第40回午後第66問の類似問題

第54回午後:第82問

ASIAの評価法における脊髄の髄節とその感覚支配領域検査ポイントの組合せで正しいのはどれか。  

1: C5――鎖骨上窩

2: T7――臍

3: T12――鼠径靱帯の中点

4: L5――足関節内果

5: S4――膝窩

  • 答え:3
  • 解説:ASIAの評価法は、脊髄損傷の程度を評価するための方法であり、脊髄の髄節とその感覚支配領域検査ポイントを組み合わせて評価します。この問題では、正しい組み合わせを選ぶことが求められています。
  • C5のkey sensory pointは前肘窩外側であり、鎖骨上窩ではありません。鎖骨上窩はC3のkey sensory pointです。
  • T7のkey sensory pointは第7肋間部であり、臍ではありません。臍はT10のkey sensory pointです。
  • T12のkey sensory pointは鼠径靱帯中央であり、正しい組み合わせです。
  • L5のkey sensory pointは第3中足趾節関節背側であり、足関節内果ではありません。足関節内果はL4のkey sensory pointです。
  • S4のkey sensory pointは肛門周囲であり、膝窩ではありません。膝窩はS2のkey sensory pointです。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
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第46回午前:第35問

ASIA(American Spinal Injury Association)の運動評価における脊髄レベルとkey muscles(検査筋)との組合せで誤っているのはどれか。  

1: C5 — 肘屈筋群

2: C6 — 手背屈筋群

3: C7 — 肘伸筋群

4: C8 — 指伸筋群

5: T1 — 小指外転筋

第50回午後:第30問

ASIA機能障害尺度でL4のkey muscleはどれか。  

1: 腸腰筋

2: 腓腹筋

3: 前脛骨筋

4: 大腿四頭筋

5: 長母指伸筋

第51回午前:第2問

ASIAによる脊髄損傷の神経学的・機能的国際評価表の感覚機能の髄節領域を図に示す。番号の標的感覚点を含む領域と脊髄のレベルとの組合せで正しいのはどれか。 

51_0_2

1: ①-C4

2: ②-C7

3: ③-T10

4: ④-L1

5: ⑤-S1

第48回午後:第25問

ASIAの感覚機能スケールで髄節とkey sensory point(標的感覚点)の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: C4 − 肩峰

2: C8 − 母指球

3: T4 − 臍高位

4: L4 − 内果

5: S3 − 膝窩

第56回午後:第83問

ASIAの評価法における脊髄の髄節とその感覚支配領域検査ポイントの組合せで正しいのはどれか。  

1: C5 ── 鎖骨上窩

2: T4 ── 乳 頭

3: T12 ── 臍

4: L3 ── 鼠径靱帯

5: S4 ── 膝 窩

  • 答え:2
  • 解説:ASIAの評価法では、脊髄の髄節とその感覚支配領域検査ポイントの組合せを知ることが重要です。正しい組合せを選ぶことで、脊髄損傷の程度や位置を評価することができます。
  • C5レベルは肘窩外側であり、鎖骨上窩はC3レベルであるため、この組合せは正しくありません。
  • T4レベルは乳頭(第4肋間)であるため、この組合せは正しいです。
  • T12レベルは鼠径靱帯の中点であり、臍はT10レベルであるため、この組合せは正しくありません。
  • L3レベルは大腿骨内側上窩であり、鼠径靱帯はT12レベルであるため、この組合せは正しくありません。
  • S4レベルは肛門周囲であり、膝窩はS2レベルであるため、この組合せは正しくありません。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
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第57回午前:第82問

ASIAの評価法における脊髄髄節とそのkey muscleとの組合せで正しいのはどれか。  

1: C5 ── 肘関節屈筋群

2: C6 ── 肘関節伸筋群

3: C7 ── 小指外転筋

4: L2 ── 膝関節伸筋群

5: L3 ── 足関節背屈筋群

  • 答え:1
  • 解説:ASIAの評価法では、脊髄髄節ごとにkey muscleが定められており、それぞれの髄節の機能を評価する際に重要な役割を果たしています。この問題では、脊髄髄節とkey muscleの正しい組み合わせを選ぶことが求められています。
  • C5のkey muscleは上腕二頭筋と上腕筋であり、肘関節屈筋群に属しているため、正しい組み合わせです。
  • C6のkey muscleは長短橈側手根伸筋であり、手関節伸筋に属しているため、誤りです。肘関節伸筋群(上腕三頭筋)はC7のkey muscleです。
  • C7のkey muscleは上腕三頭筋であり、肘関節伸筋群に属しているため、誤りです。小指外転筋はT1のkey muscleです。
  • L2のkey muscleは股関節屈筋群であり、膝関節伸筋群ではないため、誤りです。膝関節伸筋群(大腿四頭筋)はL3のkey muscleです。
  • L3のkey muscleは膝関節伸筋群(大腿四頭筋)であり、足関節背屈筋群ではないため、誤りです。足関節背屈筋群(前脛骨筋)はL4のkey muscleです。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
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第43回午前:第68問

