知識を問うています。選択肢の中で正しいものを選ぶことが求められています。
  • 細気管支には軟骨がありません。細気管支の上皮下には軟骨は見られず、平滑筋と弾性線維からなります。気管の前壁から側壁にかけては馬蹄形の気管軟骨が存在します。
  • 胸膜腔は吸気時に拡大するのではなく、縮小します。胸膜腔は肺と胸郭の間に見られる空間で、吸気時には肺の拡大により胸膜腔は縮小し、呼気の際にはその逆で、肺の縮小により胸膜腔は拡大します。
  • 肺の栄養血管は肺動脈ではなく、気管支動脈です。肺動脈と肺静脈は肺の機能血管であり、肺のガス交換を担当しています。
  • 肺尖は鎖骨と同じ高さに位置するのではなく、鎖骨よりも2~3 cm上方に位置します。肺尖は肺の上端で鈍円をなす部分です。
  • 正しい選択肢です。右主気管支は短くて太く、左主気管支はこれに比べて長く細い。また、正中線となす角は右主気管支が25°、左主気管支が45°である。
  • 科目:解剖学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午後:第17問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 左肺は3葉、右肺は2葉に分かれる。

2: 気管支は心臓の前面に位置する。

3: 気管は食道の前面にある。

4: 右気管支の分岐角は左気管支の分岐角より大きい。

5: 横隔膜は右側が左側より高い。

第41回午後:第16問

正しいのはどれか。  

1: 食道は気管の前面にある。

2: 横隔膜は右側が左側より高い。

3: 気管は心臓の前面に位置する。

4: 気管分岐部は約90°の角をなす。

5: 左肺は3葉、右肺は2葉に分かれる。

第38回午後:第2問

呼吸器の構造について正しいのはどれか。  

1: 肺は左右とも3葉からなる。

2: 肺胸膜は胸壁の内表面を覆う。

3: 気管は第1胸椎の高さで左右の主気管支に分かれる。

4: 気管・気管支には多数のリンパ節が存在する。

5: 主気管支からの分枝は左右対称である。

第39回午後:第15問

正しいのはどれか。  

1: 左肺は3葉、右肺は2葉に分かれる。

2: 気管は心臓の前面に位置する。

3: 食道の後面に気管がある。

4: 気管分岐部は約90°の角をなす。

5: 横隔膜は右側が左側より高い。

第37回午後:第12問

呼吸器について誤っているのはどれか。 ア.右肺は3葉、左肺は2葉からなる。イ.気管支の分岐角は右より左が大きい。ウ.上気道は鼻腔から咽頭までをいう。エ.気管支壁は重層扁平上皮からなる。オ.気管支動脈は肺胞を取り巻く毛細血管網を形成する。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第36回午後:第3問

正しいのはどれか。  

1: 舌筋は平滑筋である。

2: 口峡は口腔と咽頭との境である。

3: 咽頭腔は口部と喉頭部とからなる。

4: 食道は気管の前方を走行する。

5: 食道粘膜は円柱上皮である。

第36回午後:第8問

正しいのはどれか。  

1: 門脈は肝で小葉間動脈となる。

2: 肝右葉は左葉より小さい。

3: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

4: 胆嚢は胆汁を産生する。

5: 膵臓の導管は一つである。

第35回午後:第3問

呼吸器について正しいのはどれか。  

1: 両肺の下葉先端を肺尖という。

2: 肺葉は左三葉、右二葉である。

3: 肺胞の全表面積は約85 m2である。

4: 左気管支は右気管支に比べて異物が侵入しやすい。

5: 肺の上縁は第一肋骨の直下にある。

第48回午前:第59問

呼吸器について正しいのはどれか。  

1: 咽頭はC7~C8の高さにある。

2: 輪状軟骨は弾性軟骨である。

3: 成人の喉頭から気管支までの距離は20~25 cmである。

4: 気管の延長線に対する気管支の分岐角度は右より左の方が大きい。

5: 終末細気管支は肺胞に開口する。

第45回午後:第57問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: リンパ管には弁機構が存在しない。

2: 毛細リンパ管は単層の内皮細胞からなる。

3: 胸管は右側の静脈角に合流する。

4: 右腰リンパ本幹は右リンパ本幹に入る。

5: 脾臓はリンパ性器官の1つである。

第46回午後:第57問

正しいのはどれか。  

1: 食道は上行大動脈の腹側にある。

2: 胃底部は横隔膜と接する。

3: 胆嚢は肝臓の頭側に接する。

4: 総肝管は十二指腸に開口する。

5: 膵頭部は脾臓に接する。

第38回午後:第8問

正しいのはどれか。  

1: 肝の下面は横隔膜に接する。

2: 肝の上面に胆嚢が位置する。

3: 肝左葉は右葉よりも大きい。

4: 門脈は肝門を通る。

5: 肝静脈は上大静脈に流入する。

第43回午後:第15問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: リンパ節には皮質と髄質とがある。

2: リンパ管には弁がほとんどない。

3: 胸管は乳び槽から起こる。

4: 胸管は右鎖骨下静脈に入る。

5: 右腰リンパ本幹は右リンパ本幹に入る。

第38回午後:第82問

正しいのはどれか。  

1: 肺気腫では吸気時に気管支虚脱が起こる。

2: 肺線維症では肺実質の拡張不全をきたす。

3: 喘息では機能的残気量が低下する。

4: 慢性気管支炎では呼気抵抗が低下する。

5: 気管支拡張症では夜間の痰喀出が多い。