第1回国試午後7問の類似問題

国試第32回午後:第61問

実効値10Vの信号に実効値1Vの雑音が重畳しているとき、SN比[dB]はどれか。

1: -20

2: -10

3: 0

4: 10

5: 20

国試第1回午後:第5問

信号処理について正しいのはどれか。

a: 心電図をA/D変換するには、0.1Hzのサンプリング(標本化)周波数で十分である。

b: 不規則雑音に埋もれた繰り返し信号を検出するには加算平均法が有効である。

c: 計算機内のデータをペンレコーダに描かせるにはD/A変換が必要である。

d: A/D変換を行うと一般に信号対雑音比(S/N)が向上する。

e: 高速フーリエ変換(FFT)を行うと信号対雑音比が向上する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第26問

信号処理について正しいのはどれか。

a: 含まれる最高周波数が100Hzである時系列信号をA/D変換するには100Hzのサンプリング周波数を用いる。

b: 角周波数ωと周波数fとの間の関係はf=2πωで表される。

c: 不規則雑音に埋もれた信号を1000回加算平均すると雑音成分はもとのになる。

d: 時系列信号の周波数成分を知るにはフーリエ変換が有効である。

e: 時系列信号のA/D変換では標本化の前に量子化を行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第21問

電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。

1: 増幅度(利得)が大きいほど信号対雑音比(S/N)が大きい。

2: 電圧増幅するためには増幅器の入力インピーダンスは大きい方がよい。

3: 最もよく用いられる半導体の増幅素子はダイオードである。

4: 半導体工学の進歩によりどのように小さな信号を増幅する場合でも雑音を問題にする必要がなくなった。

5: 生体信号を計測するときには増幅器の入力インピーダンスより出力インピーダンスに注意する必要がある。

ME2第36回午前:第35問

増幅率40dB、CMRR100dBの増幅器に、1.2Vの雑音(同相信号)が入力された。出力に現れる雑音の大きさはどれか。

1: 48V

2: 30mV

3: 12mV

4: 1.2mV

5: 12μV

国試第6回午前:第81問

生体発生情報の計測時の雑音について正しいのはどれか。

a: 目的信号以外の生体電気は雑音とみなされる。

b: 差動増幅器は同相雑音を軽減することができる。

c: 商用交流雑音の除去には帯域除去フィルタが有効である。

d: 脳波測定のためのシールドルームのシールドは接地してはならない。

e: 周期的な信号をn回加算すれば不規則雑音を1/nにすることができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第17問

平均信号電圧が1mV(実効値)、SNが40dBの生体信号に含まれる雑音電圧(実効値)はどれか。

1: 1μV

2: 5μV

3: 10μV

4: 50μV

5: 100μV

国試第30回午後:第62問

電力A の信号に電力B の雑音が重畳しているとき、SN 比[dB] はどれか。

1: 10log10 (B/A)

2: 20log10 (B/A)

3: log(A/B)

4: 10log10 (A/B)

5: 20log10 (A/B)

国試第25回午後:第56問

1Vの同相雑音が混入する環境下において、CMRRが80dBである差動増幅器に振幅1mVの信号を入力した。同相雑音の出力電圧が10 mVであるとき、信号の出力電圧の振幅[mV]はどれか。

1: 0.1

2: 1

3: 10

4: 100

5: 1000

国試第15回午前:第50問

雑音に関して誤っているのはどれか。

1: 熱雑音は電子など荷電粒子の不規則振動に起因する。

2: ダイナミックレンジを決定する最小信号レベルは雑音によって規定される。

3: A/D変換に伴って発生する雑音を量子化雑音という。

4: 白色雑音の電力は計測の周波数帯域幅に比例する。

5: S/N比を改善するために計測の周波数帯域幅を広くする。

ME2第40回午前:第43問

心電計の入力に、心電図信号に比べて1000倍の電圧振幅を持つ同相のハムノイズが混入した。機器の同相弁別比が60dBである場合、ノイズの出力は心電図出力に比べて何倍になるか。

1: 1/10

2: 1/5

3: 1/2

4: 1

5: 2