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理学療法士問題表示

理学療法士国家試験

大分類

生理学(筋・感覚・神経系)

20問表示中
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62
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午前
重要度:重要
タイプⅡ筋線維と比較した場合のタイプⅠ筋線維の特徴はどれか。
1
発生張力が弱い。
2
筋線維の径が太い。
3
酸化酵素活性が低い。
4
ミオグロビン量が少ない。
5
ミトコンドリア密度が低い。
69
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午前
重要度:最重要
運動単位で正しいのはどれか。2つ選べ。
1
運動単位には求心性線維が含まれる。
2
神経支配比が大きいほど精密な動きができる。
3
活動電位の大きな運動単位が先に活動を始める。
4
同じ運動単位に属する筋線維は同期して興奮する。
5
運動ニューロンとそれに支配される筋線維群を運動単位という。
61
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午後
重要度:重要
心筋で正しいのはどれか。
1
平滑筋である。
2
心筋線維は多核である。
3
ギャップ結合がみられる。
4
ATPは嫌気性呼吸で産生される。
5
収縮は運動神経のインパルスによって起こる。
55
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第59回 午前
重要度:標準
ドーパミンが主に神経伝達物質となっている部位はどれか。
1
黒質
2
視床
3
小脳
4
脳梁
5
前頭葉
59
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第59回 午前
重要度:重要
視覚器で誤っているのはどれか。
1
虹彩と水晶体の間を前眼房という。
2
眼房水は毛様体上皮から産生される。
3
眼房水は強膜静脈洞へ吸収される。
4
毛様体筋が収縮すると毛様体小体は弛緩する。
5
毛様体小体が弛緩すると水晶体は厚くなる。
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61
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第59回 午前
重要度:最重要
伸張反射で正しいのはどれか。
1
侵害受容反射である。
2
多シナプス反射である。
3
求心性線維はIa群線維である。
4
α運動線維は筋紡錘内の錘内線維を支配する。
5
γ運動線維は伸張された筋の拮抗筋を支配する。
62
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第59回 午前
重要度:最重要
運動単位で正しいのはどれか。2つ選べ。
1
運動単位には求心性線維が含まれる。
2
筋を徐々に収縮すると大きな運動単位が先に活動を始める。
3
筋が収縮する際に運動単位の数が増加していく過程を動員という。
4
細かい動きが要求される筋は一つの運動ニューロンが支配する筋線維数が多い。
5
一つの運動ニューロンを刺激すると、その支配下にある筋線維が同時に収縮する。
65
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第59回 午前
重要度:標準
線維素溶解系で働く因子はどれか。
1
カルシウムイオン
2
フィブリノゲン
3
プラスミノゲン
4
プロトロンビン
5
von Willebrand因子
62
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第59回 午後
重要度:重要
交感神経の節前線維で直接支配されるのはどれか。
1
肝臓
2
心臓
3
気管支
4
唾液腺
5
副腎髄質
58
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午前
重要度:最重要
眼球で誤っているのはどれか。
1
視細胞には錐体と桿体とがある。
2
視神経乳頭は黄斑より内側にある。
3
錐体は中心窩にある。
4
前眼房は眼房水で満たされている。
5
毛様体は瞳孔の大きさを調節する。
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62
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午前
重要度:重要
深部腱反射で誤っているのはどれか。
1
錘内筋線維が受容器となる。
2
感覚入力はⅠa線維を介する。
3
運動出力はα運動ニューロンを介する。
4
Renshaw細胞はα運動ニューロンから入力を受ける。
5
γ運動ニューロンの興奮により深部腱反射は減弱する。
66
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午前
重要度:最重要
排尿に関与する神経はどれか。2つ選べ。
1
陰部神経
2
下腹神経
3
上殿神経
4
閉鎖神経
5
迷走神経
61
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午後
重要度:重要
骨格筋で正しいのはどれか。
1
健常成人では体重の約10%を占める。
2
赤筋線維はミトコンドリア量が少ない。
3
筋疲労の化学的原因は乳酸の蓄積である。
4
神経筋接合部での興奮の伝達は両方向性である。
5
低負荷の運動強度では白筋線維が活性化しやすい。
63
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午後
重要度:重要
視覚で正しいのはどれか。
1
明順応には20分程度かかる。
2
視神経乳頭は視覚受容器を欠く。
3
ビタミンC欠乏で夜盲症となる。
4
近視では網膜の後方に焦点を結ぶ。
5
毛様体筋は遠くを見るときに収縮する。
61
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午前
重要度:重要 解説あり
骨格筋の収縮について誤っているのはどれか。  
1
筋小胞体はCa2+を貯蔵している。
2
活動電位は筋収縮に先行して発生する。
3
神経筋接合部にはニコチン受容体が分布する。
4
支配神経に単一の刺激を加えると強縮が起こる。
5
単収縮が連続して起こると階段現象がみられる。

