100Ωの抵抗について正しいのはどれか。
1: 100Vの電池に接続すると100Wの電力を消費する。
2: 実効値100Vの正弦波交流電圧をかけると実効値が約1.4Aの電流が流れる。
3: 実効値が1Aの正弦波交流電流を流すと抵抗両端の電圧の実効値は約140Vになる。
4: 100Hz、100Vの正弦波交流電圧をかけたときに流れる電流は50Hz、100Vのときの2倍になる。
5: 実効値が1Aの50Hzの正弦波交流電流を流したときの電力消費は50Wである。
各種エネルギーの生体に対する安全限界としての誤っているのはどれか。
a: 温度による熱傷 ------------------- 55°C
b: 超音波による熱作用 --------------- 10W/cm2
c: 高周波電磁波による障害(睾丸)------- 0.01W/cm2
d: 低周波電流によるミクロショック ------- 0.1mA
e: 低周波電流による離脱限界 --------- 10mA
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
ある治療機器の装着部に図のような図記号が表示してあった。正しいのはどれか。
1: 電源トランスの二次側に3000V以上の電圧が発生している。
2: 1000Vの静電気放電に耐性がある。
3: ピーク電圧で1500V以上の出力電圧が出る。
4: 雷撃に対して防護されている。
5: 目に障害を発生させるレベルのレーザ光を出力する。
成人に影響を及ぼす電気エネルギーの値で誤っているのはどれか。
a: ミクロショックで心室細動を生じる商用交流 :10μA
b: マクロショックで心室細動を生じる商用交流 :200mA
c: 手で触れて感じる最小商用交流 :1mA
d: 電線を握った手を自分で離脱できる商用交流 :5mA
e: 電撃閾値が変化し始める周波数 :20kHz
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電撃閾値の周波数特性について正しいのはどれか。
1: 直流で閾値は最小である。
2: 商用交流付近で閾値は最大である。
3: 1kHz以上で閾値は周波数に比例して高くなる。
4: 体表から100Hz、10mAの電流で心室細動を誘発する。
5: 10kHzで感知できる電流の最小値は200mA程度である。