医用機器安全管理学の過去問


国試第26回午後:第44問

フールプルーフはどれか。

1: IABP装置のガスリークアラーム機構

2: 心電図モニタの不整脈アラーム機構

3: 電気メスの対極板接触不良検知機構

4: 輸液ポンプの気泡検知機構

5: 観血式血圧計のゼロ調整ボタンの長押し機構

国試第26回午後:第43問

亜酸化窒素の性質で正しい組合せはどれか。

26PM43-0

国試第26回午後:第42問

医療機器の故障率のバスタブカーブでAはどれか。

26PM42-0

1: 初期故障期間

2: 偶発故障期間

3: 平均無故障期間

4: 平均修復期間

5: 耐用寿命

国試第26回午後:第41問

着脱式ではない電源コードをもつ医用電気機器で、電源プラグの接地ピンから金属外装までの抵抗値の規定値はどれか。

1: 0.1 Ω以下

2: 0.2 Ω以下

3: 0.5 Ω以下

4: 1 Ω以下

5: 2 Ω以下

国試第26回午後:第40問

図の記号が表示されるのはどれか。

26PM40-0

a: 電気メスの出力端子

b: 除細動保護回路を持つモニタの入力端子

c: ペースメーカの出力端子

d: 静電気放電で破壊される可能性のある入力端子

e: 除細動器の出力端子

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第39問

次の電撃反応を起こす最小電流の大小関係で正しいのはどれか。A.心電図を計測中に被検者の患者がビリビリ感じた。B.体外式心臓ペースメーカを適用中の患者が心室細動を起こした。C.His束心電計に触れた医師が感電で行動の自由を失った。

1: A > B > C

2: B > A > C

3: B > C > A

4: C > A > B

5: C > B > A

国試第26回午前:第44問

医用電気機器が電磁波を受けてもそれに耐え得る能力はどれか。

1: EMC

2: EMI

3: SAR

4: エミッション

5: イミュニティ

国試第26回午前:第43問

図の並列システムの全体の信頼度はいくらか。ただし、各要素の信頼度Rはすべて0.800とする。

26AM43-0

1: 0.266

2: 0.512

3: 0.8

4: 0.96

5: 0.992

国試第26回午前:第42問

図に示すピン方式の配管端末器の識別色は何色か。

26AM42-0

1: 緑

2: 黄

3: 青

4: 灰

5: 黒

国試第26回午前:第41問

JIS T 0601-1 : 1999 による電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。

a: 漏れ電流は電源プラグを正極性として測定する。

b: 絶縁外装の機器は外装漏れ電流を測定する必要がない。

c: B形装着部の患者漏れ電流 III は測定する必要がない。

d: 患者測定電流は測定器を装着部の2本のリード線間に挿入して測定する。

e: 接地漏れ電流の単一故障状態は保護接地線の断線を模擬して測定する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午前:第40問

JIS T 1022 : 2006 で最高カテゴリー(カテゴリーA)に分類される医用室はどれか。

1: 人工透析室

2: 心臓カテーテル室

3: 心電図室

4: CT室

5: 未熟児室

国試第26回午前:第39問

JIS T 0601-1 : 1999 による医用電気機器の分類で正しいのはどれか。

1: クラスI機器の追加保護手段は基礎絶縁である。

2: クラス II 機器で強化絶縁の場合の絶縁は一重でよい。

3: 内部電源機器の内部電源には充電式電池を用いてはならない。

4: CF形装着部は除細動器の高電圧にも耐えなければならない。

5: BF形装着部はミクロショックによる心室細動を防護できる。

国試第26回午前:第38問

医療機器と注意すべき点との組合せで適切でないのはどれか。

1: 観血式血圧モニタ ---------------- ミクロショック

2: パルスオキシメータ --------------- 紅 斑

3: 経皮的酸案分圧測定装置 --------- 熱 傷

4: レーザー手術装置 --------------- 眼障害

5: 超音波凝固切開装置 ------------- キャビテーション

国試第25回午後:第46問

高度管理医療機器でないのはどれか。

1: 人工呼吸器

2: 人工心肺装置

3: 自動電子式血圧計

4: 輸液ポンプ

5: 除細動器

国試第25回午後:第45問

電気メスを使用した手術後の患者の体に発赤が見られた。この現象が発生する可能性をあげて、論理和や論理積の考え方で最終的な原因の究明を試みた。このような分析手法はどれか。

1: FMEA

2: FTA

3: MDT

4: MTBF

5: MTTR

国試第25回午後:第44問

医療ガス配管端末器について誤っているのはどれか。

1: 亜酸化窒素の供給圧は約5MPaである。

2: フィルタが組み込まれている。

3: 誤接続防止機構としてピン方式が使われる。

4: 吸引端末が備えられている。

5: 治療用空気の識別色は黄色である。

国試第25回午後:第43問

室温が27℃で15MPaに充填された酸素ボンベの保管場所の温度が57℃へ上昇したとき、ボンベ内の圧力変化[kPa]はおよそいくらか。

1: 150

2: 500

3: 1000

4: 1500

5: 2000

国試第25回午後:第42問

透析装置(コンソール)の日常点検項目はどれか。

a: バスキュラーアクセスの状態

b: 漏れ電流

c: 除水ポンプの精度

d: パトランプの点灯

e: バッテリの残量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午後:第41問

医療機器の電気的安全測定について正しいのはどれか。

1: アナログテスタを用いた導通試験で表示される値が接地線抵抗 値となる。

2: クランプメータによる消費電流の測定は電源導線を2本挟んで測 定する。

3: 漏れ電流測定に用いる電圧計の精度は10%以内である。

4: 等電位接地設備の接地端子と測定点との間の電圧はmV以下である。

5: CF形装着部の患者漏れ電流Iでは、各患者リードを1点に接続した状態で測定する。

国試第25回午後:第40問

表はCF形装着部に対する漏れ電流の規定の一部である。AからCまでに入る数値の組合せで正しいのはどれか。

25PM40-0

1: A = 0.0B = 0.5 C = 0.1

2: A = 0.1 B = 1.0 C = 0.1

3: A = 0.1 B = 0.5 C = 0.05

4: A = 0.5 B = 1.0 C = 0.05

5: A = 0.5 B = 0.5 C = 0.05