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理学療法士国家試験

大分類

骨関節障害と臨床医学

20問表示中
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87
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午前
重要度:標準
股関節屈曲拘縮を調べるのはどれか。
1
Allisテスト
2
McMurrayテスト
3
Patrickテスト
4
Simmondsテスト
5
Thomasテスト
94
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午前
重要度:標準
成人の熱傷で正しいのはどれか。
1
化学損傷には洗浄は避ける。
2
重症熱傷では蛋白質の異化は低下する。
3
受傷後早期には創傷被覆材は使用しない。
4
Ⅱ度20%の熱傷には初期輸液が行われる。
5
広範囲熱傷の壊死組織に対して早期手術は行わない。
51
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午後
重要度:重要
骨代謝で正しいのはどれか。
1
骨芽細胞が分化して骨細胞になる。
2
破骨細胞は間葉系幹細胞に由来する。
3
骨形成が優位になると骨粗鬆症になる。
4
副甲状腺ホルモンは骨形成を促進する。
5
骨に負荷がかかると骨吸収が促進される。
82
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午後
重要度:重要
深部感覚障害で陽性となるのはどれか。
1
Barré徴候
2
Kernig徴候
3
Lasègue徴候
4
Romberg徴候
5
カーテン徴候
90
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午後
重要度:標準
腰椎椎間板ヘルニアで正しいのはどれか。
1
小児期に多く発生する。
2
膀胱直腸障害は生じない。
3
人口の約15%が罹患する。
4
Myerson徴候は陽性である。
5
脱出髄核は吸収されることがある。
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90
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第59回 午前
重要度:重要
骨粗鬆症で正しいのはどれか。
1
女性より男性に多い。
2
遺伝的要因は影響しない。
3
続発性より原発性が多い。
4
骨折は大腿骨近位部が最も多い。
5
日本の患者数は約100万人である。
92
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第59回 午前
重要度:重要
手根管症候群でみられる症候はどれか。
1
下垂手
2
骨間筋の萎縮
3
小指のしびれ
4
母指球筋の萎縮
5
Guyon管のTinel徴候陽性
88
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第59回 午後
重要度:重要
変形性股関節症で正しいのはどれか。
1
発症は遺伝の影響を受けない。
2
有病率は女性より男性が高い。
3
一次性の頻度は二次性より高い。
4
変形性膝関節症の合併リスクは低い。
5
重量物作業を伴う職業は発症のリスク要因である。
88
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午前
重要度:重要
Perthes病で正しいのはどれか。2つ選べ。
1
女児に多い。
2
外傷が誘因となる。
3
片側性の発症が多い。
4
12歳以降に好発する。
5
大腿骨近位骨端部への血行障害が原因である。
89
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午前
重要度:重要
Colles骨折で正しいのはどれか。
1
成人より小児に多い。
2
尺骨遠位端の骨折である。
3
遠位骨片は掌側に転位する。
4
合併症に正中神経損傷がある。
5
骨折の分類にはGarden分類が用いられる。
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88
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午後
重要度:標準
関節リウマチで起こりにくいのはどれか。
1
オペラグラス変形
2
尺側偏位
3
スワンネック変形
4
フォーク状変形
5
ボタン穴変形
89
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午後
重要度:重要
CRPS type Ⅰに分類されるのはどれか。2つ選べ。
1
幻肢痛
2
視床痛
3
肩手症候群
4
Sudeck骨萎縮
5
帯状疱疹後神経痛
91
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午後
重要度:重要
手根管症候群の典型的な所見として正しいのはどれか。
1
猿手
2
骨間筋の萎縮
3
前腕回内時の疼痛
4
Froment徴候陽性
5
環指尺側から小指の感覚障害
87
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午前
重要度:標準 解説あり
アキレス腱断裂について正しいのはどれか。  
1
つま先立ちは可能である。
2
受傷好発年齢は10歳代である。
3
高齢者では日常活動での受傷が多い。
4
術直後から患側の足関節可動域訓練を行う。
5
ステロイド注射はアキレス腱断裂を予防する。

解説

アキレス腱断裂は、主に30~40歳代のスポーツ活動中に受傷することが多い。高齢者では日常活動での転倒時に受傷が多い。治療には固定や安静が必要で、術後2週後から患側の足関節可動域訓練を行う。ステロイド注射は疼痛を抑えるが、アキレス腱の組織を弱化させるため、アキレス腱断裂を起こすことがある。

