心電図計測について正しいのはどれか。
1: 電極インピーダンスの主要成分はインダクタンスである。
2: 校正曲線の高さは標準で50mmである。
3: サーマルヘッド式はガルバノメータ式より周波数特性が優れている。
4: 除細動器の影響は時定数回路で除去できる。
5: 電気メスとの併用には有線式のモニタより無線式のモニタが有利である。
電気メスで正しいのはどれか。
1: 300~500kHz帯の電流を用いる。
2: 切開モードでは断続波を用いる。
3: 導電接触形対極板は静電接触形対極板より接触インピーダンスが大きい。
4: 高周波漏れ電流の許容値は500mA以内である。
5: 負荷抵抗10Ωでキャリブレーションする。
JIS T 0601-1 における漏れ電流測定で使用する電圧測定器に必要な性能は どれか。
a: 指示誤差が +-5%以内である。
b: 入力容量が 150 pF 以下である。
c: 入力抵抗が 1 MΩ 以上である。
d: 出力抵抗が 10 kΩ 以上である。
e: 測定できる周波数の上限は 10 MHz である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a: 胸腔内にジェネレータ(本体)を留置する。
b: NBG(ICHD)コードの第二文字はセンシング部位を表す。
c: パルス幅は0.5 ms 前後である。
d: 電極装着直後は刺激閾値の低下が続く。
e: 体外式ペースメーカの出力点検時には50Ωの負荷抵抗を接続する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
ディジタル脳波計について誤っているのはどれか。
1: リモンタージュ機能がある。
2: 判読用表示画面は10秒間分のデータを表示できる。
3: 商用交流雑音を取り除くために加算平均演算を行う。
4: 保存したデータの判読時に遮断周波数を変えて表示することができる。
5: システムリファレンスは雑音の少ない部位を用いる。
a: 植込み型にはヨウ素リチウム電池は使用されない。
b: 出力パルス幅は約100msである。
c: 電極装着後、刺激闘値は経時的に低下する。
d: NBG(ICHD)コードの第一文字は刺激部位を表す。
e: 体外式ペースメーカの出力点検時には500Qの負荷抵抗を接続する。
脳波計測について正しいのはどれか。
1: 脳波計の入力インピーダンスは約1kΩである。
2: シールドルームの目的は地磁気の遮断である。
3: 針電極は皿電極より電極インピーダンスが高い。
4: 電極のインピーダンスが高いと雑音を誘導しやすい。
5: 電極の頭皮上の配置を誤ると感電事故につながる。
除細動器を出力360Jに設定し、50Ω負荷で点検した。異常なのはどれか。
1: 除細動器エネルギーメータの値は340Jであった。
2: 充電時間が60sであった。
3: 出力波形のパルス幅は約5msであった。
4: 充電完了1分後に自動的に内部放電した。
5: 出力電圧ピーク値が約4kVであった。
ある心電計の総合周波数特性を図に示す。この心電計の時定数を測定したところ3.2秒であった。低域遮断周波数 fLは約何Hzか。
1: 5
2: 3.2
3: 0.5
4: 0.32
5: 0.05
図はある心電計の総合周波数特性である。この心電計の時定数を測定したところ3.2秒であった。低域遮断周波数fLは約何Hzか。
測定値のオーダーとして正しい組合せはどれか。
a: 心電図 ―― 0.5~4 mV
b: 筋電図 ―― 0.1~5V
c: 眼振図 ―― 1~5mV
d: 脳磁図 ―― 0.5T
e: 脳波 ―― 10~150μV
B形装着部を有する心電計の正常状態における接地洩れ電流を、高感度交流電圧計と人体の電気的等価インピーダンスを模擬した回路により測定した。 洩れ電流が許容範囲内であるときの電圧計の読みは何mV以下か。
1: 10mV
2: 50mV
3: 100mV
4: 500mV
5: 1000mV
1: 体外式ペースメーカのディマンド感度は変更できない。
2: ディマンド型ではパルスレートは固定されている。
3: プログラマブル・ペースメーカのパラメータは体外から変更できる。
4: 体内式ペースメーカの電源には水銀電池が使用される。
5: パルス振幅は約5V、パルス幅は約10msである。
計測器の特性について誤っている組合せはどれか。(生体計測装置学)
1: 周波数特性 フィルタ
2: 入力インピーダンス 最大出力電圧
3: 感度 入出力比
4: 分解能 量子化誤差
5: 確 度 誤差限界
2相性除細動器について正しいのはどれか。
1: 出力の片側は接地されている。
2: 放電回路にインダクタが挿入されている。
3: 出力パルス幅は約50msである。
4: 出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗を用いる。
5: 心房細動には使用できない。
心電計の同相除去比(CMRR)が60dBのとき交流誘導雑音により20mVの電圧が患者に発生した。この電圧による記録器の振れはいくらか。ただし、心電計の感度を10mm/mVとする。
1: 200mm
2: 20mm
3: 2mm
4: 0.2mm
5: 0.02mm
脳波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1: 臨床上利用される周波数は0.5~100Hzである。
2: 標準感度は50μV/5mmである。
3: 時定数は0.3sである。
4: 周波数が8~14Hzの脳波をα波と呼ぶ。
5: β波はリラックスしているときの脳波である。
3: パルス振幅は約5V、パルス幅は約10ms(ミリ秒)である。
4: プログラマブル・ペースメーカのパラメータは体外から変更できる。
5: 植込み式ペースメーカの電源には水銀電池が多く使用される。
誘発電位計について正しいのはどれか。
a: CMRR(同相除去比)は約40dBである。
b: 周波数帯域は0.1Hz~3kHzである。
c: 潜時とは刺激から誘発電位の発生までの時間である。
d: 加算平均法は刺激と同期しない生体信号を減少させる。
e: デルタ波は聴覚刺激によって誘発される。
心電図テレメータについて誤っているのはどれか。
1: 搬送周波数は400MHz帯を使用している。
2: 使用できるバンドの合計帯域幅は6MHzである。
3: チャネル帯域幅は12.5kHzである。
4: 電極リードをアンテナとして使用している。
5: 同じチャネルの他社製品の送信電波を正常に受信できる。
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