第45回午後第65問の類似問題

第42回午後:第54問

正しいのはどれか。  

1: B細胞は細胞性免疫を担当する。

2: T細胞はサイトカインを産生する。

3: マクロファージはT細胞から分化する。

4: 形質細胞は抗体が結合した物質を貪食する。

5: ナチュラルキラー細胞は免疫グロブリンを産生する。

第43回午後:第36問

ヒトの免疫機構で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: ヘルパーTリンパ球は免疫反応の抑制に働く。

2: キラーTリンパ球は他の免疫細胞を破壊する。

3: 好中球はサイトカインを産生する。

4: Bリンパ球は抗体を産生する。

5: 副腎皮質ホルモンは免疫機能を亢進させる。

第37回午後:第53問

ヒトの免疫機構で正しいのはどれか。  

1: ヘルパーTリンパ球は免疫反応の抑制に働く。

2: キラーTリンパ球は他の免疫細胞を破壊する。

3: マクロファージは貪食機能を持つ。

4: Bリンパ球はヒスタミンを産生する。

5: 好酸球はサイトカインを産生する。

第40回午後:第34問

移植免疫について正しいのはどれか。  

1: 即時型アレルギー反応である。

2: 自家移植で生じる。

3: 抗体が移植片の細胞を損傷する。

4: T細胞が活性化される。

5: 宿主と移植片のHLAが一致すると起こりやすい。

第44回午後:第36問

免疫グロブリンについて正しいのはどれか。  

1: 唾液中には含まれない。

2: T細胞が抗原の刺激を受けて産生する。

3: IgGは血漿中に占める割合が最も少ない。

4: IgEはアレルギー反応に関与する。

5: IgMには胎盤透過性がある。

第38回午後:第36問

免疫応答に関与しない細胞はどれか。  

1: リンパ球

2: 顆粒球

3: 血小板

4: 形質細胞

5: 食細胞

第48回午前:第66問

生体の防御作用としてB細胞リンパ球が産生するのはどれか。  

1: アセチルコリン

2: 興奮性アミノ酸

3: 免疫グロブリン

4: インターフェロン-γ

5: インターロイキン-2

第49回午後:第77問

移植後の拒絶反応について正しいのはどれか。  

1: 自家移植で生じる。

2: T細胞が活性化される。

3: I型アレルギー反応である。

4: 抗体が移植片の細胞を損傷する。

5: 宿主と移植片のHLAが一致すると起こりやすい。

第56回午後:第75問

がんとその原因となる病原体との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 膀胱癌 ── ヘリコバクター・ピロリ菌

2: 肝細胞癌 ── B型肝炎ウイルス

3: 子宮頸癌 ── ヒトパピローマウイルス

4: 成人T細胞白血病 ── Epstein Barrウイルス

5: 慢性骨髄性白血病 ── HTLV-I

  • 答え:2 ・3
  • 解説:がんは様々な原因で発生するが、特定の病原体が原因となることもある。この問題では、がんとその原因となる病原体の正しい組み合わせを選ぶことが求められている。
  • 膀胱癌はヘリコバクター・ピロリ菌とは関係がない。ヘリコバクター・ピロリ菌は胃がんの原因となることが知られている。
  • 肝細胞癌はB型肝炎ウイルスが原因となることがある。B型肝炎ウイルスは肝臓に感染し、慢性化すると肝硬変や肝細胞癌を引き起こすことがある。
  • 子宮頸癌はヒトパピローマウイルス(HPV)が原因となることがある。特定のHPVのタイプは子宮頸癌のリスクを高めることが知られており、HPVワクチンが予防策として推奨されている。
  • 成人T細胞白血病はEpstein Barrウイルスではなく、HTLV-I(ヒトT細胞白血病ウイルス)が原因となる。Epstein Barrウイルスは、伝染性単核症やバーキットリンパ腫などの原因となる。
  • 慢性骨髄性白血病はウイルスに関係しない。慢性骨髄性白血病は、染色体の異常(フィラデルフィア染色体)が原因となることが知られている。HTLV-Iは成人T細胞白血病の原因となる。
  • 科目:がん関連障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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