選択肢別解説

1
不正解

つま先立ちは、大きな力を必要とするため、アキレス腱断裂の場合は不可能である。足関節底屈は足趾の屈筋群の作用により可能である。

2
不正解

アキレス腱断裂の受傷好発年齢は10歳代ではなく、30~40歳代である。この年代ではスポーツ活動中に受傷することが多い。

3
正解

高齢者では日常活動での転倒時にアキレス腱断裂が多く発生するため、この選択肢は正しい。

4
不正解

術直後は、固定および安静が必要であり、患側の足関節可動域訓練は行わない。術後2週後から自動での関節可動域訓練を実施する。

5
不正解

ステロイド注射は疼痛を抑えることができるが、アキレス腱の組織を弱化させ、アキレス腱断裂を起こす可能性があるため、予防にはならない。

88
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午前
重要度:標準 解説あり
骨形成不全症で正しいのはどれか。  
1
遺伝性疾患ではない。
2
聴覚障害を合併する。
3
四肢・体幹の変形は少ない。
4
骨折の頻度は小児期より思春期で高い。
5
出生1,000人あたり1~2人の割合である。

解説

骨形成不全症は遺伝性疾患であり、易骨折性、青色強膜、難聴が三徴候である。また、胸郭、脊柱、四肢の弯曲変形が多く見られる。

選択肢別解説

1
不正解

選択肢1は間違いです。骨形成不全症は遺伝性疾患であり、常染色体優性遺伝と常染色体劣性遺伝のどちらもみられる。

2
正解

選択肢2は正しいです。骨形成不全症の三徴候は易骨折性、青色強膜、難聴であり、聴覚障害を合併することがある。

3
不正解

選択肢3は間違いです。骨形成不全症では胸郭、脊柱、四肢の弯曲変形が多く見られる。

4
不正解

選択肢4は間違いです。骨折の頻度は歩行の不安定な小児期に多く、思春期以降に骨折の頻度が減少する。

5
不正解

選択肢5は間違いです。骨形成不全症の有病率は、出生2万人あたり1~2人の割合である。

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89
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午前
重要度:重要 解説あり
原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。  
1
男性に多い。
2
海綿骨の減少を伴う。
3
喫煙は危険因子である。
4
低カルシウム血症を伴う。
5
骨折好発部位は尺骨である。

解説

原発性骨粗鬆症は、閉経後の女性に多く、骨代謝が速い海綿骨の減少を伴います。喫煙や飲酒は危険因子となりますが、血清カルシウムやリンは正常です。骨折好発部位は大腿骨近位部や椎体です。

選択肢別解説

1
不正解

原発性骨粗鬆症は閉経後の女性に多いため、男性に多いというのは誤りです。

2
正解

海綿骨は骨代謝が速いため、原発性骨粗鬆症では骨量の減少を伴います。この選択肢は正しいです。

3
正解

喫煙は原発性骨粗鬆症の危険因子であり、飲酒も危険因子となります。この選択肢は正しいです。

4
不正解

原発性骨粗鬆症では、血清カルシウムおよびリンは正常であり、低カルシウム血症を伴わないため、この選択肢は誤りです。

5
不正解

原発性骨粗鬆症の骨折好発部位は大腿骨近位部および椎体であり、尺骨ではないため、この選択肢は誤りです。

87
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午後
重要度:重要 解説あり
腰部脊柱管狭窄症で正しいのはどれか。  
1
先天発症が多い。
2
内反尖足を生じる。
3
間欠性跛行を生じる。
4
腰椎前屈で症状が増強する。
5
下肢の深部腱反射は亢進する。

解説

腰部脊柱管狭窄症は、主に加齢による変性が原因で、臀部から下肢への痺れや疼痛、脱力が症状として現れる。間欠性跛行が特徴的で、腰椎前屈で神経圧迫が軽減される。

選択肢別解説

1
不正解

先天発症ではなく、加齢による変性が腰部脊柱管狭窄症の主な原因であるため、選択肢1は誤りです。

2
不正解

内反尖足は下腿三頭筋の筋緊張の亢進により生じる症状であり、腰部脊柱管狭窄症とは関係がないため、選択肢2は誤りです。

3
正解

腰部脊柱管狭窄症は、歩行により間欠性跛行を生じることが特徴的であるため、選択肢3が正しいです。

4
不正解

腰部脊柱管狭窄症では、腰椎後屈で症状が増強し、腰椎前屈で神経圧迫が軽減されるため、選択肢4は誤りです。

5
不正解

腰部脊柱管狭窄症では、下肢の深部腱反射は消失または減弱することが一般的であり、亢進することはないため、選択肢5は誤りです。

76
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第56回 午前
重要度:標準 解説あり
腱板断裂の範囲の把握に最も有用な検査はどれか。  
1
MRI
2
単純CT
3
血管造影
4
単純エックス線
5
骨シンチグラフィー

