第6回国試午前64問の類似問題

国試第3回午前:第67問

生体物性の一般的特徴とその例との組合せで誤っているのはどれか。

1: 異方性・・・・・・・・・・・・筋組織の力学的特性

2: 非線形性・・・・・・・・・・細胞膜の電気的特性

3: 周波数依存性・・・・・・組織の電気定数特性

4: 温度依存性・・・・・・・・生化学反応の特性

5: 粘弾性・・・・・・・・・・・・組織の塑性変形特性

国試第28回午前:第85問

生体の電気特性について正しいのはどれか。

a: α分散は水分子の分極に起因する。

b: β分散は組織の構造に起因する。

c: 脂肪の導電率は筋肉よりも低い。

d: 骨格筋の異方性は弱い。

e: 有髄神経の髄鞘は高い導電性を示す。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午前:第62問

生体組織の受動的な電気特性について誤っているのはどれか。

1: α分散は細胞でのイオン移動に関係して生じる。

2: β分散は細胞や組織の不均質に関係して生じる。

3: γ分散は水分の誘電分散によって生じる。

4: 導電率は周波数とともに減少する傾向がある。

5: 誘電率は周波数とともに減少する傾向がある。

国試第10回午後:第84問

生体組織が示す一般的な物理的特性として誤っているのはどれか。

1: 温度依存性

2: 非線形性

3: 強磁性

4: 周波数依存性

5: 異方性

国試第6回午前:第61問

生体組織が示す一般的な物理的特性として誤っているのはどれか。

1: 温度依存性

2: 非線形性

3: 強磁性

4: 周波数依存性

5: 異方性

国試第8回午後:第89問

生体組織が示す一般的な物理的特性として誤っているのはどれか。

1: 温度依存性

2: 非線形性

3: 強磁性

4: 周波数依存性

5: 異方性

国試第10回午前:第79問

各種エネルギーの人体に対する影響で正しいのはどれか。

a: レーザー光の作用は波長には関係しない。

b: 高周波電流では熱的作用が大きい。

c: 超音波によるキャビテーションは細胞の破壊につながる。

d: 体表面低周波電流密度が2Ma/cm2程度でも周辺の知覚神経は興奮しない。

e: 60~65°Cの加温を長時間行っても蛋白変性を生じない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第68問

生体の能動的電気的性質を表すのはどれか。

a: 活動電位

b: 周波数分散

c: 線形特性

d: 誘電率

e: 興奮の伝導

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第53問

正しいのはどれか。

a: 生体電気信号の導出には単極誘導と双極誘導とがある。

b: 金属と電解質との接触面の静止電位は材質にかかわらず一定である。

c: 皮膚インピーダンスは抵抗と電気容量との直列回路で近似される。

d: ArAgCl電極は不分極電極として生体用電極に用いられる。

e: 電極接触インピーダンスは周波数依存性を示す。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第65問

治療用物理エネルギーの特性で誤っているのはどれか。

1: マイクロ波照射で生体組織の誘電加温ができる。

2: 高周波電流に対しては神経の感受性が低い。

3: レーザ光は収束性に優れている。

4: 衝撃波は凸面反射板で収束する。

5: 高周波電流の通電で生体組織にジュール熱が発生する。

国試第1回午前:第67問

生体組織が示す一般的な物理特性として誤っているのはどれか。

1: 異方性

2: 非線形性

3: 周波数依存性

4: 強磁性

5: 粘弾性

ME2第38回午前:第45問

生体計測用電極について誤っているのはどれか。

1: 電極面積が大きいほど電極インピーダンスは小さい。

2: 電極面積を小さくしても電極電位は変わらない。

3: 異種の金属電極の使用は電極電位の影響を増大させる。

4: 電極インピーダンスは周波数の増加とともに大きくなる。

5: 新品の再使用型金属電極はエージングを行う。

ME2第31回午前:第41問

生体用電極で正しいのはどれか。

1: 複数の電極を使用する場合には異種の金属電極を使用する。

2: 電極の面積が大きいほど電極インピーダンスは小さくなる。

3: 電極インピーダンスは周波数に比例して増加する。

4: 電極インピーダンスは電気化学反応とは無関係である。

5: 生体との接触面は金属でなければならない。

国試第5回午前:第61問

生体組織が示す一般的な物理的特性として誤っているのはどれか。

1: 温度依存性

2: 非線形性

3: 周波数依存性

4: 強磁性

5: 粘弾性

国試第26回午後:第85問

生体組織が示す一般的な物理的特性で誤っているのはどれか。

1: 温度依存性

2: 非線形性

3: 周波数依存性

4: 強磁性

5: 粘弾性

ME2第33回午前:第45問

生体用金属電極で誤っているのはどれか。

1: 電極インピーダンスは周波数の増加とともに減少する。

2: 生体との接触面は金属でなければならない。

3: 接触インピーダンスは接触面積が大きいほど小さい。

4: 電極電位の差を少なくするために同じ金属の電極を使用する。

5: 電極インピーダンスは電気化学反応による。

国試第23回午前:第27問

生体電気計測について正しいのはどれか。

a: 電極ペーストは皮膚のインピーダンスを低下させる。

b: 体表面電極の静止電位は体動によって変動する。

c: 皮膚が乾燥すると皮膚のインピーダンスは低下する。

d: 電極に電流を流さないと分極電圧が発生する。

e: 生体内部のインピーダンスは皮膚のインピーダンスより低い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第62問

誤っているのはどれか。

1: 電流密度が小さいと生体は導電体であると同時に誘電体とみなされる。

2: 電流密度が小さいと細胞膜は絶縁体、細胞内外液は導電体とみなされる。

3: 電流密度が大きいと神経細胞や筋細胞は興奮現象を生じる。

4: 直流では電流密度と導電率との積は電界の強さを表す。

5: 生体では周波数が増加するにしたがって導電率が増加し誘電率が減少する。

ME2第32回午前:第45問

生体計測用電極について誤っているのはどれか。

1: 電極面積が大きいほど電極インピーダンスは小さい。

2: 電極面積を小さくすると電極電位は小さくなる。

3: 同種の金属電極の使用は電極電位の影響を軽減させる。

4: 電極の表面が絶縁されていても交流信号の検出は可能である。

5: 電極インピーダンスは周波数とともに減少する。

国試第4回午前:第67問

生体機構のモデル表現について誤っているのはどれか。

1: 細胞の電気的モデルでは、細胞膜は静電容量で、細胞内外液はインダクタンスと抵抗との並列結合で表されている。

2: 生体の電気現象において筋や神経細胞の活動電位は電源によって表される。

3: 生体組織の機械的特性は弾性要素と粘性要素との組合せで表される。

4: 循環系の機械的モデルでは、大動脈は主に弾性素子で、全末梢血管抵抗は抵抗素子で表される。

5: 生体の熱現象のモデルは産熱、熱輸送、体表からの熱放散の各機構で表される。