第45回午後第83問の類似問題

第43回午後:第86問

末梢神経麻痺の症候で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 痙縮

2: 筋萎縮

3: 病的反射

4: 不随意運動

5: 腱反射低下

第43回午後:第77問

女性に多いのはどれか。  

1: 筋萎縮性側索硬化症

2: 晩発性小脳皮質萎縮症

3: Alzheimer病

4: 進行性核上性麻痺

5: Parkinson病

第40回午前:第82問

疾患と筋力増強運動との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 肩関節周囲炎─肩関節外転筋

2: 腰痛症─股関節屈筋群

3: 脊椎骨粗鬆症─背筋群

4: 変形性股関節症─股関節外転筋

5: 変形性膝関節症─大腿四頭筋

第40回午後:第67問

筋萎縮性側索硬化症で誤っているのはどれか。  

1: 40~50歳代に好発する。

2: 男性に多い。

3: 進行性である。

4: 外眼筋麻痺がみられる。

5: 球症状がみられる。

第48回午前:第11問

38歳の女性。32歳時に四肢脱力が出現、多発性硬化症の診断を受け寛解と増悪を繰り返している。2週前に痙縮を伴った上肢の麻痺にて入院。大量ステロイドによるパルス療法を行った。この時点での痙縮の治療手段で正しいのはどれか。  

1: 超音波療法

2: 赤外線療法

3: 低周波療法

4: ホットパック

5: パラフィン療法

第41回午後:第85問

女性に多いのはどれか。  

1: 筋萎縮性側索硬化症

2: 晩発性小脳皮質萎縮症

3: アルツハイマー病

4: 進行性核上性麻痺

5: パーキンソン病

第51回午後:第31問

手指の血行障害による皮膚の潰瘍を合併しやすいのはどれか。  

1: Guillain-Barré症候群

2: Sjögren症候群

3: Basedow病

4: Behçet病

5: 強皮症

第50回午後:第34問

肘部管症候群を疑う所見はどれか。2つ選べ。  

1: 小指のしびれ

2: Froment徴候

3: Tear drop徴候

4: 母指球筋の萎縮

5: 正中神経伝導速度の低下

第42回午後:第79問

末梢神経損傷で誤っているのはどれか。  

1: 筋萎縮

2: 異常感覚

3: 発汗異常

4: 腱反射亢進

5: 筋線維束攣縮

第37回午前:第64問

手根管症候群について正しいのはどれか。  

1: 夜間は上肢を下垂して負担を減らす。

2: 正中神経の伝導速度は前腕部で低下する。

3: 安静のためのスプリントは手関節背屈位とする。

4: 掌側のしびれで発症する場合が多い。

5: 母指球の筋萎縮は運動神経の脱髄によって生じる。

第54回午後:第75問

疾患と病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。  

1: Parkinson病――大脳白質の変性

2: 多発性硬化症――中枢神経の脱髄

3: Lewy小体型認知症――大脳白質の虚血

4: 筋萎縮性側索硬化症――脊髄後索の変性

5: Guillain-Barré症候群――脊髄前角の変性

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、疾患と病理学的変化の組み合わせが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、多発性硬化症と中枢神経の脱髄です。
  • Parkinson病は神経変性疾患であり、黒質や青斑核、迷走神経背側核などの神経細胞が脱落することで運動障害や自律神経障害が生じます。大脳白質の変性はParkinson病ではなく、大脳白質変性症で見られるため、この組み合わせは正しくありません。
  • 多発性硬化症は中枢神経の自己免疫性脱髄疾患であり、脳室周囲や視神経、視交叉、脳幹部、脊髄などで多発性の境界明瞭な脱髄斑の病巣を形成します。この組み合わせは正しいです。
  • Lewy小体型認知症は神経変性疾患であり、マイネルト核や扁桃核、側頭葉や帯状回、島葉などにLewy小体が出現します。大脳白質の虚血はこの疾患とは関連がなく、脳卒中や認知機能障害の発症リスクが高い脳室周囲高信号域(PVH)と関連しています。この組み合わせは正しくありません。
  • 筋萎縮性側索硬化症は、中心前回のBetz巨細胞と錐体路からなる上位運動ニューロンと脊髄前角と前根から構成される下位運動ニューロンが選択的に脱落し、障害されます。脊髄後索の変性はこの疾患とは関連がなく、ビタミンB12欠乏による亜急性連合性脊髄変性症などで見られます。この組み合わせは正しくありません。
  • Guillain-Barré症候群は、先行感染後に病原体に対して産生された抗体が髄鞘を標的とした自己抗体となって脱髄を生じ、末梢神経障害を引き起こします。脊髄前角の変性はこの疾患とは関連がなく、筋萎縮性側索硬化症などで見られます。この組み合わせは正しくありません。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午後:第10問

45歳の男性。半年前から左上肢遠位部の脱力、3か月前から左上肢の筋萎縮と右上肢の脱力、さらに最近歩行障害と構音障害を認めるようになり、神経内科で筋萎縮性側索硬化症と診断された。現時点で認められる可能性が高いのはどれか。  

1: 褥 瘡

2: 振動覚低下

3: 眼球運動障害

4: 膀胱直腸障害

5: Hoffmann反射陽性

第41回午後:第49問

関節の慢性炎症で誤っているのはどれか。  

1: 骨塩量の減少

2: 軟骨の変性

3: 組織内の好中球集積

4: 結合織の増殖

5: 血管の増生

第36回午前:第60問

脊髄損傷患者の合併症とその対応との組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩関節の異所性骨化─急性期からストレッチ

2: 自律神経過反射-下肢挙上位で経過観察

3: 急性期の骨脱灰-牛乳の飲用

4: 褥 瘡-車椅子上で徐圧動作

5: 作業中の失禁-留置導尿

第50回午後:第83問

介護保険法の特定疾病に含まれるのはどれか。  

1: 筋ジストロフィー

2: 多発性硬化症

3: 多発性筋炎

4: ポリオ後症候群

5: Parkinson病

第39回午後:第92問

絞扼性神経障害の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 尺骨神経-肘部管症候群

2: 正中神経-手根管症候群

3: 橈骨神経-回外筋症候群

4: 坐骨神経-梨状筋症候群

5: 深腓骨神経-足根管症候群

第51回午後:第100問

悪性症候群の症状はどれか。  

1: 筋弛緩

2: 高血糖

3: 高熱

4: 徐脈

5: 白血球減少

第46回午前:第30問

筋疾患と症状との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 皮膚筋炎 — 叩打ミオトニア

2: 筋強直性ジストロフィー — 有痛性強直性けいれん

3: 肢帯型筋ジストロフィー — 動揺性歩行

4: Becker型筋ジストロフィー — floppy infant

5: Duchenne型筋ジストロフィー — 翼状肩甲

第49回午後:第35問

手指の拘縮・変形とその原因の組合せで正しいのはどれか。  

1: Volkmann拘縮 ― 上腕の阻血

2: Dupuytren拘縮 ― 手掌腱膜の断裂

3: ボタンホール変形 ― PIP関節の伸筋腱断裂

4: スワンネック変形 ― DIP関節の屈筋腱断裂

5: 槌指変形 ― MP関節の屈筋腱断裂

第49回午前:第8問

48歳の女性。上肢の麻痺を訴え受診した。患者が、手関節と手指を、軽度屈曲位にした状態から伸展しようとしたときの手の写真を示す。この病態の原因はどれか。 

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1: 橈骨神経上位麻痺

2: Guyon管症候群

3: 前骨間神経麻痺

4: 後骨間神経麻痺

5: 肘部管症候群