第46回午前第44問の類似問題

第50回午前:第35問

大腿義足の膝継手におけるイールディング機構の機能で正しいのはどれか。  

1: 立脚相での膝折れの防止

2: 立脚相での膝過伸展の防止

3: 遊脚相での膝伸展の補助

4: 遊脚相での膝屈曲の補助

5: 遊脚相での膝過屈曲の防止

第48回午後:第84問

下肢切断について正しいのはどれか。  

1: 大腿標準切断では股内転拘縮を生じやすい。

2: 下腿標準切断では外反膝を生じやすい。

3: Syme切断では断端末に創を生じやすい。

4: Chopart関節離断では足内反拘縮を生じやすい。

5: Lisfranc切断では足外反変形を生じやすい。

第35回午後:第44問

正しいのはどれか。  

1: 大腿骨頭靭帯は股関節内転時に緊張する。

2: 膝関節面は大腿骨、膝蓋骨、脛骨および腓骨で構成される。

3: 後十字靭帯は脛骨の前方への滑りを防ぐ作用がある。

4: 足関節の底背屈運動は主に距踵関節で行われる。

5: 長腓骨筋および短腓骨筋は足関節を背屈する。

第43回午前:第42問

筋短縮を評価する関節角度の測定における筋と測定方法との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 指伸筋 - 手関節掌屈位での第III指PIP関節屈曲角度

2: 深指屈筋 - 手関節掌屈位での第II指PIP関節伸展角度

3: ハムストリングス - 膝関節屈曲位での股関節屈曲角度

4: 大腿直筋 - 股関節伸展位での膝関節屈曲角度

5: 腓腹筋 - 膝関節屈曲位での足関節背屈角度

第49回午後:第71問

足について正しいのはどれか。  

1: 距腿関節の運動軸は膝軸に対して内捻5~15°である。

2: 舟状骨は外側縦アーチを構成している。

3: 背屈運動により果間距離は拡大する。

4: Lisfranc関節では内外旋が生じる。

5: Böhler角は40~50°である。

第36回午前:第42問

上腕義手で正しいのはどれか。  

1: コントロールシステムの操作効率は70%以上必要である。

2: 口の前でのフックの開大は100%開大が必要である。

3: 23 kgの牽引力に対してソケットのずれは4 cm以上移動してはならない。

4: 肘完全屈曲に要する肩の屈曲角度は45° 以内である。

5: 肘を90°から屈曲するのに必要な力は6.0 kgを越えてはならない。

第38回午後:第43問

正しいのはどれか。  

1: 前十字靱帯は膝伸展で弛緩する。

2: 内側側副靱帯は膝伸展で弛緩する。

3: 大腿直筋は膝伸展と股屈曲の作用がある。

4: 大腿筋膜張筋は膝屈曲位で下腿内旋作用がある。

5: 大腿二頭筋は膝屈曲と下腿内旋の作用がある。

第48回午前:第45問

金属支柱付短下肢装具の足関節背屈角度を小さくすることで改善しやすい動作はどれか。  

1: 床からの立ち上がり

2: 椅子への着座

3: 立位での前方リーチ

4: 立脚中期の膝折れ

5: 上り坂の歩行

第56回午後:第28問

膝関節伸展位で足背屈の関節可動域測定をしたところ、可動域制限が認められた。次に、膝関節屈曲位で測定したところ可動域制限は認められなかった。短縮している筋はどれか。  

1: 大腿直筋

2: 大腿二頭筋長頭

3: 半膜様筋

4: 腓腹筋

5: ヒラメ筋

第34回午後:第46問

誤りはどれか。  

1: 坐骨大腿靭帯は股伸展を制限する。

2: 腸骨大腿靭帯は股内転を制限する。

3: 半腱様筋の収縮は股外旋を制限する。

4: 恥骨筋の収縮は股外転を制限する。

5: 半膜様筋の収縮は股内旋を制限する。

第47回午後:第24問

腹臥位で膝関節の屈曲を指示したところ、膝関節はわずかに屈曲し、同時に股関節は軽度内転した。代償運動を行っている筋はどれか。  

1: 腸腰筋

2: 薄筋

3: 縫工筋

4: 大腿四頭筋

5: 腓腹筋

第57回午後:第41問

腰椎椎間板ヘルニアの保存療法後の理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 四つ這い位で一側下肢を挙上する。

