第36回ME2午前35問の類似問題

国試第2回午後:第20問

差動増幅器について誤っているのはどれか。

1: 周囲の温度変化に対して比較的安定している。

2: 2個以上のトランジスタやFETを用いて構成されている。

3: 電源電圧の変動に対しては比較的強い。

4: 二つの入力端子があり、一つの端子にのみ信号を加えてもよい。

5: CMRR(同相弁別比)は小さい方がよい。

国試第32回午後:第61問

実効値10Vの信号に実効値1Vの雑音が重畳しているとき、SN比[dB]はどれか。

1: -20

2: -10

3: 0

4: 10

5: 20

国試第10回午後:第16問

正しいのはどれか。

a: 演算増幅器を用いて積分回路を作ることができる。

b: 演算増幅器では反転入力端子と非反転入力端子との電位差はほぼ0である。

c: 同相除去比(CMRR)を小さくするために演算増幅器による差動増幅回路を用いる。

d: 入力インピーダンスを小さくするために演算増幅器による非反転増幅回路を用いる。

e: 出力インピーダンスを大きくするために演算増幅器を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第19問

電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。

1: ダイオードを用いると電気信号を増幅することができる。

2: 増幅器において信号電圧が増幅されているとき、出力信号電流は必ず入力信号電流より小さい。

3: 信号電圧も信号電流も出力が入力より大きくなるような増幅器をつくることができる。

4: 雑音を含む信号でも増幅すると、一般に、信号対雑音比が向上する。

5: 一般に、電圧増幅器は出力インピーダンスが大きい方が使いやすい。

国試第5回午前:第79問

脳波測定用増幅器について正しいのはどれか。

a: 周波数帯域は0.05~100Hzが必要である。

b: 増幅器には40dB程度の増幅度があれば十分である。

c: 同相弁別比の高い差動増幅器が必要である。

d: 9~15チャンネルのものが一般に用いられる。

e: 入力インピーダンスはできるだけ小さい方がよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第21問

電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。

1: 増幅度(利得)が大きいほど信号対雑音比(S/N)が大きい。

2: 電圧増幅するためには増幅器の入力インピーダンスは大きい方がよい。

3: 最もよく用いられる半導体の増幅素子はダイオードである。

4: 半導体工学の進歩によりどのように小さな信号を増幅する場合でも雑音を問題にする必要がなくなった。

5: 生体信号を計測するときには増幅器の入力インピーダンスより出力インピーダンスに注意する必要がある。

ME2第29回午後:第42問

脳波計の性能点検をした。基準を満たしていないのはどれか。

1: 入力換算雑音は10μVppであった。

2: 入力インピーダンスは10MΩであった。

3: 同相弁別比は100dBであった。

4: 低域遮断周波数は0.5Hzであった。

5: 最大感度は5mm/10μVであった。

国試第13回午後:第26問

100回の加算平均を行うと、不規則雑音に埋もれた周期的な信号の信号対雑音比(S/N)はもとの何倍になるか。

1: 0.01

2: 0.1

3: 10

4: 50

5: 100

国試第4回午後:第22問

医用差動増幅器の性能を評価するための事項として適切でないのはどれか。

1: CMRR(同相除去比)

2: 周波数特性

3: 入力インピーダンス

4: 入力換算雑音

5: サンプリング周波数