第40回午後第41問の類似問題

第42回午後:第6問

肩甲骨に付着する筋で誤っている組合せはどれか。  

1: 小胸筋-烏口突起

2: 大円筋-下角

3: 前鋸筋-内側縁

4: 肩甲挙筋-上角

5: 上腕三頭筋-関節上結節

第35回午前:第75問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーの理学療法について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 近位筋の筋力増強訓練は避ける。

2: 股関節と膝関節の屈曲拘縮の予防・改善が重要である。

3: 立位・歩行時の尖足は膝を安定させる作用がある。

4: 立位・歩行時の腰椎前弯はバランスを崩す原因となる。

5: 歩行時の上半身の左右の振れの原因は背筋の筋力低下である。

第39回午後:第89問

正しいのはどれか。  

1: 先天性股関節脱臼は男児に多い。

2: ペルテス病では股関節に内転制限が起こる。

3: マルファン症候群では四肢の短縮が起こる。

4: 先天性多発性関節拘縮症は生後進行する。

5: 二分脊椎では水頭症を合併しやすい。

第47回午後:第24問

腹臥位で膝関節の屈曲を指示したところ、膝関節はわずかに屈曲し、同時に股関節は軽度内転した。代償運動を行っている筋はどれか。  

1: 腸腰筋

2: 薄筋

3: 縫工筋

4: 大腿四頭筋

5: 腓腹筋

第47回午後:第69問

肩甲骨の運動と筋の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 挙上 ― 小胸筋

2: 下制 ― 大菱形筋

3: 上方回旋 ― 前鋸筋

4: 下方回旋 ― 僧帽筋下部線維

5: 内転 ― 僧帽筋中部線維

第46回午前:第32問

外傷と合併しやすい神経麻痺との組合せで正しいのはどれか。  

1: 上腕骨骨幹部骨折 — 腋窩神経麻痺

2: 尺骨骨折 — 正中神経麻痺

3: 股関節後方脱臼 — 坐骨神経麻痺

4: 大腿骨顆部骨折 — 大腿神経麻痺

5: 脛骨骨幹部骨折 — 脛骨神経麻痺

第34回午前:第58問

高齢者の大腿骨頸部外側骨折に対する観血的整復固定術後の理学療法で適切でないのはどれか。2つ選べ。 ア.股関節内転内旋は禁じる。イ.肥満傾向の患者では歩行浴が有効である。ウ.治癒遷延例は免荷装具の適応になる。エ.患肢の短縮に補高靴を用いる。オ.両松葉杖で患肢完全免荷歩行を指導する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第42回午前:第89問

