誘発電位計について正しいのはどれか。
a: CMRR(同相除去比)は約40dBである。
b: 周波数帯域は0.1Hz~3kHzである。
c: 潜時とは刺激から誘発電位の発生までの時間である。
d: 加算平均法は刺激と同期しない生体信号を減少させる。
e: デルタ波は聴覚刺激によって誘発される。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
脳波計測について正しいのはどれか。
1: 脳波計の入力インピーダンスは約1kΩである。
2: シールドルームの目的は地磁気の遮断である。
3: 針電極は皿電極より電極インピーダンスが高い。
4: 電極のインピーダンスが高いと雑音を誘導しやすい。
5: 電極の頭皮上の配置を誤ると感電事故につながる。
脳波測定について誤っているのはどれか。
1: 脳波計の増幅度は60dB以上必要である。
2: 電磁誘導は商用交流雑音の原因となる。
3: シールドルーム外での測定では電極の接触抵抗は高くする。
4: 電極の分極電圧は基線動揺の原因になる。
5: 電極の接触抵抗の不ぞろいは雑音の原因になる。
正しいのはどれか。
1: 健常成人の産熱量は5~15Wである。
2: 表在性癌の温熱治療に2.5GHzの電磁波が用いられる。
3: 頭皮上で計測できる脳磁界は10-6~10-7Tである。
4: 腎腫瘍を30MHzの超音波装置で描出できる。
5: ヒトの主な脳波成分は100~200Hzに含まれる。
誤っているのはどれか。
1: 脳の活動によって微小な磁界が発生する。
2: 心臓の活動によって微小な磁界が発生する。
3: 超音波を生体に照射することによって微小な磁界が発生する。
4: 肺に吸入された微粉末の磁化によって微小な磁界が発生する。
5: 心筋の一部が傷つくと損傷電流によって微小な磁界が発生する。
脳波について正しいのはどれか。
a: 電極接触抵抗は100kΩ以下とする。
b: α波は5Hzを中心とする成分である。
c: 閉眼覚醒時の方が開眼時より振幅が小さい。
d: 単極誘導の不関電極は頭頂に置く。
e: 睡眠が深くなると振幅の大きい脳波が観察される。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
脳波計のフィルタについて正しいのはどれか。
a: 時定数0.3秒のとき低域遮断周波数は0.5Hzである。
b: 基線のゆるやかな動揺を除去するには時定数を0.1秒に下げる。
c: 時定数を0.3秒から0.1秒にするとβ波が抑制される。
d: 高域遮断フィルタを使用すると校正電圧曲線に棘が出現する。
e: 筋電図が混入するときには高域遮断フィルタによって除去する。
a: 心拍動に伴う磁場を検出できる。
b: 脳の電気活動で生じる磁界が微弱なのは組織中で磁界が減衰するためである。
c: 脳の電気活動による磁界を頭皮上で計測すると10-10テスラ程度である。
d: 血液は磁界によって引きつけられる性質が強い。
e: 時間的に変化する磁界は組織内に電流を生じさせる。
生体磁気計測について誤っているのはどれか。
a: 生体磁気計測法は非接触計測法である。
b: 脳磁図はSQUID磁束計によって測定される。
c: 生体内の磁性物質の磁化により磁界が発生する。
d: SQUID磁束計の動作はステファン-ボルツマンの法則による。
e: 脳内の興奮部位の測定では、電位計測が磁気計測より空間分解能において優れている。
a: 1cm2の細胞膜の抵抗は0.5~10kΩである。
b: 細胞内液、外液の抵抗率は20~300kΩ・cmである。
c: 体表筋電図の振幅は1~3Vである。
d: 頭皮脳波の振幅は1~300μVである。
e: 体表心電図の振幅は1~3mVである。
脳波中のα波成分について正しいのはどれか。
a: 覚醒閉眼時に振幅が大きくなる。
b: 睡眠時に振幅が大きくなる。
c: 誘発脳波の一種である。
d: 20Hzを中心とした周波数帯域にある。
e: 暗算をしているとき振幅が小さくなる。
1: 脳磁図は脳の神経細胞の電気的活動を示す。
2: 脳波計は100dB以上の増幅度が必要である。
3: 誘発脳波は外界からの刺激に対して脳波中に現れる反応である。
4: 脳波計の低域遮断の時定数は通常3秒以上である。
5: 脳磁図はSQID磁束計で測定する。
脳波測定用増幅器について正しいのはどれか。
a: 周波数帯域は0.05~100Hzが必要である。
b: 増幅器には40dB程度の増幅度があれば十分である。
c: 同相弁別比の高い差動増幅器が必要である。
d: 9~15チャンネルのものが一般に用いられる。
e: 入力インピーダンスはできるだけ小さい方がよい。
脳波測定に対して正しいのはどれか。
a: 周波数帯域は0.5~70Hzの範囲である。
b: 電極の分極電圧の大小は計測に影響しない。
c: 脳波計の入力換算雑音は3mV以下であればよい。
d: 平均加算法によってS/N比を改善できる。
e: 増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。
脳波測定器について誤っているのはどれか。
b: 標準記録紙送り速度は30cm/sである。
c: 電極には分極電極が用いられる。
d: 増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。
e: ペン書き記録方式がよく用いられる。
脳波計について誤っているのはどれか。
1: 周波数特性は0.5~70Hzである。
2: 同相弁別比は60dB以上必要である。
3: 増幅度は100dB以上必要である。
4: 入力インピーダンスは50kΩである。
5: 標準紙送り速度は毎秒3cmである
脳波計測で電位変化の最も小さいのはどれか。
1: 睡眠脳波電位
2: 覚醒時脳波電位
3: 3 .聴性脳幹誘発電位
4: 体性感覚誘発電位
5: 視覚誘発電位
運動神経伝導速度の計測について誤っているのはどれか。
a: 計測には複合筋活動電位(CMAP)波を用いる。
b: 神経部位の2ヵ所の電気刺激が必要である。
c: 電気刺激はアイソレータを介して行う。
d: 刺激電流のパルス幅は5~10 ms を用いる。
e: 加算平均装置が必要である。
脳波計について正しいのはどれか。
a: 必要な周波数帯域は5.0?60Hzである。
b: 低域遮断周波数を規定する時定数は0.03秒である。
c: 雑音レベルは3.0μVp-p 以下である。
d: A/D変換時のサンプリング周波数は200 Hz以上である。
e: 最大感度は10μV/mm である。
ディジタル脳波計について誤っているのはどれか。
1: 脳波導出にはシステムリファレンス電極が必要である。
2: 脳波記録終了後にモンタージュの変更ができる。
3: サンプリング間隔は100ms程度である。
4: 脳波記録終了後に表示感度の変更ができる。
5: 脳波記録終了後にフィルタ特性の変更ができる。
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