解説

腱板断裂の範囲の把握に最も有用な検査はMRIである。MRIは損傷範囲や小さな断裂も把握が可能で、腱板の状態を詳細に評価できるため使用されている。

選択肢別解説

1
正解

MRIは、腱板断裂の範囲の把握に最も有用な検査である。損傷範囲や小さな断裂も把握が可能で、腱板の状態を詳細に評価できるため使用されている。

2
不正解

単純CTでは、腱板の状態が把握しづらい。腱板は軟部組織であり、単純CTでは骨構造が主に評価されるため、腱板断裂の範囲の把握には適していない。

3
不正解

血管造影は、血管や腫瘍の状態を確認するための検査である。腱板断裂の範囲の把握には適していない。

4
不正解

単純エックス線では、腱板自体が写らないため把握できない。腱板は軟部組織であり、単純エックス線では骨構造が主に評価されるため、腱板断裂の範囲の把握には適していない。

5
不正解

骨シンチグラフィーは、癌の骨転移の状態を確認するための検査である。腱板断裂の範囲の把握には適していない。

84
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第56回 午前
重要度:重要 解説あり
切断について正しいのはどれか。  
1
上腕切断(短断端)では肩内転拘縮を生じやすい。
2
前腕切断(中断端)では肘伸展拘縮を生じやすい。
3
Chopart関節離断では足内反変形を生じやすい。
4
Lisfranc関節離断では足外反変形を生じやすい。
5
大腿切断(標準切断)では股内転拘縮を生じやすい。

解説

この問題では、切断に関連する拘縮や変形について正しい選択肢を選ぶことが求められています。正しい選択肢は3で、Chopart関節離断では足内反変形を生じやすいことが述べられています。

選択肢別解説

1
不正解

選択肢1は間違いです。上腕切断(短断端)では、拘縮を生じにくいのが一般的です。

2
不正解

選択肢2は間違いです。前腕切断(中断端)では、拘縮を生じにくいのが一般的です。

3
正解

選択肢3は正しいです。Chopart関節離断では、尖足や足内反変形を生じやすいです。これは、背屈筋群の腱がすべて付着部より中枢部で切断されるのに対し、底屈の主動作筋である下腿三頭筋が残存するためです。

4
不正解

選択肢4は間違いです。Lisfranc関節離断では、尖足や足内反変形を生じやすいです。これは、背屈の主動作筋である前脛骨筋腱が切断されるのに対し、底屈の主動作筋である下腿三頭筋と、内反の主動作筋である後脛骨筋が残存するためです。

5
不正解

選択肢5は間違いです。大腿切断(標準切断)では、股関節屈曲、外転、外旋拘縮を生じやすいです。これは、内転筋群や、大腿筋膜張筋、薄筋などの内旋筋群、伸展の主動作筋であるハムストリングスなどが切断されるのに対し、外転、外旋、屈曲筋群が残存するためです。

86
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第56回 午前
重要度:最重要 解説あり
骨折の名称と部位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  
1
Cotton骨折 ── 大腿骨
2
Dupuytren骨折 ── 第1中手骨
3
Galeazzi骨折 ── 橈 骨
4
Jefferson骨折 ── 環 椎
5
Straddle骨折 ── 上腕骨

解説

この問題では、骨折の名称とそれに対応する部位を正しく組み合わせることが求められています。正しい組み合わせは、Galeazzi骨折と橈骨、Jefferson骨折と環椎です。

選択肢別解説

1
不正解

Cotton骨折は大腿骨ではなく、足関節果部の骨折です。この選択肢は間違いです。

2
不正解

Dupuytren骨折は第1中手骨ではなく、足関節内果骨折、遠位脛腓関節の離開、腓骨骨幹部または頸部の螺旋状骨折を合併したものです。この選択肢は間違いです。

3
正解

Galeazzi骨折は正しく、橈骨骨幹部遠位1/3の骨折、遠位橈尺関節の脱臼を合併したものです。この選択肢は正しいです。

4
正解

Jefferson骨折は正しく、環椎の粉砕骨折です。この選択肢は正しいです。

5
不正解

Straddle骨折は上腕骨ではなく、骨盤の恥骨と坐骨の骨折です。この選択肢は間違いです。

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