第44回午後第28問の類似問題

第42回午前:第44問

表在感覚の髄節レベルで正しいのはどれか。  

1: 母 指-C4

2: 小 指-C6

3: 乳頭部-T4

4: 膝蓋部-L1

5: アキレス腱部-S2

第44回午前:第3問

感覚の評価手技(①〜⑤)を別に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。 

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1: ①触 覚

2: ②痛 覚

3: ③振動覚

4: ④2点識別覚

5: ⑤位置覚

第43回午前:第44問

感覚検査法の組合せで適切でないのはどれか。  

1: 痛覚-つま楊子で皮膚を刺激し、痛みの有無を聞く。

2: 触覚-ティッシュペーパーで皮膚に触れ、分かるか否かを聞く。

3: 動的二点識別-ノギスで皮膚上に描いた数字や文字が何かを聞く。

4: 深部圧痛覚-アキレス腱をつまんで痛みの有無を聞く。

5: 立体覚-片手に物品を握らせてそれが何であるか言わせる。

第39回午後:第19問

感覚と大脳機能局在との組合せで正しいのはどれか。  

1: 視覚-頭頂葉

2: 聴覚-側頭葉

3: 味覚-後頭葉

4: 嗅覚-頭頂葉

5: 触覚-前頭葉

第46回午後:第58問

排尿で正しいのはどれか。  

1: 膀胱は交感神経活動で収縮する。

2: 排尿の反射中枢は腰髄にある。

3: 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。

4: 外尿道括約筋は随意制御できる。

5: 外尿道括約筋は陰部神経活動によって弛緩する。

第56回午後:第4問

身体図のような感覚障害を呈する場合に考えられる脊髄の障害部位はどれか。 

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

5: ⑤

第39回午後:第81問

体性感覚の検査で誤っているのはどれか。  

1: 意識混濁が軽ければ、結果は信頼できる。

2: 感覚鈍麻がある場合、その部位から正常方向に検査する。

3: 痛覚の検査では安全ピンを軽くあてる。

4: 振動覚の検査では、音叉を骨の突出部にあてる。

5: 疲れやすい検査のため、なるべく短時間で行う。

第53回午後:第25問

感覚検査について正しいのはどれか。  

1: 位置覚検査は手指では側面を把持して行う。

2: 温冷覚検査は80℃の温水と0℃の冷水を用いる。

3: 触覚検査は触れる時間間隔を一定にする。

4: 振動覚検査は筋腹に音叉を当てる。

5: 静的2点識別覚検査は左右の同じ部位に同時に刺激を加える。

  • 答え:1
  • 解説:感覚検査は、感覚受容器の機能を評価するために行われる検査であり、位置覚、温冷覚、触覚、振動覚、静的2点識別覚などが含まれる。正しい検査方法を理解し、適切な評価を行うことが重要である。
  • 正しい。位置覚検査では手指の側面を把持して行う。これは、掌・背側から把持すると上下方向への触圧覚が感知され、正確な評価ができないためである。
  • 間違い。温冷覚検査では、10℃の冷覚と50℃の温覚を感じることができれば正常と判断する。80℃の温水を用いると熱傷の危険性があるため、適切な温度を用いることが重要である。
  • 間違い。触覚検査では、触れるタイミングを一定にすると被験者は刺激のタイミングを覚えて正解する可能性がある。そのため、変則的な間隔で刺激を行うことが適切である。
  • 間違い。振動覚検査は、骨を刺激して深部感覚として測定するため、筋腹ではなく皮下の骨に音叉を当てるのが正しい方法である。
  • 間違い。静的2点識別覚検査では、左右の同じ部位に同時に刺激を加えるのではなく、一側の2点に同時に刺激を加え、識別できる最短距離を求めるのが正しい方法である。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午後:第2問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 骨膜は感覚神経に富む。

