第5回国試午後45問の類似問題

国試第28回午前:第18問

慢性腎不全の合併症への対応で適切でない組合せはどれか。

1: 貧血 ----------------------- エリスロポエチン製剤の投与

2: 痛風 ----------------------- 尿酸生成抑制薬の投与

3: 高カリウム血症 -------------- イオン交換樹脂の使用

4: 高リン血症 ------------------ リン吸着剤の投与

5: 低カルシウム血症 ------------ ピスホスホネート製剤の投与

国試第26回午前:第79問

血液透析で正しいのはどれか。

1: いかなる場合も抑制帯を用いて抜針事故を防ぐ。

2: 透析液温度が異常上昇すると溶血を起こす。

3: 誤穿刺をしても術者を交代せず責任を全うする。

4: 空気誤入時には患者を右側臥位とする。

5: 多人数用透析液供給装置では透析液濃度を連続監視する装置を1個以上備える。

国試第9回午前:第38問

急性腎不全の原因について正しいのはどれか。

a: 心筋梗塞

b: 低カルシウム血症

c: 副腎皮質ステロイド薬の投与

d: 敗血症

e: 後腹膜線維症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第24問

正しいのはどれか。

a: 鉄欠乏性貧血は女性に多い。

b: 溶血性貧血では血尿をみることが多い。

c: 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)では関節腔内の出血をみることが多い。

d: 慢性骨髄性白血病(CML)では著明な脾踵をみることが多い。

e: 多発性骨髄腫では骨折をみることが多い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第89問

セルロース系透析膜で起こる白血球数の一過性減少の主因はどれか。

1: アレルギー

2: 血液凝固系の活性化

3: 補体の活性化

4: 白血球の透析膜への吸着

5: 血小板の透析膜への吸着

国試第33回午後:第75問

腎不全でみられる血液検査の異常で誤っているのはどれか。

1: 代謝性アルカローシス

2: 高リン血症

3: 低カルシウム血症

4: 高カリウム血症

5: 低ヘモグロビン血症

国試第35回午後:第20問

鉄欠乏性貧血の所見で正しいのはどれか。 

a: 血清フェリチン低値 

b: 血清間接ビリルビン高値 

c: 血清エリスロポエチン低値 

d: 平均赤血球容積(MCV)低値 

e: 血清総鉄結合能(TIBC)高値 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第55問

体外循環中の血液希釈について誤っているのはどれか。

1: 使用する血液量の節減に役立つ。

2: 血液の酸素運搬能は低下する。

3: 末梢血液循環を円滑にする。

4: 常温下ではへマトクリット値を20~25%にする。

5: 血液粘度を上昇させる。

国試第31回午後:第72問

慢性腎不全による維持透析患者における人工心肺管理で正しいのはどれか。

1: 無輸血体外循環が容易で ある。

2: 血清カリウム値は高めになるよう補正する。

3: 灌流圧は高めになる場合が多い。

4: 利尿薬を大量に用い自尿の確保に努める。

5: 術中透析施行中はその流量分だけ灌流量を増やす。

国試第17回午前:第34問

汎血球減少症を示すのはどれか。

a: 骨髄線維症

b: 腎性貧血

c: 鉄欠乏性貧血

d: サラセミア

e: 再生不良性貧血

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第45問

出血傾向をきたす疾患とその原因の組合せで正しいのはどれか。

a: 特発性血小板減少性紫斑病 ――- 血小板産生の減少

b: 急性骨髄性白血病 ――――---- 血小板消費の亢進

c: 多発性骨髄腫 ――――――---- M蛋白の増加

d: 播種性血管内凝固症侯群(DIC) ――――凝固因子と血小板の消費亢進

e: 重症肝障害 ――――――----- 凝固因子の産生障害

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午前:第75問

血液透析の目的として誤っているのはどれか。

1: 過剰水分の除去

2: 代謝性アシドーシスの是正

3: 血清カリウム濃度の是正

4: 尿素の除去

5: 免疫グロブリンの除去

国試第26回午前:第78問

血液透析の抗凝固療法で正しいのはどれか。

1: アルガトロバンの半減期は2~3時間である。

2: プロタミンは局所ヘパリン化法に用いられる。

3: 低分子ヘパリンはヘパリンよりも半減期が短い。

4: ヘパリンは出血病変を有する患者に使用できる。

5: メシル酸ナファモスタットは陰性に荷電している。

国試第11回午前:第27問

代謝性アシドーシスについて正しいのはどれか。

a: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)は上昇する。

b: 幽門狭窄症で発生する。

c: 重炭酸濃度は低下する。

d: カリウムは細胞内から細胞外に出る。

e: カルシウムイオン濃度は低下する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第46問

血液透析中に起こる空気誤入に関して正しいのはどれか。

a: 症状として激しい咳嗽が起こる。

b: 血液ポンプの回転数が少ないと起こる。

c: 緊急処置として動脈回路を鉗子で遮断する。

d: 血圧は上昇するので血管拡張薬を舌下投与する。

e: 処置として左を下にする側臥位で頭を心臓より下方とする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第40問

汎血球減少症を示すのはどれか。(血液学)

a: 骨髄線維症

b: 腎性貧血

c: 鉄欠乏性貧血

d: サラセミア

e: 再生不良性貧血

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第42問

血液透析開始3時間後に静脈圧の上昇が見られた。原因として考えられるのはどれか。

a: 血液ポンプの送血不良

b: 動脈回路の狭窄による血流不良

c: ヘパリン注入ポンプの作動不良による中空糸の閉塞

d: 静脈側留置針の位置異常による血流不良

e: 静脈側ドリップチェンバー(エアトラップ)内での凝血による血流不良。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第15問

低Na血症を来す病態はどれか。

a: アジソン病

b: クッシング症候群

c: 原発性アルドステロン症

d: バソプレシン分泌過剰症

e: 下 痢

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第79問

慢性血液透析の透析液で適切なのはどれか。

a: 重金属汚染の確認には水質検査を毎月行う。

b: 透析液エンドトキシンは毎日測定する。

c: 透析液の精製には逆浸透装置を用いる。

d: 透析監視装置にはエンドトキシンカットフィルタを設置する。

e: 鉄分を含む透析液を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第36問

治療法として適切な組合せはどれか。

a: 巨赤芽球性貧血・・・・・・・・・・・・・・・・ビタミンB12投与

b: 赤血球増加症・・・・・・・・・・・・・・・・・血小板輸血

c: 慢性白血病・・・・・・・・・・・・・・・・・・・白血球除去

d: 血管内血液凝固症候群(DIC)・・・ヘパリン投与

e: 重症再生不良性貧血・・・・・・・・・・・骨髄移植

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e