解説

骨格筋の収縮に関する知識を確認する問題です。筋小胞体の役割や活動電位の関係、神経筋接合部の構造、刺激と収縮の関係、階段現象について理解しておく必要があります。

選択肢別解説

1
不正解

筋小胞体はCa2+を貯蔵しており、筋収縮時に放出されることで筋収縮が引き起こされます。このため、選択肢1は正しいです。

2
不正解

活動電位は筋収縮に先行して発生し、これによって筋収縮が生じます。選択肢2は正しいです。

3
不正解

神経筋接合部にはニコチン受容体が分布し、神経終末から放出されるアセチルコリンが受容体に結合することで筋収縮が引き起こされます。選択肢3は正しいです。

4
正解

支配神経に単一の刺激を加えると単収縮が起こりますが、強縮は頻回の刺激が必要です。このため、選択肢4は誤りであり、正解です。

5
不正解

単収縮が連続して起こるように反復刺激を加えると、収縮力は次第に大きくなる現象を階段現象といいます。選択肢5は正しいです。

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62
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午前
重要度:標準 解説あり
シナプス前膜の脱分極に続いて軸索終末に流入するのはどれか。  
1
カルシウムイオン
2
ガンマアミノ酪酸
3
グルタミン酸
4
ナトリウムイオン
5
リン酸イオン

解説

シナプス前膜の脱分極後、カルシウムイオンが軸索終末に流入し、神経伝達物質が放出される。他の選択肢は、神経伝達物質や他のイオンであり、軸索終末に流入するものではない。

選択肢別解説

1
正解

カルシウムイオンは正解であり、シナプス前膜の脱分極後に軸索終末に流入し、神経伝達物質の放出を促す。

2
不正解

ガンマアミノ酪酸は抑制性神経伝達物質であり、シナプス後膜でガンマアミノ酪酸受容体に結合する。軸索終末に流入するものではないため、誤りである。

3
不正解

グルタミン酸は興奮性神経伝達物質であり、シナプス後膜でグルタミン酸受容体に結合する。軸索終末に流入するものではないため、誤りである。

4
不正解

ナトリウムイオンは軸索での興奮伝導に関与し、シナプス後膜で働く。軸索終末に流入するものではないため、誤りである。

5
不正解

リン酸イオンは細胞内の小胞体膜のイノシトール1,4,5-酸リン酸受容体に結合し、カルシウムイオンの放出に関与する。軸索終末に流入するものではないため、誤りである。

63
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午前
重要度:重要 解説あり
TypeⅡと比べてTypeⅠの筋線維の特徴で正しいのはどれか。  
1
易疲労性がある。
2
解糖系酵素活性が低い。
3
収縮速度が速い。
4
ミオグロビンが少ない。
5
ミトコンドリアが少ない。

解説

筋線維には大きく分けてTypeⅠとTypeⅡがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。TypeⅠは疲労耐性が高く、解糖系酵素活性が低い遅筋線維で、ミオグロビンやミトコンドリアが多いのが特徴です。一方、TypeⅡは易疲労性があり、解糖系酵素活性が高く、収縮速度が速い速筋線維で、ミオグロビンやミトコンドリアが少ないのが特徴です。

