第36回国試午前33問の類似問題

国試第18回午前:第68問

マイクロ波手術装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 心電図モニタに対する電磁波障害はない。

b: 主に誘電加熱による作用を利用する。

c: 2450MHzの周波数を使用する。

d: 対極板が必要である。

e: 凝固より切開に利用されることが多い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午前:第56問

電気メスが高周波電流を用いている理由として正しいのはどれか。

1: エネルギーの伝送ロスが少ない。

2: 熱傷の危険が少ない。

3: 漏れ電流が少ない。

4: 電磁障害が少ない。

5: 心室細動電流閾値が高い。

国試第9回午後:第3問

図のように誘電体を挟んだ平行平板導体に電圧を加えた。正しいのはどれか。

9PM3-0

a: 平行導体板間の静電容量は100μFである。

b: 誘電体中に分極が生じる。

c: 誘電体を取り除くと静電容量は1/5になる。

d: 誘電体中の電界の強さは1000V/mである。

e: 誘電体を取り除いたときの電界の強さは500V/mである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第67問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗(無誘導)を用いる。

b: 出力電流波形は20ms以上長く尾を引くパルスがよい。

c: 有効に除細動が行われた場合はパドルを接触させた皮膚に熱傷ができる。

d: 心房細動の除去はR波同期で行う。

e: 出力端子と接地問の静電容量によって高周波分流が起こる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第33問

マイクロ波手術装置で誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 電子レンジと同じ周波数のマイクロ波が用いられる。

b: マイクロ波の発生にはマグネトロンが用いられる。

c: 手術電極に付着した組織を解離させるために直流電流を流す。

d: 大きな面積の対極板が必要である。

e: 鋭利な切開に適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午後:第34問

体外式ペースメーカの取扱いについて誤っているのはどれか。

1: 電極のdistal(遠位)端子を本体のマイナス端子に接続した。

2: ゴム手袋をしてカテーテル電極端子の接続操作を行った。

3: 出力電流を徐々に下げながらペーシング閾値を決めた。

4: 感度をセンシング閾値の1/3の電圧値に設定した。

5: 出力をペーシング閾値の1/3の電流値に設定した。

国試第1回午後:第17問

20Ωの抵抗に周波数50Hz、実効値100Vの正弦波交流電圧をかけたとき、正しいのはどれか。

a: 毎秒、約0.7kJの電気エネルギーが熱に変わる。

b: 電圧の最大値は約71Vである。

c: 電流の実効値は約7.1Aである。

d: 500Wの電力が消費される。

e: 電流の最大値は約7.1Aである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第89問

電気メスによるモニタ雑音対策として誤っているのはどれか。

1: モニタに高周波除去フィルタを使用する。

2: 電気メス出力を必要最小限にする。

3: フローティング型電気メスを使用する。

4: 対極版コードをモニタコードから離して使用する。

5: 絶縁型のトランスデューサを使用する。

国試第4回午後:第58問

除細動器について誤っているのはどれか。

1: 出力がフローティング型のものでは本体の接地はとらなくてよい。

2: 電極にはペーストを十分に塗る。

3: 体外通電では電極を約5kgの力で押し付ける。

4: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を用いる。

5: 心室細動の除細動には体外通電と体内通電との二つがある。

国試第13回午前:第68問

電気メスの熱傷事故の原因として考えられないのはどれか。

1: 対極板コードが断線している。

2: 対極板面積が小さい。

3: 対極板コードが短い。

4: 患者の背部に水分がたまっている。

5: 患者の手が周囲の金属部に接している。

国試第21回午前:第84問

機器の点検項目と必要な機材との組合せで誤っているのはどれか。

1: ペースメーカの出力パルス振幅 ―---- 周波数カウンタ

2: 除細動器の出力波形 ―------------ メモリ型オシロスコープ

3: 電気メスの出力電力 ―------------- 無誘導抵抗器

4: 輸液ポンプの精度 ―--------------- メスシリンダ

5: 人工心肺の絶縁抵抗 ―------------ メガー

ME2第37回午後:第15問

電気メスのモノポーラ出力測定に使用する負荷抵抗値はどれか。

1: 10Ω

2: 50Ω

3: 150Ω

4: 500Ω

5: 5000Ω

国試第13回午前:第77問

成人に影響を及ぼす電気エネルギーの値で誤っているのはどれか。

a: ミクロショックで心室細動を生じる商用交流 :10μA

b: マクロショックで心室細動を生じる商用交流 :200mA

c: 手で触れて感じる最小商用交流 :1mA

d: 電線を握った手を自分で離脱できる商用交流 :5mA

e: 電撃閾値が変化し始める周波数 :20kHz

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午前:第41問

生体用電極で正しいのはどれか。

1: 複数の電極を使用する場合には異種の金属電極を使用する。

2: 電極の面積が大きいほど電極インピーダンスは小さくなる。

3: 電極インピーダンスは周波数に比例して増加する。

4: 電極インピーダンスは電気化学反応とは無関係である。

5: 生体との接触面は金属でなければならない。

国試第9回午前:第68問

電気メス使用中に対極板装着部以外で熱傷がみられた。考えられる原因として誤っているのはどれか。

1: 対極板の固定が不十分であった。

2: 対極板コードが短めであった。

3: 対極板コードがコイル状になっていた。

4: 患者と手術台との間に血液がたまっていた。

5: 患者が周囲の金展と接触していた。

ME2第28回午後:第29問

図のように電気メス対極板には電極面が二つに分かれているタイプがある。その主な目的は何か。

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1: 対極板コードの断線を監視する。

2: 対極板の接触不良を監視する。

3: 片方が剥がれても、もう片方が予備になる。

4: 対極板の装着が容易になる。

5: 対極板装着部の温度上昇を監視する。

国試第13回午前:第69問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1: 鋭利な切開ができる。

2: エネルギーは水分に吸収される。

3: 対極板が必要である。

4: 心臓ぺースメーカの動作に干渉しない。

5: マイクロサージェリで有用性が高い。

ME2第35回午前:第48問

2相性除細動器について正しいのはどれか。

1: 出力の片側は接地されている。

2: 放電回路にインダクタが挿入されている。

3: 出力パルス幅は約50msである。

4: 出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗を用いる。

5: 心房細動には使用できない。

国試第31回午後:第32問

マイクロ波手術装置で正しいのはどれか。

a: ISM周波数を使用する。

b: 同軸ケープルを使用する。

c: 渦電流損で発熱する。

d: 対極板を使用する。

e: 組織を凝固する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第67問

除細動器について誤っているのはどれか。

a: 直接通電で心室細動除去に用いるエネルギーは10~60Jである。

b: 体外通電の場合、電極は5kgf程度の力で充分に皮膚に押し付ける。

c: 直流除細動器のパルス持続時間は約5μsである。

d: 整備点検時に出カ波形を試験する場合は500Ωの負荷抵抗を使用する。

e: 体外通電で除細動を行う場合、最大エネルギーは約400Jである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e