第57回午前第65問の類似問題

第53回午前:第64問

抗体を産生するのはどれか。  

1: 好酸球

2: 好中球

3: 好塩基球

4: 形質細胞

5: マクロファージ

  • 答え:4
  • 解説:抗体を産生するのは形質細胞である。形質細胞はB細胞が分化した細胞で、抗体を産生する役割を持っている。
  • 好酸球は抗体を産生する細胞ではなく、寄生虫に対する免疫機能やアレルギーによる炎症に関与する細胞である。
  • 好中球は抗体を産生する細胞ではなく、体内に侵入した細菌などの異物を取り込み消化する食細胞である。
  • 好塩基球は抗体を産生する細胞ではなく、免疫監視や傷口の修復を行うほか、ヒスタミンなどを放出してアレルギー反応の開始にも関与する細胞である。
  • 形質細胞は正解であり、B細胞が分化した細胞で抗体を産生する役割を持っている。
  • マクロファージは抗体を産生する細胞ではなく、体内に侵入した異物の貪食作用をもち、さらに貪食した抗原の情報を免疫系に伝える抗原提示機能を有する細胞である。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第34回午後:第28問

血球とその働きとの組合せで誤っているのはどれか。  

1: 赤血球-酸素運搬

2: 顆粒球-栄養素運搬

3: 単 球-病原体貪食

4: リンパ球-抗体産生

5: 血小板-止血

第48回午前:第66問

生体の防御作用としてB細胞リンパ球が産生するのはどれか。  

1: アセチルコリン

2: 興奮性アミノ酸

3: 免疫グロブリン

4: インターフェロン-γ

5: インターロイキン-2

第38回午後:第36問

免疫応答に関与しない細胞はどれか。  

1: リンパ球

2: 顆粒球

3: 血小板

4: 形質細胞

5: 食細胞

第43回午後:第36問

ヒトの免疫機構で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: ヘルパーTリンパ球は免疫反応の抑制に働く。

2: キラーTリンパ球は他の免疫細胞を破壊する。

3: 好中球はサイトカインを産生する。

4: Bリンパ球は抗体を産生する。

5: 副腎皮質ホルモンは免疫機能を亢進させる。

第42回午後:第30問

誤っているのはどれか。  

1: エリスロポエチンは赤血球の産生を促す。

2: 赤血球は細網内皮系の器管で捕捉される。

3: 白血球で最も多いのは好塩基球である。

4: 血小板は骨髄で作られる。

5: 血漿成分にはフィブリノーゲンが含まれる。

第54回午後:第94問

赤血球の産生が低下しないのはどれか。  

1: 腎性貧血

2: 溶血性貧血

3: 鉄欠乏性貧血

4: 巨赤芽球性貧血

5: 骨髄異形成症候群

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、赤血球の産生が低下しない貧血の種類を選択する必要があります。溶血性貧血は赤血球の寿命が短縮するもので、赤血球の産生自体は低下しないため、正解です。
  • 腎性貧血は腎不全に合併する貧血で、赤血球産生の低下、溶血、出血により発生するため、赤血球の産生が低下する場合があります。
  • 溶血性貧血は赤血球の寿命が短縮するもので、赤血球の産生自体は低下しないため、正解です。
  • 鉄欠乏性貧血は鉄欠乏のためのヘモグロビン合成低下に基づく小球性低色素性貧血であり、赤血球の産生が低下することが原因です。
  • 巨赤芽球性貧血はビタミンB12や葉酸の欠乏により、骨髄細胞のDNA合成に障害が起こり、骨髄に巨赤芽球が出現する。巨赤芽球は正常な赤血球に分化できない異常赤血球であるため、赤血球の産生が低下します。
  • 骨髄異形成症候群は骨髄と末梢血における血球の数量的、質的異常を特徴とし、骨髄は正形成や過形成であるにも関わらず、無効赤血球造血のために貧血などを生じるため、赤血球の産生が低下します。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午後:第53問

ヒトの免疫機構で正しいのはどれか。  

1: ヘルパーTリンパ球は免疫反応の抑制に働く。

2: キラーTリンパ球は他の免疫細胞を破壊する。

3: マクロファージは貪食機能を持つ。

4: Bリンパ球はヒスタミンを産生する。

5: 好酸球はサイトカインを産生する。

第47回午後:第66問

細菌貪食能が最も高いのはどれか。  

1: 単球

2: 好酸球

3: 好中球

4: リンパ球

5: 好塩基球

第38回午後:第53問

免疫グロブリンについて誤っているのはどれか。  

1: 抗体として働く。

2: 複数のクラスに分けられる。

3: 好中球から作られる。

4: 胎盤通過性がある。

5: アレルギー反応に関与する。

第44回午後:第36問

免疫グロブリンについて正しいのはどれか。  

1: 唾液中には含まれない。

2: T細胞が抗原の刺激を受けて産生する。

3: IgGは血漿中に占める割合が最も少ない。

4: IgEはアレルギー反応に関与する。

5: IgMには胎盤透過性がある。

第42回午後:第54問

正しいのはどれか。  

1: B細胞は細胞性免疫を担当する。

2: T細胞はサイトカインを産生する。

3: マクロファージはT細胞から分化する。

4: 形質細胞は抗体が結合した物質を貪食する。

5: ナチュラルキラー細胞は免疫グロブリンを産生する。