選択肢別解説

1
不正解

易疲労性はTypeⅡの筋線維の特徴であり、TypeⅠの筋線維ではないため誤りです。TypeⅠは疲労耐性が高い筋線維です。

2
正解

解糖系酵素活性が低いのはTypeⅠの筋線維の特徴であり、正しいです。TypeⅡの筋線維は解糖系酵素活性が高いため、短時間で大きな力を発揮できます。

3
不正解

収縮速度が速いのはTypeⅡの筋線維の特徴であり、TypeⅠの筋線維ではないため誤りです。TypeⅠは遅筋線維であり、収縮速度が遅いです。

4
不正解

ミオグロビンが少ないのはTypeⅡの筋線維の特徴であり、TypeⅠの筋線維ではないため誤りです。TypeⅠは赤筋であり、ミオグロビンが多く含まれています。

5
不正解

ミトコンドリアが少ないのはTypeⅡの筋線維の特徴であり、TypeⅠの筋線維ではないため誤りです。TypeⅠの筋線維はミトコンドリアが多く、持久力があることが特徴です。

64
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午前
重要度:重要 解説あり
心音または心電図波形と心周期における現象との組合せで正しいのはどれか。  
1
心音のⅠ音 ── 僧帽弁の閉鎖
2
心音のⅡ音 ── 大動脈弁の開放
3
心電図のP波 ── His束の伝導
4
心電図のQRS波 ── 洞房結節の伝導
5
心電図のT波 ── 心室筋の脱分極

解説

この問題では、心音や心電図波形とそれらが示す心周期の現象との正しい組み合わせを選ぶ必要があります。心音は心臓の弁の開閉による音であり、心電図波形は心臓の電気的活動を示します。

選択肢別解説

1
正解

心音のⅠ音は、僧帽弁と三尖弁の閉鎖音であり、心房収縮時に起こります。これは正しい組み合わせです。

2
不正解

心音のⅡ音は、肺動脈弁および大動脈弁の閉鎖音であり、心室収縮時に起こります。大動脈弁の開放ではなく、閉鎖が正しいため、この選択肢は誤りです。

3
不正解

心電図のP波は、心房の脱分極(興奮)を示し、心房収縮の開始を示します。His束の伝導はP波とQ波の間で起こるため、この選択肢は誤りです。

4
不正解

心電図のQRS波は、心室中隔と心室筋の脱分極(興奮)を示し、心室収縮の開始を示します。洞房結節の伝導はP波の開始点であるため、この選択肢は誤りです。

5
不正解

心電図のT波は、心室の再分極を示し、心室収縮の終了と心室弛緩の開始を示します。心室筋の脱分極はQRS波で示されるため、この選択肢は誤りです。

62
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午後
重要度:重要 解説あり
深部腱反射について正しいのはどれか。  
1
感覚入力はⅢ群求心性線維を介する。
2
運動出力はα運動神経を介する。
3
錘外筋線維が受容器となる。
4
反射閾値は一定である。
5
高齢者では亢進する。

解説

深部腱反射は、筋紡錘や腱器官が受容器となり、Ⅰa群求心性線維を介して感覚入力が行われ、α運動神経を介して運動出力が行われる。反射閾値は一定ではなく、環境や筋の状態によって変化する。また、高齢者では深部腱反射は減弱する。

選択肢別解説

1
不正解

選択肢1は誤りです。感覚入力はⅠa群求心性線維を介して行われます。

2
正解

選択肢2は正しいです。運動出力はα運動神経を介して行われます。

3
不正解

選択肢3は誤りです。受容器は筋紡錘と腱器官です。

4
不正解

選択肢4は誤りです。反射閾値は一定ではなく、環境や筋の状態によって変化します。

5
不正解

選択肢5は誤りです。高齢者では深部腱反射は減弱する。これは加齢による末梢神経の神経変性が関係しているとされています。

63
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午後
重要度:重要 解説あり
自律神経の二重支配を受けるのはどれか。  
1
汗 腺
2
膵 臓
3
脾 臓
4
立毛筋
5
副腎髄質

解説

自律神経の二重支配を受ける器官は、交感神経と副交感神経の両方の影響を受ける器官である。一方、二重支配を受けない器官は、交感神経または副交感神経のどちらか一方のみの支配を受ける。

選択肢別解説

1
不正解

汗腺は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。

2
正解

膵臓は、自律神経の二重支配を受ける器官であり、交感神経と副交感神経の両方の影響を受けるため、正解である。

3
不正解

脾臓は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。

4
不正解

立毛筋は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。

5
不正解

副腎髄質は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。

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