COPD患者の在宅NPPVについて正しいのはどれか。
a: 日中はNPPVで、夜間は酸素吸入療法を用いることが多い。
b: TPPVに比べて患者への侵襲は大きい。
c: 換気補助による呼吸筋の負担を軽減できる。
d: TPPVよりも使用頻度が高くなっている。
e: 排痰の多い症例でも安全に使用できる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
睡眠時無呼吸症候群の診断に用いられない項目はどれか。
1: 心電図
2: 脳 波
3: 鼻または口における気流
4: 動脈血酸素飽和度
5: 動脈血二酸化炭素分圧
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断に有効な検査法はどれか。
1: サーモグラフィ
2: スパイロメトリ
3: トノメトリ法
4: ハーモニックイメージング法
5: ポリソムノグラフィ
睡眠時無呼吸症候群の診断に用いられないのはどれか。
1: 脳 波
2: 筋電図
3: 心音図
5: 鼻または口における気流波形
自発呼吸を残しながら行う呼吸補助方式はどれか。
a: CPAP
b: SIMV
c: EIP
d: IRV
e: IPPV
CO2ナルコーシスの治療で正しいのはどれか。
a: ペーパーバッグを口に当てる。
b: 高濃度酸素から投与を開始する。
c: NPPVを用いる。
d: 人工呼吸管理を行う。
e: アシドーシスはできるだけ早く補正する。
在宅での非侵襲的陽圧換気(NPPV)について正しいのはどれか。
a: 気管切開孔に接続して用いる。
b: 喀痰量が多くても用いることができる。
c: 対象疾患として慢性閉塞性肺疾患(COPD)が最も多い。
d: 重度の睡眠時無呼吸症候群では用いられる。
e: 1 万例以上の症例において用いられている。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
人工呼吸器について誤っているのはどれか。
1: 呼気相の回路内圧は陽圧である。
2: NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)では気管挿管は不要である。
3: CPAPは自発呼吸のある患者では使用できない。
4: 気管挿管時は加温加湿が必要である。
5: コンプレッサ内蔵の機種でも酸素の供給が必要である。
機械的人工呼吸法について正しいのはどれか。
a: IPPV : しばしばエアロゾール療法と併用される。
b: CPAP : 自発呼吸の全サイクルに陽圧を負荷する。
c: CPPV : 機械的換気からの離脱過程で多用される。
d: IMV : 高度の酸素化障害の場合に応用される。
e: HFV : 通常の機械的換気より低圧で換気できる。
呼吸管理で一般的でないのはどれか。
1: 圧支持換気法(PSV)
2: 吸入療法(エアロゾール)療法
3: 胸部理学療法
4: 持続的気道陽圧(CPAP)
5: 鉄の肺
NPPVが適応となる呼吸不能はどれか。
a: COPDの急性増悪
b: 心原性肺水腫
c: 胸郭形成術
d: 一酸化炭素中毒
e: 気 胸
低圧酸素療法の合併症はどれか。(人工呼吸療法)
a: 酸素中毒
b: CO2ナルコ-シス
c: 気道乾燥
d: 副鼻腔炎
e: 空気塞栓症
持続性気道陽圧(CPAP)の説明で正しいのはどれか。
1: 吸気呼気比は一定になる。
2: 分時換気量は一定になる。
3: 筋弛緩薬投与が必要になる。
4: 気道内圧が一定になる。
5: 高二酸化炭素血症が適応である。
自発呼吸を維持する換気法はどれか。(人工呼吸療法)
a: 高頻度換気(HFV)
b: 間欠的強制換気(IMV)
c: 持続的気道陽圧(CPAP)
d: 圧支持換気(PSV)
e: 逆比換気(IRV)
呼吸不全の治療に有用な器具、装置はどれか。
a: 高気圧治療装置(高圧酸素室)
b: 熱交換器
c: 血漿成分分離器
d: 酸素マスク
e: ネブライザ
酸素療法で吸入酸素濃度が患者の呼吸様式に影響されないのはどれか。
1: 鼻カニューレ
2: 経鼻カテーテル
3: 気管切開マスク
4: ベンチュリマスク
5: 部分再呼吸式リザーバ付マスク
酸素療法の合併症で正しいのはどれか。
a: CO2ナルコーシス
b: 吸収性無気肺
c: 空気塞栓症
d: 皮下気腫
e: 酸素中毒
高気圧酸素治療の禁忌はどれか。
a: 肺気腫
b: 緊張性気胸
c: 気管支喘息発作
e: コンパートメント症候群
吸入気酸素濃度が患者の換気に影響されにくい酸素療法装置はどれか。
a: 鼻カニューレ
b: 酸素マスク(プラスチックマスク)
c: ベンチュリーマスク
d: 麻酔用マスクと麻酔回路
e: 経鼻カテーテル