第46回午後第54問の類似問題

第55回午後:第67問

排尿に関与する神経で正しいのはどれか。  

1: 脳における排尿中枢は延髄にある。

2: 外尿道括約筋は下腹神経支配である。

3: 内尿道括約筋は陰部神経支配である。

4: 交感神経路の興奮は膀胱を弛緩させる。

5: 副交感神経路は第11胸髄~第2腰髄レベルから生じる。

  • 答え:4
  • 解説:排尿に関与する神経は、交感神経、副交感神経、体性神経の3つが関与しており、それぞれの神経が膀胱や尿道括約筋に作用して排尿の調節を行っています。
  • 選択肢1は間違いです。排尿の高位中枢は前頭葉や橋にあります。
  • 選択肢2は間違いです。外尿道括約筋は陰部神経(体性神経)の作用により収縮します。
  • 選択肢3は間違いです。内尿道括約筋は下腹神経(交感神経)の作用により収縮します。
  • 選択肢4は正しいです。交感神経優位になると、交感神経の興奮によって遊離されたノルアドレナリンにより膀胱壁が弛緩し、尿の貯留を容易にする。
  • 選択肢5は間違いです。排尿に関与する副交感神経路は、第2~4仙髄レベルから生じます。
  • 科目:生理学(消化・吸収・排泄系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午後:第52問

皮下組織の直下に筋腹を触知する筋はどれか。  

1: 棘上筋

2: 方形回内筋

3: 小殿筋

4: 中間広筋

5: 長腓骨筋

第45回午前:第27問

関節運動とそれを制限する靱帯との組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩鎖関節回旋 − 烏口肩峰靱帯

2: 脊椎の伸展 − 後縦靱帯

3: 股関節伸展 − 大腿骨頭靱帯

4: 膝関節伸展 − 膝前十字靱帯

5: 足関節内がえし − 三角靱帯

第43回午後:第2問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 骨膜は感覚神経に富む。

2: 骨膜は骨の長軸方向の成長に関わる。

3: 関節面は骨端軟骨で覆われている。

4: 長骨の骨幹は海綿質で形成される。

5: 発育期の骨髄は造血機能を営んでいる。

第53回午後:第56問

デルマトームと支配髄節の組合せで正しいのはどれか。  

1: 母指―――――第3頸髄節

2: 乳頭―――――第4胸髄節

3: 臍 ―――――第8胸髄節

4: 膝 ―――――第1腰髄節

5: 肛門―――――第1仙髄節

  • 答え:2
  • 解説:デルマトームは、特定の脊髄神経が支配する皮膚の領域を指します。この問題では、それぞれのデルマトームがどの髄節によって支配されているかを正しく組み合わせることが求められています。
  • 母指は第6頸髄節(C6)によって支配されています。第3頸髄節(C3)は後頭部下部を支配しているため、この組み合わせは正しくありません。
  • 乳頭は第4胸髄節(Th4)によって支配されています。この組み合わせは正しいです。
  • 臍は第10胸髄節(Th10)によって支配されています。第8胸髄節(Th8)は前胸壁を支配しているため、この組み合わせは正しくありません。
  • 膝は第3腰髄節(L3)によって支配されています。第1腰髄節(L1)は鼠径部(大腿内側)を支配しているため、この組み合わせは正しくありません。
  • 肛門は第4仙髄節(S4)によって支配されています。第1仙髄節(S1)は足部外側、足底を支配しているため、この組み合わせは正しくありません。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第55回午前:第69問

肩甲上腕関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。  

1: 屈曲―棘下筋

2: 伸展―棘上筋

3: 内転―広背筋

4: 外転―上腕三頭筋

5: 内旋―烏口腕筋

第37回午後:第42問

肩甲骨の運動と筋との組合せで正しいのはどれか。  

1: 挙上-小胸筋

2: 下制-広背筋

3: 外転-大菱形筋

4: 内転-肩甲下筋

5: 上方回旋-肩甲挙筋

第42回午前:第90問

両側支柱付短下肢装具で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: ダブルクレンザック継手は足関節底背屈を制御する。

