第35回午前第34問の類似問題

第53回午前:第87問

関節リウマチについて正しいのはどれか。  

1: 股関節などの大関節に初発する。

2: 間質性肺炎を合併することが多い。

3: 罹患関節の症状は非対称性に現れる。

4: 半数以上にリウマトイド結節が認められる。

5: 血清アルカリフォスファターゼが高値となる。

  • 答え:2
  • 解説:関節リウマチは、主に手関節や手指の小関節に初発し、対称性に症状が現れる自己免疫疾患です。合併症として間質性肺炎が多く、リウマトイド結節が一部の患者に認められます。血清アルカリフォスファターゼは通常正常範囲内ですが、活動期に高値となることがあります。
  • 選択肢1は間違いです。関節リウマチの初発部位は、手関節や手指の小関節が多く、大関節が初発部位であることは稀です。
  • 選択肢2は正しいです。関節リウマチでは、間質性肺炎のほか、肺線維症や胸膜炎などの肺疾患を合併することが多いです。
  • 選択肢3は間違いです。関節リウマチでは、罹患関節の症状は対称性に現れる特徴があります。
  • 選択肢4は間違いです。関節リウマチでは、肘関節外側皮下に腫瘤状のしこりを生じるリウマトイド結節が20~30%の患者に認められます。
  • 選択肢5は間違いです。関節リウマチの血清アルカリフォスファターゼは、一般的には正常範囲内です。ただし、関節リウマチの活動期には高値となることがあることに注意が必要です。
  • 科目:骨関節障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第39回午前:第18問

自己介助による筋の伸張法で誤っているのはどれか。  

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第43回午前:第8問

自己介助による筋の伸張法で誤っているのはどれか。  

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第41回午前:第59問

関節リウマチ患者に対する手指巧緻性維持を目的とした作業で適切でないのはどれか。  

1: はり絵

2: 編物

3: 刺しゅう

4: マクラメ

5: 金工細工

第51回午後:第10問

52歳の女性。関節リウマチ。発症して17年が経過している。手指関節に痛みを訴えており、図のような変形がみられる。手指に対する最も適切な物理療法はどれか。 

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1: 超音波

2: 遠赤外線

3: 極超短波

4: パラフィン浴

5: ホットパック

第43回午前:第74問

多発性硬化症の理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 歩行障害に対して早期から装具を作製する。

2: 視野欠損に対して照明などの環境整備を行う。

3: 痙縮に対して温熱療法を行う。

4: 筋力低下に対して1RMを反復し強化する。

5: 運動失調に対して重錘を負荷して訓練を行う。

第34回午前:第59問

軽度認知症を伴う保存的治療中の高齢骨折患者への対応で誤っているのはどれか。  

1: 病前生活、特に趣味などに関連した作業を行う。

2: 患者同士の交流ができる場面を設定する。

3: 日時、場所、ニュースなどの会話を心がける。

4: 固定中の関節には等張性運動を用いた作業で筋萎縮を防ぐ。

5: 局所の固定を妨げない関節には可動域訓練を行う。

第38回午前:第23問

義肢・装具および部品の名称で誤っているのはどれか。  

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第53回午後:第28問

慢性腰痛に対する認知行動療法でないのはどれか。  

1: 痛みの有無を頻回に尋ねる。

2: 腰痛の不安を解消する映像を見せる。

3: 腰を反らせても痛まない成功体験を繰り返させる。

4: 痛みがあってもできる活動があることを認識させる。

5: 適切な身体活動は痛みを増悪させないことを説明する。

第37回午前:第1問

肩関節屈曲(前方挙上)で代償運動を使っていないのはどれか。  

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第46回午後:第26問

手指の変形性関節症について正しいのはどれか。  

1: 安静時痛は少ない。

2: 女性よりも男性に多い。

3: 母指CM関節症が最も多い。

4: Heberden結節はPIP関節に起こる。

5: Bouchard結節はDIP関節に起こる。

第38回午前:第36問

図の上肢装具の適応で誤っているのはどれか。  

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第35回午前:第11問

手指屈筋腱断裂に対する縫合術後の作業療法の開始時期で適切でないのはどれか。  

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第35回午前:第16問

70歳の女性。慢性関節リウマチ。スタインブロッカーの機能障害分類クラスII。人工膝関節置換術後4週で歩行訓練中だが、同側の股関節深部の疼痛が強く訓練に支障をきたしている。疼痛軽減に適切な機器はどれか。  

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第49回午後:第42問

慢性閉塞性肺疾患における包括的呼吸リハビリテーションで正しいのはどれか。  

1: 運動耐容能の改善を図ることができる。

2: 吸気時に動作を行うように指導する。

3: 上肢筋力トレーニングは行わない。

4: 健康関連QOLに影響を与えない。

5: 栄養指導は含まない。