冠動脈のインターベンション治療(PCI)について正しいのはどれか。
1: 治療中に造影剤を使用する。
2: カテーテルは超音波診断装置で誘導する。
3: 内頸静脈を穿刺する。
4: バルーンの拡張圧は2 気圧前後である。
5: ロータブレータ使用中の冠血流は増加する。
マイクロ波メスについて正しいのはどれか。
1: 微細な手術に適する。
2: 主に使用される電磁波は2,450MHzである。
3: 対極板を必要とする。
4: 出血性実質臓器の鋭利な切開に適する。
5: 心電図モニタや心臓ペースメーカに電磁的影響を与えない。
超音波吸引手術器について正しいのはどれか。
a: 5MHzの超音波振動を利用する。
b: 骨切削に多用する。
c: 先端は100~300μmの振幅で振動する。
d: 使用時には滅菌した生理食塩液が必要である。
e: 切開時の出血を熱凝固によって止血する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
超音波破砕吸引器について正しいのはどれか。
a: 利用される超音波の周波数は25kHz程度である。
b: プローブ先端の振動振幅は100~300μm程度である。
c: 太い血管だけが選択的に凝固される。
d: 肺切除の手術に利用される。
e: プローブ先端の振動によって除去したい組織を乳化する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
冠状動脈のカテーテルインターベンション治療(PCI) について正しいのはどれか。
a: 開胸して実施する。
b: X 線透視下に実施する。
c: 狭窄部拡張中は冠血流が減少する。
d: バルーン拡張圧は50 気圧前後である。
e: ステント留置後の再狭窄はない。
肺動脈カテーテル(スワン・ガンツカテーテル)を用いる計測について正しいのはどれか。
a: 熱希釈法は色素希釈法より精度が高い。
b: 熱希釈法ではカテーテル先端から冷却溶液を噴出させる。
c: 左心室圧を測定できる。
d: 中心静脈圧を測定できる。
e: 肺動脈楔入圧計測時は先端バルーンを膨らませる。
超音波吸引手術器で正しいのはどれか。
1: 100 MHz の振動を利用する。
2: 先端は1~2mmの振幅で振動する。
3: 冷却には蒸留水を用いる。
4: 金属メスより鋭利に切開する。
5: 骨切離に適する。
繁急透析のブラッドアクセスとして正しいのはどれか。
a: 大腿動脈の直接穿刺
b: 鎖骨下静脈へのカテーテル留置
c: 上腕動脈の表在化
d: 前腕の動静脈間グラフト移植
e: 大腿静脈へのカテーテル留置
電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)
1: 切開作用には断続波を用いる。
2: 対極板はアクティブ電極である。
3: フローティング形でも分流熱傷は発生する。
4: 神経・筋刺激低減のために出力回路にコイルを挿入している。
5: キャリブレーションには5Ωの負荷抵抗を用いる。
適切でない組合せはどれか。
a: 心臓ペースメーカ・・・・・・心室、心房の電気刺激
b: 除細動器・・・・・・・・・・・・・大動脈バルーンパンピング法(IABP)
c: 冷凍手術・・・・・・・・・・・・・ハイパーサーミア
d: 低周波治療器・・・・・・・・・鎮痛作用
e: マイクロ波治療器・・・・・・含水組織の加温、凝固
心・血管のインターベンション(PCI)治療について誤っているのはどれか。
a: PCI治療前には冠動脈CT検査が有用である。
b: 冠動脈再狭窄率は金属ステントよりも薬剤溶出ステントの方が高い。
c: PCI治療中には経胸壁心臓超音波診断装置が必要である。
d: ロータブレータでは一時的な冠動脈血液の減少が起こる。
e: 高リスク例ではIABPが必要である。
心房細動の治療で正しいのはどれか。
a: 非同期電気的除細動
b: 冠動脈バイパス術
c: ステント治療
d: カテーテル焼灼術
e: メイズ(Maze)手術
ジュール熱を治療に用いないのはどれか。
1: 低周波治療器
2: 電気メス
3: ラジオ波焼灼システム
4: RFハイパーサーミア
5: 高周波カテーテルアブレーション
a: 振動子は5MHzで振動する。
b: 対極板が必要である。
c: 電気メスより止血機能に優れる。
d: 生理食塩液で洗浄しながら使用する。
e: 白内障手術に用いる。
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