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第33回国試午前64問の類似問題

国試第18回午後:第36問

死腔について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a:解剖学的死腔はガス交換に関わる。
b:器械的死腔は口腔内容量である。
c:肺胞死腔とは換気があって血液が途絶した肺胞である。
d:死腔換気率は1回換気量の約30%である。
e:換気量が一定で死腔が増大するとPaCO2が上昇する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第67問

高気圧酸素治療の安全対策について正しいのはどれか。

a:治療前に患者の衣類を確認する。
b:使い捨てカイロを装置内へ持ち込ませない。
c:治療開始前に耳抜きを指導する。
d:治療開始直前に装置内をアルコールで清拭する。
e:減圧を毎分1.0kgf/cm2の速度で行う。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第39問

人工呼吸管理において動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が上昇するのはどれか。

a:呼吸回路の機械的死腔量の増加
b:PEEPを4cmH2Oから7cmH2Oに上昇
c:吸気中酸素濃度の増加
d:吸気相:呼気相比(I:E比)を1:2から1:1に変更
e:分時換気量の減少
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第36問

誤っているのはどれか。

1:IPPVでは吸気時にだけ陽圧をかける。
2:PEEPでは呼気終末時に一定の圧をかける。
3:無気肺、肺水腫などの治療にはPEEPがよい。
4:IPPVにPEEPを加えると吸気、呼気を通じて気道は陽圧となる。
5:IPPVにPEEPを加えると機能的残気量が減少する。

国試第32回午後:第68問

成人患者でPSVモードにおいて、PS:10cmH20、PEEP : 5cmH20 に設定したとき、アラームの設定として適切なのはどれか。

a:分時換気量上限 4L/分
b:分時換気量下限 2L/分
c:気道内圧上限 40cmH20
d:呼吸数上限 15回/分
e:無呼吸時間 120秒
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第24問

人工呼吸について正しいのはどれか。

1:間欠的陽圧換気(IPPV)は、慢性閉塞性肺疾患の急性増悪には禁忌である。
2:呼気終末陽圧(PEEP)は、低酸素血症の是正を期待して行われる。
3:持続的陽圧換気(CPPV)は、主に心不全を合併している患者に行われる。
4:間欠的強制換気(IMV)は、無呼吸の患者に対して行われる。
5:高頻度換気(HFV)は、主に肺水腫の治療法として行われる。

国試第8回午前:第44問

人工呼吸について正しいのはどれか。

a:胸腔内圧は人工呼吸時よりも自発呼吸時で低い。
b:PEEP(呼気終末陽圧)によりFRC(機能的残気量)は増加する。
c:EIP(吸気終末休止)は一呼吸サイクルの約20%にセットする。
d:SIMV(同期式間欠的強制換気)の時には各強制換気の間隔は一定である。
e:呼吸回路の呼気側送気管末端を水中に置くとPEEPを付加できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第32問

人工呼吸療法について正しいのはどれか。

a:患者と人工呼吸器の換気が同期しない状態をファイティングという。
b:静脈潅流量が減少する。
c:血圧は上昇する。
d:人工呼吸の開始基準としての呼吸数は成人で60回/分以上である。
e:人工呼吸の初期設定は成人で換気回数20~30回/分である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第20問

PEEPについて誤っているのはどれか。

1:平均気道内圧が増加する。
2:機能的残気量が増加する。
3:酸素化能が改善する。
4:尿量が減少する。
5:脳圧が低下する。

国試第31回午後:第66問

人工呼吸器の換気設定でPaCO2に直接影響するのはどれか。

a:換気回数(RR)
b:1回換気量(VT)
c:吸気終末休止(EIP)
d:呼気終末陽圧(PEEP)
e:.吸入酸素濃度(FiO2)
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第34問

従圧式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a:気道抵抗が増加すると換気量が減少する。
b:調節呼吸、補助呼吸のいずれも可能である。
c:吸入療法によく用いられる。
d:気道に洩れがあるときに不利である。
e:長期人工呼吸に適している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第37問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a:従圧式では補助呼吸性能がよい。
b:従圧式ではPEEPができる。
c:従量式では回路に漏れがあっても換気量は保たれる。
d:従量式では気道内圧をモニタする必要はない。
e:従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第72問

高(気)圧酸素療法を受ける患者のための安全対策として適切でないのはどれか。

1:火災の予防
2:減圧症の防止
3:耳抜きの訓練
4:全身の洗浄
5:治療中の緊密な連絡

国試第20回午後:第36問

酸素濃縮器について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a:吸着型は90%の酸素濃度が得られる。
b:吸着型は水分を吸着しない。
c:吸着型の吸着筒の寿命は約1か月である。
d:模型は40%の酸素濃度が得られる。
e:膜型は加湿器を必要としない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第39問

大気圧下での空気呼吸による肺胞内ガス分圧はPO2=100mmHg、PCO2=40mmHg、PH2O=47mmHgである。2絶対気圧の高気圧酸素療法を行った場合、肺胞内酸素分圧を求める計算式で正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

1:760×2-40×2-47×2
2:760×2-40×2-47
3:760×2-40-47×2
4:760×2-40-47
5:760×2-40

国試第26回午後:第65問

内因性PEEPで正しいのはどれか。

a:閉塞性肺疾患で起こりやすい。
b:呼気時間が短縮すると生じやすい。
c:気道内圧計で容易に測定できる。
d:呼吸仕事量を軽減させる。
e:心拍出量を増加させる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第40問

吸気呼気比逆転換気(IRV)について正しいのはどれか。

a:生理的な人工換気である。
b:肺胞の虚脱を起こす。
c:オートピープ(auto-PEEP)がみられる。
d:急性呼吸促迫症候群(ARDS)に適応がある。
e:肺水腫に適応がある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第40問

内容積10Lの酸素ボンベの内圧が12MPaを示していた。このボンベを使って3L/分の酸素吸入をした場合、吸入可能時間はどれか。(人工呼吸療法)

1:約100分
2:約200分
3:約300分
4:約400分
5:約500分

国試第24回午前:第24問

高圧蒸気滅菌法に適しているのはどれか。(臨床医学総論)

1:軟性気管支鏡
2:血液透析回路
3:超音波プローブ
4:プラスチック製シリンジ
5:コッヘル

国試第34回午後:第66問

高気圧酸素治療の効果について誤っているのはどれか。

1:自然気胸を改善する。
2:気体による周囲組織の圧迫を解除する。
3:低酸素の末梢組織を酸素化する。
4:体内組織に溶解した窒素を速やかに体外へ排出する。
5:一酸化炭素ヘモグロビンを速やかに解離する。