医用機器安全管理学の過去問


国試第22回午後:第42問

内容量が40?の未使用の酸素ボンベから大気中に酸素が噴出した。噴出した酸素の量はどれか。

1: 1250l

2: 3420l

3: 5960l

4: 7640l

5: 9510l

国試第22回午後:第41問

医療機器の操作で正しいのはどれか。

1: ホースアセンブリは壁取付配管端末器に接続したままにする。

2: 患者に誘導コードを装着する前に電源スイッチを入れる。

3: 追加保護接地としてテレビのアンテナ端子を利用する。

4: ボール型浮子の流量計では上端部の目盛りを読む。

5: 複数台の機器が必要なときは2Pのテーブルタップを使用する。

国試第22回午後:第40問

JIS T 0601-1によると交流では何Vを超えると高電圧と呼ぶか。

1: 500V

2: 1000V

3: 1500V

4: 3000V

5: 5000V

国試第22回午後:第39問

機器のクラス別分類で正しいのはどれか。

a: 患者に使用できるのはクラスI、クラスII及び内部電源機器の3種類である。

b: クラスII機器の保護手段は二重絶縁または強化絶縁である。

c: クラスII機器を2Pコンセントで使用することはできない。

d: クラスI機器の追加保護手段は基礎絶縁である。

e: 内部電源機器に二次電池は使用できない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第45問

植込み式ペースメーカに電磁干渉するのはどれか。

a: エックス線CT

b: 電子商品監視装置(EAS)

c: 電子タグ機器(RFID)

d: テレビのリモートコントローラ

e: 電気毛布

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第44問

機器が2回故障し修理にそれぞれ8日間と4日間を要した。この機器の定常アベイラビリティが0.96のとき、MTBFはどれか。

1: 12日

2: 24日

3: 72日

4: 288日

5: 300日

国試第22回午前:第43問

医療ガスの性質で正しい組合せはどれか。ガスの種類 --    比重(対空気)---- 支燃性

1: 空 気 -------- 1.00 -------- なし

2: 酸 素 -------- 0.82 -------- あり

3: 窒 素 -------- 1.-------- なし

4: 二酸化炭素 --- 0.97 -------- あり

5: 亜酸化窒素 --- 1.-------- あり

国試第22回午前:第42問

保育器の院内保守点検で適切なのはどれか。

a: 始業点検で接地漏れ電流を測定する。

b: 使用中点検で滅菌水の水位を確認する。

c: 終業後に本体を消毒する。

d: 定期点検でオーバーホールを実施する。

e: 定期点検で本体の内部部品を交換する

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第41問

医用電気機器の漏れ電流の許容値で正しいのはどれか。

1: 接地漏れ電流の単一故障状態は正常状態の10倍である。

2: 外装漏れ電流は装着部の種類によらず正常状態で0.1mAである。

3: CF形装着部の患者漏れ電流-Iの交流値は直流値の10倍である。

4: 患者漏れ電流-IIはBF形装着部の単一故障状態で定義されている。

5: CF型装着部の患者漏れ電流-IIIは正常状態で0.01mAである。

国試第21回午前:第90問

薬事法による医療機器の修理に該当しないのはどれか。(平成20年当試験実施当時)

1: 故障の点検

2: 劣化部品の交換

3: 破損箇所の修復

4: 仕様変更による改良

5: オーバーホール

国試第21回午前:第89問

電気メスによるモニタ雑音対策として誤っているのはどれか。

1: モニタに高周波除去フィルタを使用する。

2: 電気メス出力を必要最小限にする。

3: フローティング型電気メスを使用する。

4: 対極版コードをモニタコードから離して使用する。

5: 絶縁型のトランスデューサを使用する。

国試第21回午前:第88問

システムの異常状態によって生じる危険を自動的に最小かする目的をもつ設計概念はどれか。

1: FTA

2: FMEA

3: アラーム

4: フールプルーフ

5: フェイルセーフ

国試第21回午前:第87問

ボンベ接続部がおねじによってガス別特定されているのはどれか。

a: 酸素

b: 窒素

c: 治療用空気

d: 亜酸化窒素

e: 二酸化炭素

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第86問

亜酸化窒素ボンベ全体の重量が8kgで、ボンベ重量が6kgのとき、ボンベ内の亜酸化窒素のおよその残量はどれか。ただし、亜酸化窒素の分子量は44.1molの亜酸化窒素の体積は0℃、1気圧で22.4Lとする。

1: 500L

2: 1000L

3: 5000L

4: 7000L

5: 10000L

国試第21回午前:第85問

図の四端子法によって被測定線Rの抵抗を測定した。電流系の指針が0.25A、内部抵抗1MΩの電圧計の指針が0.05Vであった。被測定線Rの抵抗値はどれか。ただしr1~r4は測定リードの抵抗および接続部の接触抵抗である。

21AM85-0

1: 0.1Ω

2: 0.2Ω

3: 0.3Ω

4: 0.4Ω

5: 0.5Ω

国試第21回午前:第84問

機器の点検項目と必要な機材との組合せで誤っているのはどれか。

1: ペースメーカの出力パルス振幅 ―---- 周波数カウンタ

2: 除細動器の出力波形 ―------------ メモリ型オシロスコープ

3: 電気メスの出力電力 ―------------- 無誘導抵抗器

4: 輸液ポンプの精度 ―--------------- メスシリンダ

5: 人工心肺の絶縁抵抗 ―------------ メガー

国試第21回午前:第83問

医療機器を廃棄する指標で適当でないのはどれか。

1: 機能の陳腐化

2: 平均故障間隔の短縮

3: アベイラビリティの低下

4: 減価償却期間の終了

5: 定期点検頻度の増加

国試第21回午前:第82問

患者測定電流について誤っているのはどれか。

1: 交流の許容値は直流の許容値より低い。

2: 増幅器のバイアス電流を含む。

3: インピーダンスプレチスモグラフの測定電流を含む。

4: 装着部間に流れる電流である。

5: 測定は装着部間に測定用器具を接続して行う。

国試第21回午前:第81問

医用電気機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。

a: 電源プラグの電源受刃と機器外装との間の絶縁抵抗が1kΩ以上であれば正常と判定する。

b: クランプ式電流系で消費電流を測定するには電源コードを検出部に直接挟む。

c: 3Pプラグ機器アースピンと機器金属ケースとの間の抵抗は0.2Ω以下でなければならない。

d: 漏れ電流計測では電源極性を変えて大きい方をその機器の漏れ電流とする。

e: 漏れ電流計測機器の人体の模擬抵抗は10kΩである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第80問

JIST1022に規定されている非常電源について正しいのはどれか。

1: 一般非常電源は商用電源の停止後60秒以内に電圧が確立すること。

2: 一般非常電源は連続定格時間が24時間以上のものであること。

3: 特別非常電源は商用電源の停止後10秒以内に電圧が確立すること。

4: 特別非常電源の外郭表面の色は黄色とすること。

5: 瞬時特別非常電源は商用電源の停止後5秒以内に電圧が確立すること。