脊髄損傷患者に生じる異所性骨化で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 脊柱に好発する。
2: 初期には局所の熱感を生じる。
3: 関節拘縮の矯正手技が誘因になる。
4: 血中アルカリフォスファターゼ値が低下する。
5: 血中カルシウム値が上昇する。
多発性硬化症で正しいのはどれか。
1: 階段状に増悪する。
2: 温熱によって症状が悪化する。
3: 深部腱反射が消失する。
4: 50、60歳代で好発する。
5: 女性より男性に多く発症する。
重症筋無力症について正しいのはどれか。
1: 起床時に症状が強い。
2: 悪性腫瘍の合併が多い。
3: 自己免疫性疾患である。
4: 女性よりも男性に多い。
5: 40歳以前の発症は稀である。
変形性関節症について正しいのはどれか。
1: 若年者に好発する。
2: 滑膜炎から軟骨の変性に至る。
3: 股関節では二次性股関節症が多い。
4: 膝関節では女性に比べ男性の有病率が高い。
5: 発症要因として遺伝的素因は認められない。
男性に比べて女性に多い疾患はどれか。
1: Perthes病
2: 多発性筋炎
3: 高尿酸血症
4: 強直性脊椎炎
5: Duchenne型筋ジストロフィー
脊髄損傷の異所性骨化で正しいのはどれか。
1: 関節周囲に熱感が生じる。
2: 麻痺域の小関節に好発する。
3: 血清カルシウム値が上昇する。
4: 発生すれば関節可動域運動を中止する。
5: 血清アルカリフォスファターゼ値が低下する。
筋強直性ジストロフィーで正しいのはどれか。
1: 5歳までに発症する。
2: 伴性劣性遺伝である。
3: 顔面筋は侵されにくい。
4: ミオトニアがみられる。
5: 認知機能は障害されない。
多発性筋炎で正しいのはどれか。
1: 男性に多い。
2: 心筋は障害されない。
3: 高い室温では筋力が低下する。
4: 四肢の遠位筋優位に障害される。
5: 間質性肺炎を合併すると予後が悪い。
ぺルテス病で正しいのはどれか。
1: 激しい股関節痛と発熱で発症する。
2: 4~7歳の女児に発症しやすい。
3: 両側性に発症することが多い。
4: 年長で発症した場合ほど予後がよい。
5: 治療には免荷装具を着用する。
35歳の女性。四肢のしびれで発症し、視力障害、不全四肢麻痺、体性感覚障害および息苦しさの増悪と寛解を繰り返した。小脳症状はない。MRIでは脳脊髄白質に多発性・散在性の脱髄斑が認められた。理学療法で適切なのはどれか。
1: 胸郭の可動性拡大運動
2: ボルグ指数で「きつい」運動
3: しびれに対するホットパック
4: 水温38~39℃の水中歩行訓練
5: 下肢に重錘を装着しての歩行訓練
痛風について正しいのはどれか。
1: 女性に多い。
2: 80代に多い。
3: 多臓器に症状を起こす。
4: るいそうに合併しやすい。
5: ピロリン酸カルシウム結晶が関節に沈着する。
我が国の脊髄損傷の疫学について正しいのはどれか。
1: 男性よりも女性が多い。
2: 不全損傷よりも完全損傷が多い。
3: 頸髄損傷よりも胸腰髄損傷が多い。
4: 原因はスポーツ事故よりも転倒が多い。
5: 受傷年齢は20代をピークとした一峰性を示す。
視神経脊髄炎で正しいのはどれか。
1: 再発と寛解を繰り返す。
2: レム睡眠行動異常を生じる。
3: 免疫不全状態で罹患しやすい。
4: JCウイルス感染により発症する。
5: 抗コリンエステラーゼ薬で症状が改善する。
誤っているのはどれか。
1: 朝のこわばりは慢性関節リウマチの診断基準項目に含まれる。
2: 全身性エリテマトーデスは男性に多い。
3: レイノー現象は寒冷により誘発される。
4: リウマチ熱は溶連菌感染と関連する。
5: 強直性脊椎炎は仙腸関節に好発する。
顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。
1: 女性に多い。
2: 発症は10~20歳代が多い。
3: 経過は急性に進行する。
4: 仮性肥大がみられる。
5: 嚥下障害をきたす。
骨肉腫で正しいのはどれか。
1: 肺転移が多い。
2: 運動時痛は少ない。
3: 壮年期に好発する。
4: 大腿骨近位に発生が多い。
5: 血中アルカリフォスファターゼが低下する。
正しいのはどれか。
1: 変形性肘関節症では前腕の回内制限が著しい。
2: 変形性膝関節症は男性に多い。
3: 変形性股関節症の多くは一次性である。
4: 変形性頸推症は第3、4頸椎に生じやすい。
5: 腰椎変形性後弯症は女性の農業従事者に多い。
変形性膝関節症で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 中年期以降の肥満女性に好発する。
2: 頻度は変形性股関節症より低い。
3: 起立動作時よりも歩行時に痛みが強い。
4: 進行すると膝外反変形を生じやすい。
5: エックス線写真で関節裂隙の狭小化がみられる。
皮膚筋炎で誤っているのはどれか。
1: 女性に多い。
2: 四肢近位筋の筋力が低下する。
3: 赤沈が亢進する。
4: 血中CK値が低下する。
5: 悪性腫瘍を高率に合併する。
骨粗鬆症について適切でないのはどれか。
1: 閉経後の女性に生じやすい。
2: ステロイド治療により生じやすい。
3: 大腿骨頸部骨折をきたしやすい。
4: 脊椎圧迫骨折ではコルセットを装着する。
5: 高齢者の腰背痛には体幹前屈を指導する。