第40回午前第49問の類似問題

第48回午前:第22問

血圧測定で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 触診で拡張期血圧を測定できる。

2: 精神的ストレスによって血圧は上昇する。

3: 拡張期血圧が80 mmHgのときは高血圧である。

4: 使用するカフの幅によって血圧の測定値は異なる。

5: 上肢の血圧の左右差は健常者では30 mmHgである。

第55回午前:第25問

健常成人の血圧に関して正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 背臥位では立位に比べて脈圧が小さい。

2: 足関節上腕血圧比の基準値は1.5~2.0である。

3: 上腕部では足部と比べて収縮期血圧が低くなる。

4: 座位での測定はマンシェットを心臓の高さに合わせる。

5: Korotkoff音が聞こえなくなった時点での圧を収縮期血圧とする。

第49回午前:第43問

全身持久力トレーニングを主体とした運動療法を中止すべき状態はどれか。  

1: 心拍数が100/分以上となる。

2: 収縮期血圧が150 mmHg以上となる。

3: 心拍数が安静時から20/分以上増加する。

4: 拡張期血圧が安静時から20 mmHg以上増加する。

5: 収縮期血圧が安静時から30 mmHg以上増加する。

第43回午後:第65問

高齢者における変化で誤っているのはどれか。  

1: 収縮期血圧低下

2: 腎血流量低下

3: 心拍出量低下

4: 赤血球数低下

5: 体水分量低下

第44回午前:第48問

上肢での血圧測定で正しいのはどれか。  

1: 圧迫帯は肘窩部に設置する。

2: 圧迫帯の幅によって測定値は変化しない。

3: 触診法では上腕動脈の脈拍を触知しながら測定する。

4: 聴診法は触診法よりも測定値がやや低い。

5: 減圧時に血管音が始めて聞こえた点が収縮期血圧である。

第40回午前:第19問

78歳の男性。58歳時に肺気腫、60歳時に高血圧を指摘されている。70歳時に脳梗塞による左片麻痺。現在、独歩可能で降圧薬を服用し、経皮的酸素飽和度(SpO2)をモニターし、自宅で生活している。訪問リハビリテーション時の血圧は158/88 mmHg、心拍数は70/分であった。日常生活指導で適切でないのはどれか。  

1: 運動時の心拍数の上限は80/分とする。

2: 運動中にSpO2が85%に下がったら安静にする。

3: 収縮期血圧が190 mmHgを越えたら安静にする。

4: 昼食後は1時間の休憩をとる。

5: 口すぼめ呼吸を指導する。

第39回午後:第23問

血圧について正しいのはどれか。  

1: 頸動脈洞の圧受容器は血圧を感知する。

2: 気温が低くなると血圧は下がる。

3: 血管抵抗は血圧に影響しない。

4: 血圧は体位の影響を受けない。

5: 等尺性運動は血圧を低下させる。

第36回午後:第33問

血圧調節機構について誤っているのはどれか。  

1: 血圧は心拍出量と末梢血管抵抗とで決まる。

2: 血圧調節に関与する受容体は頸動脈洞にある。

3: 血圧が上昇すると圧受容体反射で心拍数が増加する。

4: 血圧が下降すると直ちに四肢の細動脈収縮が生じる。

5: 血圧が下降すると副腎からカテコラミンが分泌される。

第34回午後:第35問

血圧調節のメカニズムについて誤っているのはどれか。  

1: 血圧が上がると、化学受容体の興奮性が高くなる。

2: 血圧が上がると、迷走神経の興奮によって心拍出量が減少する。

3: 血圧が下がると、脈拍の増加が起こる。

4: 血圧が下がると、交感神経の興奮によって末梢血管の収縮が起こる。

5: 圧受容体は頸動脈洞にある。