第44回午前第72問の類似問題

第55回午後:第43問

腰椎変性すべり症で歩行中に殿部から下肢にかけて疼痛が出現したときの対応で正しいのはどれか。  

1: しゃがみこむ。

2: 速度を速めて歩き続ける。

3: 速度を遅くして歩き続ける。

4: 立ち止まって体幹を伸展する。

5: 立ち止まって体幹を左右に回旋する。

第51回午後:第2問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。 

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1: 股外転

2: 股外旋

3: 足背屈

4: 足部内がえし

5: 股屈曲

第37回午前:第59問

片麻痺の健側の抵抗運動と患側の連合反応との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 肩関節内転-肩関節内転

2: 肘関節屈曲-肘関節屈曲

3: 股関節内転-股関節外転

4: 膝関節屈曲-膝関節伸展

5: 足関節背屈-足関節底屈

第49回午前:第32問

発育性股関節形成不全について正しいのはどれか。  

1: 開排は制限されない。

2: 大腿骨頭の前方脱臼が多い。

3: 乳児期ではリーメンビューゲル装具を用いる。

4: 2歳以上では外転位保持免荷装具を用いる。

5: 二次的な変形性股関節症にはなりにくい。

第40回午前:第58問

腕神経叢麻痺で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.引き抜き損傷によって起こる。イ.上位型ではホルネル徴候を伴う。ウ.下位型では肩の外転ができない。エ.全型では肩甲骨挙上ができない。オ.肋間神経移行による機能再建が行われる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第53回午前:第3問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。 

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1: 手伸展

2: 手橈屈

3: 母指掌側外転

4: 股伸展

5: 肩外旋

第50回午後:第43問

正常歩行について正しいのはどれか。  

1: 股関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが2回生じる。

2: 膝関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが1回生じる。

3: 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。

4: 一側下肢の立脚相と遊脚相の割合は7:3である。

5: 高齢者では歩行比が大きくなる。

第57回午前:第16問

12歳の男児。脳性麻痺痙直型両麻痺。GMFCSレベルⅢで、立位では図のような姿勢を示す。治療方針として優先されるのはどれか。 

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1: 長下肢装具を作製する。

2: 体幹筋の同時収縮を促す。

3: 選択的後根切断術を検討する。

4: 歩行練習での介助量を減らす。

5: 上肢での支持能力を向上させる。

第37回午後:第88問

先天性股関節脱臼について誤っているのはどれか。  

1: 女児に多い。

2: 股関節伸展制限が著しい。

3: 下肢の短縮がみられる。

4: 歩行開始は遅延する。

5: トレンデレンブルグ徴候がみられる。

第35回午前:第57問

アテトーゼ型脳性麻痺児の運動療法で適切でないのはどれか。  

1: 脊柱を伸展位にして寝返り訓練

2: 緊張性頸反射の抑制

3: 頭部を正中位にして立ち上がり訓練

4: 足底を全面接地して立位バランス訓練

5: パラシュート反応を誘発して上肢の外転

第40回午後:第77問

小児の歩行で正しいのはどれか。  

1: 独歩開始時から踵接地がみられる。

2: 歩幅に対する歩隔の比率は発達とともに増加する。

3: 両脚支持期は発達とともに増加する。

4: ケイデンスは発達とともに減少する。

5: 上肢肢位は発達とともに挙上位となる。

第42回午前:第16問

65歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。発症後3か月。1か月前から平行棒内で歩行練習を行っている。現在の歩行パターンを図に示した。この症例における歩行の特徴として誤っているのはどれか。 

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1: 患側の立脚初期に過度の股関節外旋が生じている。

2: 患側肢では足趾接地が踵接地の前に生じている。

3: 患側の遊脚期に過度の膝関節屈曲が生じている。

4: 患側の遊脚期に股関節外転分回しが生じている。

5: 患側肢に内側ホイップが生じている。

第41回午前:第59問

脳卒中片麻痺の肩手症候群で誤っているのはどれか。  

1: 手指の腫脹から始まる。

2: ブルンストローム法ステージ上肢IV以上で起こりやすい。

3: 肩甲骨は内転・下方回旋をとりやすい。

4: 肩の他動的外転・外旋が制限されやすい。

5: 鎮痛にはTENSが用いられる。

第36回午前:第5問

図は右片麻痺患者の椅子からの立ち上がりを介助しているところである。正しいのはどれか。 

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1: 患側の足はできるだけ健側の足に近い位置に置かせる方が安定した動作ができる。

2: 介助者は、患者の膝の前面よりも膝の外側に自分の膝をあてるべきである。

3: 座位で体重を前方に移していく段階では、頸を屈曲位にするよう指導するとよい。

4: 腰ベルトよりも患者の両腋下で体幹に手をかけて引き起こす方が介助が容易にできる。

5: 健側の手で介助者の肩につかまらせ、この腕の力を主に使って立ち上がるようにさせるとよい。

第50回午後:第21問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で運動方向と基本軸の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩甲帯挙上 - 両側の肩峰を結ぶ線

2: 肩内旋 - 肘を通る矢状面への垂直線

3: 手伸展 - 尺骨

4: 股外旋 - 両側の上前腸骨棘を結ぶ線

5: 足屈曲(底屈) - 脛骨への垂直線

第37回午前:第61問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーで誤っているのはどれか。  

1: 動揺性歩行

2: トレンデレンブルグ歩行

3: 膝屈曲位での立位姿勢

4: 尖足位での立位姿勢

5: 膝に手をついての立ち上がり

第45回午前:第26問

内反変形のある変形性膝関節症患者の歩行の特徴はどれか。2つ選べ。  

1: 立脚相:外側スラスト

2: 立脚相:立脚側への体幹傾斜

3: 立脚相:立脚肢の反張膝

4: 遊脚相:分回し

5: 遊脚相:遊脚側の骨盤下制

第45回午前:第71問

肘関節で正しいのはどれか。  

1: 腕橈関節は球関節である。

2: 腕尺関節には関節円板がある。

3: 肘角は小児よりも成人で大きい。

4: 腕尺関節は回内・回外運動を行う。

5: 橈骨輪状靱帯は橈骨に付着している。

第38回午前:第67問

脳性麻痺児のADLで適切でないのはどれか。  

1: 座位は腹臥位→四つ這い位→座位の順で行うのが容易である。

2: 痙直型では割り座位が安定するので奨励する。

3: 痙直型では男子用トイレでは体幹支持バーが介助に有効である。

4: アテトーゼ型では滑り止めマットなどで食器を固定すると良い。

5: アテトーゼ型では足で蹴って車椅子駆動を行う。

第52回午後:第4問

右股関節の可動域を表に示す。快適速度で直線路を歩行した場合に予想される特徴はどれか。 

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1: 歩隔の増加

2: 右の歩幅の減少

3: 左の遊脚時間の延長

4: 右立脚時の体幹の左側屈

5: 左立脚時の左股関節外転角度の増加