大腿義足の歩行で、内側ホイップが起こる原因はどれか。  

1: 義足が短すぎる。

2: 大腿を外側に振り出す。

3: 膝継手が内旋している。

4: 断端の皮下脂肪が多くて軟らかい。

5: トウブレークが内側に向いている。

第46回午後:第54問

下肢の筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 中殿筋 — 下殿神経

2: 縫工筋 — 閉鎖神経

3: 膝窩筋 — 脛骨神経

4: 後脛骨筋 — 総腓骨神経

5: 短指屈筋 — 内側足底神経

第56回午後:第31問

熱傷部位と背臥位時の肢位の組合せで正しいのはどれか。  

1: 前頸部 ── 頸部屈曲

2: 腋窩部 ── 肩外転90°

3: 会陰部 ── 両股関節外旋

4: 膝窩部 ── 膝90°屈曲

5: 足背部 ── 底屈位

  • 答え:2
  • 解説:熱傷の治療肢位は機能的肢位とは別であり、熱傷部位では皮膚組織が破壊されると伸縮性が損なわれ、瘢痕拘縮が生じやすい。そのため、可動域は皮膚線維を伸張した肢位(伸展位)とする。
  • 前頸部の場合、頸部を背臥位時に屈曲位を保つと伸展拘縮を生じるため、頸部は伸展位を保つべきであり、選択肢1は正しくない。
  • 腋窩部の場合、肩外転90°で腋窩皮膚を伸張するのが正しい治療肢位であるため、選択肢2が正しい。
  • 会陰部の場合、両股関節は外転位とし、皮膚に緊張を与えるべきであるが、選択肢3は外旋となっており、正しくない。
  • 膝窩部の場合、膝関節は伸展位に保つべきであり、選択肢4の膝90°屈曲は正しくない。
  • 足背部の場合、背屈して足関節の底屈拘縮を防ぐべきであり、選択肢5の底屈位は正しくない。
  • 科目:その他の身体障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第38回午前:第33問

図のような大腿義足歩行の原因はどれか。 

38_0_33

1: 健側大腿四頭筋の筋力低下がある。

2: 患側股関節屈曲筋の筋力低下がある。

3: 断端の外転拘縮がある。

4: ソケットの初期屈曲角度が少ない。

5: 義足の長さが長すぎる。

第34回午前:第38問

関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の基本軸で誤っているのはどれか。 

34_0_38

1: 肩関節外旋

2: 手関節伸展

3: 股関節外転

4: 膝関節屈曲

5: 足関節伸展(背屈)

第35回午後:第93問

正しい組合せはどれか。  

1: 前十字靭帯損傷-後方引き出し徴候

2: 後十字靭帯損傷-マクマレーテスト

3: 半月板損傷-ロッキング現象

4: 膝蓋骨脱臼-ラックマンテスト

5: 外側側副靭帯損傷-アプレーテスト

第56回午後:第4問

理学療法士が下肢を固定し、体幹の前屈を行わせた状態を図1に示す。次に図2のように固定位置を変更して体幹前屈を行わせたところ、体幹前傾角度に違いがみられた。この違いが生じた原因として、最も筋力低下が疑われる筋はどれか。 

56_1_4

1: 腹直筋

2: 腸腰筋

3: 大腿四頭筋

4: ハムストリングス

5: 前脛骨筋

第54回午前:第45問

偽関節を生じやすいのはどれか。2つ選べ。  

1: 手の舟状骨骨折

2: 鎖骨骨折

3: 肋骨骨折

4: 大腿骨頸部骨折

5: 踵骨骨折

第44回午後:第38問

筋と運動との組合せで正しいのはどれか。  

1: 内側翼突筋 − 下顎骨を前上方に動かす。

2: 大頬骨筋 − 上唇を引き上げる。

3: 咬 筋 − 下顎骨を引き下げる。

4: 皺眉筋 − 眉を引き上げる。

5: 笑 筋 − 口角を上方に引き上げる。

第50回午後:第43問

正常歩行について正しいのはどれか。  

1: 股関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが2回生じる。

2: 膝関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが1回生じる。

3: 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。

4: 一側下肢の立脚相と遊脚相の割合は7:3である。

5: 高齢者では歩行比が大きくなる。

第44回午後:第40問

手の運動について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 短母指外転筋は母指の対立に関与する。

2: 虫様筋は母指の内転に関与する。

3: 第一背側骨間筋は横つまみに関与しない。

4: 指伸筋はMP関節を伸展する。

5: 掌側骨間筋はPIP関節を屈曲する。

第45回午前:第26問

内反変形のある変形性膝関節症患者の歩行の特徴はどれか。2つ選べ。  

1: 立脚相:外側スラスト

2: 立脚相:立脚側への体幹傾斜

3: 立脚相:立脚肢の反張膝

4: 遊脚相:分回し

5: 遊脚相:遊脚側の骨盤下制

第38回午後:第86問

変形性膝関節症について誤っているのはどれか。  

1: 関節軟骨辺縁部に骨棘が認められる。

2: 二次性関節症は外傷後に起こる。

3: 大腿四頭筋に筋力低下がみられる。

4: 疼痛は初期から安静時に認められる。

5: 関節裂隙は狭小化する。