2: 腸腰筋の短縮がある場合は伸張する。

3: 端座位で骨盤の前後傾運動をゆっくり行う。

4: 就寝時は側臥位で腰椎伸展位をとるよう指導する。

5: パピーポジションで腰椎伸展位をとるよう指導する。

第49回午後:第72問

筋と体幹の運動の組合せで正しいのはどれか。  

1: 外腹斜筋 ― 同側への回旋

2: 最長筋 ― 伸展

3: 腹横筋 ― 側屈

4: 腹直筋 ― 伸展

5: 腰方形筋 ― 屈曲

第37回午前:第88問

大腿義足の異常歩行とその原因との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 義足側立脚相の短縮-ソケット内壁の適合不良

2: 義足側外転歩行-初期内転角の不足

3: 義足側分回し歩行-義足が長すぎる場合

4: 外側ホイップ-過度の膝軸外旋

5: フットスラップ-ヒールバンパー軟化

第45回午前:第27問

関節運動とそれを制限する靱帯との組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩鎖関節回旋 − 烏口肩峰靱帯

2: 脊椎の伸展 − 後縦靱帯

3: 股関節伸展 − 大腿骨頭靱帯

4: 膝関節伸展 − 膝前十字靱帯

5: 足関節内がえし − 三角靱帯

第54回午後:第6問

30歳の女性。断端長25%残存の左前腕切断。肘関節が屈曲30°に制限されている。屈曲運動を補い、腹部前面での両手動作を可能にするため能動義手を作製する。ソケットと肘継手の組合せで正しいのはどれか。  

1: 差し込み式前腕ソケット ――――― 倍動肘ヒンジ継手

2: 前腕用スプリットソケット ―――― 倍動肘ヒンジ継手

3: ノースウエスタン式前腕ソケット ― 能動単軸肘ヒンジ継手

4: ミュンスター式前腕ソケット ――― 軟性たわみ式継手

5: ミュンスター式前腕ソケット ――― 能動単軸肘ブロック継手

  • 答え:2
  • 解説:この患者は前腕極短断端であり、肘関節が屈曲30°に制限されているため、前腕用スプリットソケットと倍動肘ヒンジ継手の組み合わせが適切である。
  • 差し込み式前腕ソケットは長断端~中断端に適用するが、極短断端用ではない。倍動肘ヒンジ継手は前腕極短断端に用いるが、ソケットが適切ではない。
  • 前腕用スプリットソケットは前腕極短断端に用い、肘屈曲制限を補う倍動肘継手と併用する。この組み合わせが正しい。
  • ノースウエスタン式前腕ソケットは前腕中断端~長断端に適用し、能動単軸肘ヒンジ継手は前腕中断端~短断端に用いられる。しかし、いずれも極短断端用ではない。
  • ミュンスター式前腕ソケットは前腕極短断端~短断端に適用するが、軟性たわみ式継手は前腕中断端~長断端、手関節離断で用いるため、肘継手が極短断端には適さない。
  • ミュンスター式前腕ソケットは極短断端に適用するが、能動単軸肘ブロック継手は上腕義手や肩義手、肩甲胸郭間切断用義手に用いるもので、極短断端には適さない。
  • 科目:義肢・装具・支援機器・自助具等
  • 重要度:プレミアム特典
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第48回午前:第34問

作業療法で正しいのはどれか。  

1: テニス肘では90°以上の肘屈曲を避ける。

2: 切断指再接着直後の浮腫には寒冷療法を用いる。

3: 肩関節腱板断裂では肩甲骨の回旋運動を制限する。

4: ZoneⅡの屈筋腱損傷の術直後は手関節を屈曲位に保つ。

5: 上腕骨骨幹部骨折では肩関節内外旋訓練を早期に開始する。

第47回午前:第34問

上腕義手(手先具は能動開き式)の適合判定の際、肘90度屈曲位で手先具が完全には開かなかった。原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。  

1: ケーブルハウジングが長過ぎる。

2: ソケットが断端と適合していない。

3: 前腕支持部のトリミングが不良である。

4: 残存肢の肩甲帯の筋力が低下している。

5: 切断肢肩関節の回旋可動域に制限を認める。

第57回午前:第11問

75歳の男性。糖尿病により右下腿切断。義足歩行練習時に右膝の膝折れを起こしそうな不安定感を訴えた。考えられる原因はどれか。2つ選べ。  

1: 初期屈曲角が過大である。

2: 初期内転角が不足している。

3: 右股関節の屈曲可動域制限がある。

4: 右膝関節の伸展筋力が低下している。

5: ソケットが足部に対し後方に位置しすぎている。

第36回午前:第92問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で誤っているのはどれか。  

1: 股関節屈曲は背臥位、膝関節伸展位で行う。

2: 股関節伸展は腹臥位、膝関節伸展位で行う。

3: 股関節外転は背臥位で外旋しないようにして行う。

4: 股関節外旋は背臥位、股・膝関節を90°屈曲位で行う。

5: 膝関節屈曲は背臥位、股関節屈曲位で行う。