ASIA(American Spinal Injury Association)の触覚の評価で正しい組合せはどれか。2つ選べ。  

1: C6:母指

2: T6:乳頭線

3: T9:剣状突起

4: T12:臍

5: L3:膝蓋部

第34回午前:第18問

20歳の男性。第4・5腰椎椎間板ヘルニア。L5神経根障害により筋力低下を示す筋と図に示す感覚障害領域との組合せで正しいのはどれか。 

34_0_18

1: 前脛骨筋-A

2: 長指伸筋-B

3: 腓腹筋-B

4: 前脛骨筋-C

5: 長指伸筋-C

第54回午前:第82問

ASIAの評価法における脊髄の髄節とそのkey muscleの組合せで正しいのはどれか。  

1: C6――上腕二頭筋

2: C8――上腕三頭筋

3: T1――小指外転筋

4: L1――大腿四頭筋

5: L5――前脛骨筋

  • 答え:3
  • 解説:ASIAの評価法では、脊髄の髄節ごとにkey muscleが定められており、それぞれの髄節の機能を評価するために用いられます。この問題では、正しい髄節とkey muscleの組合せを選ぶ必要があります。
  • C6のkey muscleは長・短橈側手根伸筋であり、上腕二頭筋はC5のkey muscleです。従って、この選択肢は間違いです。
  • C8のkey muscleは中指深指屈筋であり、上腕三頭筋はC7のkey muscleです。従って、この選択肢は間違いです。
  • T1のkey muscleは小指外転筋であり、この選択肢は正しいです。
  • L1にはASIAのkey muscleは存在しません。大腿四頭筋はL3のkey muscleです。従って、この選択肢は間違いです。
  • L5のkey muscleは長母趾伸筋であり、前脛骨筋はL4のkey muscleです。従って、この選択肢は間違いです。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
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第55回午前:第30問

脊髄損傷患者において、仙髄領域の評価でASIAの評価表に含まれているのはどれか。2つ選べ。  

1: 肛門括約筋の随意収縮

2: 仙髄領域の感覚

3: 球海綿体反射

4: 肛門の緊張

5: 肛門反射

  • 答え:1 ・2
  • 解説:ASIAの評価表は、脊髄損傷患者の神経機能を評価するためのツールであり、仙髄領域の評価には肛門括約筋の随意収縮と仙髄領域の感覚が含まれています。
  • 肛門括約筋の随意収縮は、患者が意図的に肛門括約筋を収縮させる能力を評価するもので、ASIAの評価表に含まれています。
  • 仙髄領域の感覚は、肛門周辺の感覚の有無を評価するもので、ASIAの評価表に含まれています。
  • 球海綿体反射は、肛門括約筋が収縮する反射であり、脊髄ショックの離脱徴候の検査として用いられますが、ASIAの評価表には含まれません。
  • 肛門の緊張は、ASIAの評価表には含まれない項目です。
  • 肛門反射は、肛門周囲の皮膚の刺激によって肛門括約筋が収縮する反射であり、脊髄ショックの離脱徴候の検査として用いられますが、ASIAの評価表には含まれません。
  • 科目:脊髄損傷
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第56回午前:第35問

ASIAの評価法について正しいのはどれか。  

1: 評価は座位で行う。

2: 包括的な神経学的評価法である。

3: 神経学的損傷高位を決定するにあたり深部腱反射を用いる。

4: 感覚はNT〈not testable〉の場合を除くと3段階で評価する。

5: 関節可動域に制限がある場合の運動はすべてNT〈not testable〉と記載する。

第34回午後:第85問

末梢神経麻痺の症候で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.不随意運動イ.感覚障害ウ.筋萎縮エ.病的反射オ.腱反射亢進  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第44回午後:第11問

表在感覚と脊髄分節との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 中 指 − C7

2: 乳 頭 − T2

3: 臍 − T10

4: 下腿内側 − L4

5: 肛 門 − S4、5

第42回午前:第44問

表在感覚の髄節レベルで正しいのはどれか。  

1: 母 指-C4

2: 小 指-C6

3: 乳頭部-T4

4: 膝蓋部-L1

5: アキレス腱部-S2

第42回午後:第79問

末梢神経損傷で誤っているのはどれか。  

1: 筋萎縮

2: 異常感覚

3: 発汗異常

4: 腱反射亢進

5: 筋線維束攣縮

第35回午後:第68問

ギラン・バレー症候群について誤っているのはどれか。  

1: 表在感覚脱失

2: 四肢筋力低下

3: 神経原性筋電図所見

4: 呼吸筋障害

5: 髄液の異常所見

第48回午前:第89問

感覚障害を合併するのはどれか。2つ選べ。  

1: 多発性硬化症

2: 重症筋無力症

3: 筋萎縮性側索硬化症

4: 肢帯型筋ジストロフィー

5: 慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー

第53回午後:第29問

筋萎縮性側索硬化症について正しいのはどれか。  

1: 感覚障害が出現する。

2: 筋の線維束攣縮はない。

3: 針筋電図で多相波は出ない。

4: 脊髄前角細胞の障害はない。

5: 上位運動ニューロンは障害される。

  • 答え:5
  • 解説:筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、上位運動ニューロンと下位運動ニューロンの両方が障害される神経変性疾患であり、筋力低下や筋線維束攣縮、痙性麻痺、球麻痺症状などが現れる。
  • 感覚障害は筋萎縮性側索硬化症(ALS)の陰性症状の一つではあるが、主な症状ではないため、この選択肢は正しくない。
  • 筋の線維束攣縮は筋萎縮性側索硬化症(ALS)の主な症状の一つであり、この選択肢は誤りである。
  • 針筋電図では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)では高振幅電位や多相性電位が出現するため、この選択肢は正しくない。
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS)では、脊髄前角細胞を中心とする下位運動ニューロンの変性脱落が見られるため、この選択肢は誤りである。
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS)は上位運動ニューロン障害と下位運動ニューロン障害の両者を示す疾患であるため、この選択肢が正しい。
  • 科目:神経筋疾患
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第38回午前:第4問

病巣部位と評価法との組合せで誤っているのはどれか。 

38_0_4

1: ①-手指弁別の検査

2: ②-標準失語症検査

3: ③-系列動作の検査

4: ④-視野の検査

5: ⑤-線分2等分検査