2: 骨膜は骨の長軸方向の成長に関わる。

3: 関節面は骨端軟骨で覆われている。

4: 長骨の骨幹は海綿質で形成される。

5: 発育期の骨髄は造血機能を営んでいる。

第45回午後:第74問

正しいのはどれか。  

1: 一次運動野は筋緊張の調整に関与する。

2: 運動前野は記憶に基づいた連続運動に関与する。

3: 補足運動野は視覚情報を運動に変換する。

4: 大脳基底核は運動時の感覚情報を中継する。

5: 小脳は無意識的な運動スキルの習得に関与している。

第37回午後:第13問

正しいのはどれか。  

1: 舌筋は平滑筋である。

2: 舌筋は舌下神経支配である。

3: 味覚は三叉神経支配である。

4: 口蓋帆は軟口蓋の前方にある。

5: 舌根は口峡の上壁である。

第50回午前:第67問

排尿で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 排尿反射の中枢は腰髄にある。

2: 外尿道括約筋は随意制御できる。

3: 膀胱は副交感神経活動で収縮する。

4: 外尿道括約筋は陰部神経活動で弛緩する。

5: 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。

第47回午前:第67問

排尿機構で誤っているのはどれか。  

1: 外尿道括約筋は陰部神経支配である。

2: 内尿道括約筋は交感神経支配である。

3: 脊髄排尿中枢は第2~4仙髄節にある。

4: 副交感神経を刺激すると膀胱は弛緩する。

5: 膀胱体部からの求心性神経は骨盤神経である。

第41回午後:第11問

脊髄の解剖で誤っている組合せはどれか。  

1: 外側脊髄視床路-温痛覚

2: 外側皮質脊髄路-随意運動

3: 前脊髄視床路-非識別性触覚

4: 後索-深部覚

5: 前庭脊髄路-二点識別覚

第40回午後:第36問

誤っているのはどれか。  

1: 随意的排尿には大脳皮質が関与する。

2: 交感神経を刺激すると膀胱は収縮する。

3: 膀胱体部からの求心性神経は骨盤神経である。

4: 脊髄排尿中枢は第2~4仙髄節にある。

5: 外尿道括約筋は陰部神経の支配を受ける。

第41回午後:第27問

視覚系で正しいのはどれか。  

1: 右視野の物体は網膜の右半分に像を結ぶ。

2: 錐体細胞は周辺視野の受容器である。

3: 杆体細胞は暗順応に関与しない。

4: 視覚信号は外側膝状体でニューロンを乗り換える。

5: 大脳一次視覚野は側頭葉にある。

第48回午後:第28問

中心性頸髄損傷で正しいのはどれか。  

1: 感覚障害はない。

2: 頸部過伸展によって生じる。

3: 重度の膀胱直腸障害が残存する。

4: 上肢より下肢の障害が強い。

5: 椎骨の損傷を合併する。

第53回午後:第62問

視覚について正しいのはどれか。  

1: 一次視覚野は側頭葉にある。

2: 視細胞の杆体は色覚を司る。

3: 空間分解能は全視野で均一である。

4: 暗順応は明順応より速やかに行われる。

5: 毛様体筋は近くを見るときに収縮する。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では視覚に関する知識を問うています。正しい選択肢は5で、毛様体筋が近くを見るときに収縮することが正しいです。
  • 一次視覚野は側頭葉ではなく、後頭葉の17野にあります。これは選択肢1が間違いである理由です。
  • 視細胞の杆体は色覚を司るのではなく、薄暗いときの視覚に関与します。色覚に関与するのは錐体であるため、選択肢2は間違いです。
  • 空間分解能は全視野で均一ではなく、視野の中心と周辺で大きく異なります。中心視野ほど空間分解能が高いため、選択肢3は間違いです。
  • 暗順応は明順応より速やかに行われるのではなく、むしろ明順応の方が速やかに行われます。このため、選択肢4は間違いです。
  • 毛様体筋は近くを見るときに収縮し、対象物が近づくと毛様体筋が収縮して毛様体小帯を弛緩させます。これにより前面の曲率が大きくなり、屈折力を増すことで遠近順応を行います。選択肢5は正しいです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第55回午後:第68問

男性生殖器系で正しいのはどれか。  

1: 勃起中枢は腰髄にある。

2: 陰茎海綿体神経は動脈収縮作用をもつ。

3: 射精は副交感神経の作用を介して起きる。

4: 性的刺激による勃起には辺縁系が関与する。

5: 射精後の精子は女性の膣内で1週間程度生存する。

  • 答え:4
  • 解説:性的刺激による勃起には辺縁系が関与するのが正しい。他の選択肢は、生殖器系に関する誤った情報が含まれている。
  • 勃起中枢は第2~4仙髄レベルにあるため、選択肢1は間違いです。
  • 陰茎海綿体神経は動脈拡張作用を持つため、選択肢2は間違いです。
  • 射精は交感神経の作用を介して起きるため、選択肢3は間違いです。
  • 性的刺激は前頭葉を経由して視床下部に入力され、ヒトの性行動の大部分は視床下部と辺縁系によって調節されるため、選択肢4は正しいです。
  • 精子は女性の膣内で24~48時間しか生存できないため、選択肢5は間違いです。
  • 科目:生理学(消化・吸収・排泄系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午前:第83問

脊髄損傷の感覚障害について正しいのはどれか。  

1: 馬尾神経症候群ではみられない。

2: 中心性頸髄損傷では上肢より下肢に強い。

3: 脊髄円錐症候群では肛門周囲が障害される。

4: 前脊髄動脈症候群では位置覚が障害される。

5: Brown-Séquard症候群では病巣の反対側の位置覚が障害される。