第44回午前第83問の類似問題

第48回午後:第89問

絞扼性神経障害と障害される神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肘部管症候群 − 橈骨神経

2: 円回内筋症候群 − 尺骨神経

3: 手根管症候群 − 正中神経

4: 梨状筋症候群 − 外側大腿皮神経

5: 足根管症候群 − 総腓骨神経

第34回午前:第83問

短下肢装具について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.プラスチック装具は下垂足の矯正に有効である。イ.膝折れ防止に用いることもできる。ウ.立位での膝関節屈曲傾向を矯正するためには足継手を背屈10゜後方制動とする。エ.痙性麻痺による反張膝は前方制動の足継手で矯正する。オ.クレンザック型足継手では蹲居姿勢がとれない。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第45回午前:第86問

骨折と合併しやすい神経麻痺との組合せで正しいのはどれか。  

1: 上腕骨骨幹部骨折-腋窩神経麻痺

2: 上腕骨顆上骨折-正中神経麻痺

3: 橈骨遠位端骨折-橈骨神経麻痺

4: 大腿骨骨幹部骨折-大腿神経麻痺

5: 脛骨骨幹部骨折-脛骨神経麻痺

第55回午後:第30問

下肢の異常と金属支柱付き短下肢装具の足継手の設定との組合せで正しいのはどれか。  

1: 尖足――――――――――前方制動

2: 反張膝―――――――――遊動

3: 立脚時の膝折れ―――――前方制動

4: 下腿三頭筋の痙縮――――遊動

5: 前脛骨筋の弛緩性麻痺――遊動

第36回午後:第17問

関節の分類と関節との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 球関節-肩関節

2: 鞍関節-母指の手根中手関節

3: 車軸関節-上橈尺関節

4: 顆状関節-手根間関節

5: 蝶番関節-指節間関節

第35回午後:第66問

誤っているのはどれか。  

1: 後縦靭帯骨化症では下肢に痙性麻痺を生じる。

2: 特発性側弯症では体幹前屈で肋骨隆起を生じる。

3: 強直性脊椎炎では脊椎や四肢近位関節が障害される。

4: 脊柱管狭窄症では間歇性跛行を生じる。

5: 腰椎椎間板ヘルニアでは下肢の腱反射が亢進する。

第54回午後:第34問

発育性股関節形成不全で正しいのはどれか。  

1: 開排は制限されない。

2: 大腿骨頭の前方脱臼が多い。

3: 二次的な変形性股関節症にはなりにくい。

4: 7歳以上では外転位保持免荷装具を用いる。

5: 乳児期ではリーメンビューゲル装具を用いる。

第47回午前:第46問

絞扼性神経障害と症状の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肘部管症候群 ― 母指外転障害

2: 後骨間神経麻痺 ― 母指内転障害

3: 手根管症候群 ― 母指対立障害

4: 梨状筋症候群 ― 大腿前面のしびれ

5: 足根管症候群 ― 足背のしびれ

第34回午前:第44問

疾患と運動療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 腰痛症-ウイリアムス体操

2: 失調症-フレンケル体操

3: 五十肩-コッドマン体操

4: 圧迫骨折-ベーラー体操

5: 変形性膝関節症-バージャー・アレン体操

第52回午前:第29問

Colles骨折の合併症で起こりやすいのはどれか。  

1: 肘関節脱臼

2: 腋窩神経麻痺

3: 橈骨神経麻痺

4: 正中神経麻痺

5: 長母指屈筋腱断裂

第42回午前:第63問

脊髄損傷の機能残存レベルと装具との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 第5頸髄節-手関節背屈装具

2: 第7頸髄節-短対立装具

3: 第12胸髄節-股継手付き長下肢装具

4: 第2腰髄節-長下肢装具

5: 第3仙髄節-短下肢装具

第35回午後:第83問

正しい組合せはどれか。  

1: 重症筋無力症-運動失調

2: パーキンソン症候群-企図振戦

3: フリードライヒ失調症-Romberg徴候陰性

4: ギラン・バレー症候群-腱反射亢進

5: 脊髄空洞症-解離性感覚障害

第44回午前:第86問

膝装具の種類と適応との組合せで正しいのはどれか。  

1: HRC膝装具 − 膝折れを防ぐ。

2: 膝蓋骨制動装具 − 外反動揺を防ぐ。

3: 支柱付膝サポーター − 下腿回旋を制限する。

4: スウェーデン式膝装具 − 反張膝を防ぐ。

5: デローテーション装具 − 外側スラストを防ぐ。

第54回午前:第8問

55歳の男性。倒れてきた本棚により右肘上部を圧迫され正中神経麻痺を生じた。約1か月経過したが、右上肢の運動障害と感覚障害を認めていることから装具療法を行うことになった。使用する装具で正しいのはどれか。  