2: 内側足継手の位置は内果の最突出部とする。

3: 立脚期の反張膝には足継手を底屈位に固定する。

4: 内反足の矯正には内側ストラップを用いる。

5: 下腿半月の上端は腓骨頭より2~3 cm下とする。

第52回午前:第54問

第2中手骨底に付着する筋はどれか。  

1: 円回内筋

2: 尺側手根屈筋

3: 浅指屈筋

4: 長掌筋

5: 橈側手根屈筋

第47回午前:第54問

外側皮質脊髄路について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 後索を通る。

2: 延髄で交叉する。

3: 運動前野からの投射線維を含まない。

4: 脊髄で前角細胞にシナプス結合する。

5: 上肢に対応する線維は下肢に対応する線維よりも外側にある。

第43回午前:第60問

正しい組合せはどれか。  

1: 母指対立運動不能 - 橈骨神経麻痺

2: 手指内転不能 - 正中神経麻痺

3: Froment 徴候陽性 - 正中神経麻痺

4: 母指球筋萎縮 - 尺骨神経麻痺

5: 母指橈側外転不能 - 橈骨神経麻痺

第57回午前:第32問

上腕骨骨幹部骨折で最も合併しやすい神経障害はどれか。  

1: 腋窩神経

2: 筋皮神経

3: 尺骨神経

4: 正中神経

5: 橈骨神経

第36回午前:第81問

スプリントと末梢神経障害との組合せで正しいのはどれか。  

1: コックアップスプリント - 正中神経麻痺

2: 尺側偏位防止スプリント - 尺骨神経麻痺

3: ナックルベンダー - 橈骨神経麻痺

4: 長対立装具 - 尺骨神経麻痺

5: 短対立装具 - 正中神経麻痺

第36回午後:第79問

骨折と合併神経麻痺との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 鎖骨骨折-腕神経叢麻痺

2: 上腕骨骨幹部骨折-筋皮神経麻痺

3: 上腕骨顆上骨折-正中神経麻痺

4: コーレス骨折-正中神経麻痺

5: 股関節後方脱臼骨折-坐骨神経麻痺

第34回午後:第100問

骨折と合併症との組合せで正しいのはどれか。  

1: 上腕骨骨折 - 尺骨神経麻痺

2: 上腕骨外顆骨折 - 内反肘

3: 上腕骨顆上骨折 - フォルクマン拘縮

4: コーレス骨折 - 掌側尺側変形

5: モンテジア骨折 - 尺骨の脱臼

第44回午前:第56問

末梢神経麻痺と治療との組合せで正しいのはどれか。  

1: 後骨間神経麻痺 − 手背橈側の知覚再教育

2: 前骨間神経麻痺 − パーティクル・テクスチャーでの脱過敏療法

3: 正中神経高位麻痺 − テノデーシススプリントでのつまみ動作訓練

4: 正中・尺骨神経麻痺 − Thomasスプリントでの把持動作訓練

5: 尺骨神経低位麻痺 − 環・小指深指屈筋の筋再教育

第44回午後:第43問

脊柱の屈曲に関与する筋で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腹直筋

2: 上後鋸筋

3: 外腹斜筋

4: 腰方形筋

5: 脊柱起立筋

第40回午前:第58問

腕神経叢麻痺で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.引き抜き損傷によって起こる。イ.上位型ではホルネル徴候を伴う。ウ.下位型では肩の外転ができない。エ.全型では肩甲骨挙上ができない。オ.肋間神経移行による機能再建が行われる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第48回午後:第29問

正中神経障害で麻痺を生じる筋はどれか。2つ選べ。  

1: 母指内転筋

2: 長母指屈筋

3: 背側骨間筋

4: 橈側手根屈筋

5: 尺側手根屈筋

第34回午前:第49問

髄節レベルと感覚領域との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.第5頸髄節-肩 峰イ.第7頸髄節-中 指ウ.第4胸髄節-乳 頭エ.第1腰髄節-膝蓋骨内側オ.第4腰髄節-足 底  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