第34回ME2午後18問の類似問題

国試第17回午前:第67問

除細動器について正しいのはどれか。

1: 心室拍動の治療はR波同期で除細動を行う。

2: 一般的に交流通電を用いている。

3: 直接心臓に通電する場合は体外通電時の半分程度に出力を下げる。

4: 2つの出力端子はいずれも接地から浮いている。

5: 植込み型除細動器(ICD)では100~300Jのエネルギーで通電する。

国試第4回午後:第59問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 最大出力エネルギーは約40J(ジュール)である。

b: コンデンサに蓄えたエネルギーを短時間に放出する。

c: 通電時間は数ミリ秒(ms)である。

d: 体外通電では術者はゴム手袋をはめてはならない。

e: 体外通電では電極部に熱傷は起きない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第68問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 10cm2の対極板を使用すれば500Wの出力まで許容できる。

b: 一人の患者に同時に2台使用することもできる。

c: 高周波電流の周波数は0.3~5.0MHzである。

d: バースト波とは連続した正弦波である。

e: バイポーラ方式はモノポーラ方式より切開に適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第2問

除細動器について正しいのはどれか。

1: コンデンサに貯めた電荷を放電する。

2: 心房細動除去にはR波同期装置を用いない。

3: 充電電圧の最高値は700V程度である。

4: 成人の場合、体表通電には15~36Jのエネルギーが必要である。

5: 成人用体表通電電極の面積は180cm2以上である。

ME2第36回午後:第18問

植込み型除細動器について誤っているのはどれか。

1: 通電波形は二相性である。

2: 通電エネルギーは10~40J程度である。

3: 二次電池を使用する。

4: 心室頻拍をページングにより停止する。

5: 徐脈に対してペーシングを行う。

国試第19回午前:第66問

体外式除細動器について誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 心室細動除去には150~360Jのエネルギーを与える。

b: 成人用には面積約15cm2の電極を用いる。

c: 出力パルス幅は20~50msである。

d: 出方電圧は最大数kVである。

e: 通電テストには50Ωの負荷抵抗を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第66問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 蓄積エネルギーと出力エネルギーとは同じ値である。

b: 心室細動にはR波同期で除細動を行う。

c: BF形機器またはCF形機器に分類される。

d: 整備点検には50Ωの負荷抵抗を用いる。

e: 成人用体外電極の面積は50cm2である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第67問

除細動器について誤っているのはどれか。

a: 直接通電で心室細動除去に用いるエネルギーは10~60Jである。

b: 体外通電の場合、電極は5kgf程度の力で充分に皮膚に押し付ける。

c: 直流除細動器のパルス持続時間は約5μsである。

d: 整備点検時に出カ波形を試験する場合は500Ωの負荷抵抗を使用する。

e: 体外通電で除細動を行う場合、最大エネルギーは約400Jである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第33問

電気メスについて正しいのはどれか。 

a: 利用しているのはグロー放電である。 

b: 凝固の出力波形は連続正弦波である。 

c: 切開時の搬送波は10kHzである。 

d: 高周波非接地形は対極板回路を接地より絶縁している。 

e: モノポーラ出力使用時には対極板が必要である。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第35問

除細動器について正しいのはどれか。

a: AEDは院外環境で許可を受けた者が使用する。

b: AEDの放電パルスは単相性波形が用いられる。

c: 心室細動に対する除細動ではR波の同期が必要である。

d: 開胸下での通電出力は体外通電時の1 /10程度に設定する。

e: ICD植込み時には心室細動を発生させて除細動できることを確認する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第58問

除細動器の同期出力装置について正しいのはどれか。

a: 心房細動の除去に必要である。

b: 心電図のR波にタイミングを合わせて除細動するために必要である。

c: 心室細動の除去に必要である。

d: AC(交流)方式の除細動器には必要ではない。

e: DC(直流)方式の除細動器には必要ではない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 300kHz~5MHzの高周波を使用する。

b: モノポーラ出力では対極板が必要である。

c: 小児の場合は対極板を半分に切って使用する。

d: バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。

e: 対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午前:第66問

体外式除細動器について誤っているのはどれか。

1: 電極回路の一方が接地されている。

2: 成人用電極の最小面積は50cm2に規定されている。

3: 心室細動の除去には150~400Jのエネルギーを使用する。

4: 心房細動の除去にはR波に同期して通電する。

5: 心房細動の除去には50~150Jのエネルギーを使用する。

国試第15回午前:第87問

除細動器の定期点検項目として適切でないのはどれか。

1: 出力波形のピーク電圧

2: 出力エネルギー

3: 同期感度

4: ディマンド感度

5: 内部放電時間

国試第9回午前:第67問

除細動について正しいのはどれか。

a: 除細動率は交流方式が直流方式より優れている。

b: 通電時の心筋障害の程度は交流方式が直流方式より少ない。

c: 除細動器は心房細動にも用いられる。

d: 心室細動には同期出力装置を必要としない。

e: 体内直接通電では5000Vを5ms、心臓に直接加える。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第66問

除細動器の同期出力装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 心房細動の除去に必要である。

b: 心電図のR波にタイミングを合わせて除細動するために必要である。

c: 心室細動の除去に必要である。

d: AED(automatexternal defibrillator)には必要である。

e: 直流除細動器には必要でない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第42問

病院内の除細動器の点検を行った。業者に精密な点検を依頼すべき項目はどれか。

1: 50Ω負荷に放電した波形をオシロスコープで観測したらピーク値が最大で5.5kVであった。

2: 最大エネルギーに充電し、1分ほど放置したら自動的に内部放電した。

3: エネルギーを充電していないときに、通電電極部からの商用交流の漏れ電流が7μAであった。

4: 通電電極クリームが残り5回分しかなかった。

5: 台車のキャスタのベアリングがすり減って、移動するとき音がした。

国試第20回午前:第66問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

1: 切開作用には断続波を用いる。

2: 対極板はアクティブ電極である。

3: フローティング形でも分流熱傷は発生する。

4: 神経・筋刺激低減のために出力回路にコイルを挿入している。

5: キャリブレーションには5Ωの負荷抵抗を用いる。

ME2第28回午後:第21問

体外式除細動器による心室細動除去の手順として誤っているのはどれか。

1: 胸部の汗を拭き取る。

2: 通電電極に十分ペーストを塗る。

3: R波同期スイッチをオンにする。

4: 通電電極を患者の胸に密着させる。

5: 心電図モニタ波形の確認をする。

国試第24回午前:第34問

電気メスで正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 数10~数100MHzの高周波電流が用いられる。

b: 標準的な負荷抵抗は5~50kΩである。

c: 切開にはバースト波が用いられる。

d: 対極板は高周波インピーダンスの低いものが望ましい。

e: 高周波漏れ電流は150 mA 以内である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e