1: 長対立装具

2: IP伸展補助装具

3: ナックルベンダー

4: Thomas型懸垂装具

5: コックアップ・スプリント

  • 答え:1
  • 解説:この患者は高位型の正中神経麻痺を持っており、長対立装具が適切な装具療法となります。他の選択肢は、それぞれ異なる神経麻痺や状況に対応する装具です。
  • 長対立装具は、高位型の正中神経麻痺による祈祷肢位変形に対して適応となる。この患者の症状に適切な装具であるため、正しい選択肢です。
  • IP伸展補助装具は、マレットフィンガーなどIP関節の屈曲拘縮に対して適応となる。この患者の症状とは関係がないため、間違った選択肢です。
  • ナックルベンダーは、MP関節を屈曲位にさせることで機能的肢位を保ち、把持を行いやすくする装具である。尺骨神経麻痺による鷲手に対して適応となる。この患者の症状とは関係がないため、間違った選択肢です。
  • Thomas型懸垂装具は、高位型の橈骨神経麻痺による下垂手に対して適応となる。この患者の症状とは関係がないため、間違った選択肢です。
  • コックアップ・スプリントは、手関節背屈位保持のために用いられる。高位型の橈骨神経麻痺や橈骨遠位端骨折などに対して適応となる。この患者の症状とは関係がないため、間違った選択肢です。
  • 科目:整形外科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
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第56回午前:第29問

疾患と自助具の組合せで正しいのはどれか。  

1: アテトーゼ型脳性麻痺 ── ソックスエイド

2: 関節リウマチ ── キーボードカバー

3: 頸髄損傷 ── マウススティック

4: 脊髄小脳変性症 ── リーチャー

5: Parkinson病 ── 万能カフ

  • 答え:3
  • 解説:この問題では、疾患とそれに適した自助具の組み合わせを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、頸髄損傷とマウススティックです。頸髄損傷による四肢麻痺でも頭頸部の運動機能が残存した場合、マウススティックを利用できます。
  • アテトーゼ型脳性麻痺とソックスエイドの組み合わせは正しくありません。アテトーゼ型脳性麻痺患者が長柄のリーチャーを使用すると目標となる足部へ正確に到達させることが難しいためです。
  • 関節リウマチとキーボードカバーの組み合わせは正しくありません。キーボードカバーは振戦症状がある場合に使用される自助具であり、振戦が主症状ではない関節リウマチでは不要です。
  • 頸髄損傷とマウススティックの組み合わせは正しいです。マウススティックは操作する棒を口にくわえて顎と頭部の動きでキー入力などを行えるようにするもので、四肢麻痺あるいは四肢末梢部の機能不全に適応できます。頸髄損傷による四肢麻痺でも頭頸部の運動機能が残存した場合は利用できます。
  • 脊髄小脳変性症とリーチャーの組み合わせは正しくありません。脊髄小脳変性症では運動失調があるため、目標物へのリーチ部が振動して使いにくいです。
  • Parkinson病と万能カフの組み合わせは正しくありません。万能カフは手指の把持機能が障害されたときに使用される自助具ですが、Parkinson病では手指の把持機能が失われることは特徴的でなく、適用性は低いです。
  • 科目:その他の身体障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第40回午前:第60問

コックアップ・スプリントの適応となるのはどれか。  

1: 橈骨神経麻痺

2: 尺骨神経麻痺

3: 正中神経麻痺

4: 尺側偏位

5: MP関節伸展拘縮

第43回午前:第87問

下肢装具療法の組合せで適切でないのはどれか。  

1: 下垂足-プラスチックAFO

2: 内反尖足-金属支柱付きAFO

3: 内反膝-スウェーデン式KO

4: 膝折れ-リングロック式膝継手付きKAFO

5: 膝屈曲拘縮-ダイアルロック式膝継手付きKAFO

第51回午前:第34問

関節リウマチに合併しやすいのはどれか。  

1: 内反足

2: 脊椎分離症

3: Heberden結節

4: Dupuytren拘縮

5: 指伸筋腱皮下断裂

第51回午後:第41問

下肢装具とそのチェックアウト基準の組合せで正しいのはどれか。  

1: 骨盤帯―――――腸骨稜頂点

2: 股継手―――――大転子上端

3: 膝継手―――――膝関節裂隙中央

4: 下腿半月――――腓骨頭上端

5: 足継手―――――内果下端

第42回午前:第45問

誤っている組合せはどれか。  

1: VAS-腰痛症

2: GCS-意識障害

3: SLTA-失語症

4: MMSE-認知症

5: SIAS-脊髄損傷